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Automation Cloud 管理ガイド
最終更新日 2024年4月26日

ログをエクスポートする

この機能は、Enterprise ライセンス プランでのみ利用できます。

ロボット ログのエクスポートを設定する

Orchestrator サービスで生成されたロボット ログを Azure、AWS S3、Google Cloud Storage にエクスポートするには、下記の各プロバイダー固有の手順をご覧ください。ログは、uipathrobotlogs コンテナー内の .csv ファイルに保存されます。エクスポートはテナントごとに行われるため、以下の作業をスムーズに行えます。
  • コンプライアンスや監査のために保持する必要のあるログの保存
  • お使いのレポート ツールや BI ツールでの、ログ出力の分析・視覚化

    注: 初めてこの機能を有効化した際には、Orchestrator からのすべての履歴ログ データが、最大 30 日分エクスポートされます。
  1. Automation Cloud™ のアカウントにログインします。
  2. [管理] に移動し、左側のパネルでテナントを選択します。
  3. [サービス] をクリックします。
  4. Orchestrator カードにある をクリックし docs image 、[ ログのエクスポートの設定] を選択します。

    [設定] パネルがウィンドウの右側に表示されます。

  5. [ロボット ログをカスタム ストレージに送信] のトグルを有効化します。
  6. [ストレージの種類] ドロップダウンから、ログのエクスポート先のストレージ プロバイダーを選択します。次のオプションが利用できます。
    • Azure
    • AWS S3
    • Google Cloud Storage
    注:

    ログのエクスポート機能は AWS KMS をサポートしていません。

  7. プロバイダー固有の手順の実行後、.csv が生成されます。
  8. ログは 1 時間ごとに配信されます。この時間間隔は変更できません。

Azure

  1. [ストレージの種類] ドロップダウンから [Azure Storage アカウント] を選択します。


  2. [Azure BLOB 接続文字列] フィールドに Azure Portal から取得した BLOB 接続文字列を入力します。


  3. [コンテナー名] フィールドに、Azure で csv の保存に使用するコンテナーの名前を入力します。既定ではこの値は uipathrobotlogs です。カスタム コンテナー名を入力します。その名前がまだ存在しない場合は、コンテナーにより自動的に作成されます。
  4. [保存] をクリックします。ロボット ログのエクスポートが正常に設定されたことを知らせる通知が表示されます。
  5. Azure Portal の Blob ストレージ アカウントで以下の手順を実行します。
    • 左側のパネルの [設定] > [ネットワーク] をクリックします。
    • [許可するアクセス元] > [すべてのネットワーク] を選択します。
    • [保存] をクリックして変更を保存します。



  6. 1 時間以内に .csv ログ ファイルが BLOB ストレージに生成されます。.csv は、uipathrobotlogs コンテナー内のフォルダー階層 [tenant_key]/[year]/[month]/[day]/[hour]/output に生成されます。1 つのコンテナーに 1 つのテナントをマッピングすることをお勧めします。1 つのコンテナーに複数のテナントを接続すると、テナント キーでしかテナントを区別できないからです。


AWS S3

  1. [ストレージの種類] ドロップダウンから [AWS S3] を選択します。


  2. [バケット名] フィールドに、AWS で設定したバケットの名前を入力します。
    注: 同じバケット名を複数の組織で共有することはできません。
  3. [リージョン名] フィールドに、ログをエクスポートするリージョンの名前を入力します。例: us-west-1
  4. プロンプトで表示される IAM ユーザーに、バケットに対するアクセス権 s3:PutObject および s3:DeleteObject を必ず付与してください。

Google Cloud Storage

  1. [ストレージの種類] ドロップダウンから [Google Cloud Storage] を選択します。


  2. [バケット名] フィールドに、Google Cloud Platform で設定したバケットの名前を入力します。
    注: 同じバケット名を複数の組織で共有することはできません。
  3. 下の図のプロンプトの指示に従い、UiPath® サービス アカウントに適切なアクセス権を付与します。
    1. Google Cloud Platform で [ストレージ] > [ブラウザ] に移動します。
    2. 権限を編集するバケットを検索します。
    3. 縦三点リーダー docs image ボタン をクリックして、[ バケットの権限を編集] を選択します。
    4. [メンバーを追加] をクリックして、バケットへのアクセスに使用するサービス アカウントを入力します。
    5. ロールを選択するドロップダウンから [ストレージ オブジェクト管理者] を選択します。詳しくは、Google Cloud Platform のドキュメントの「Identity and Access Management」をご覧ください。


ログ エクスポート設定を削除する

  1. ログ エクスポート設定を削除するテナントを展開します。
  2. そのテナント内の Orchestrator サービスの [ログのエクスポートの設定] をクリックします。[設定] パネルが右側に表示されます。
  3. [ロボット ログをカスタム ストレージに送信] のトグルを無効化します。
  4. [設定を削除] ウィンドウの [削除] をクリックして確定します。設定が削除されます。
  • ロボット ログのエクスポートを設定する
  • Azure
  • AWS S3
  • Google Cloud Storage
  • ログ エクスポート設定を削除する

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