一般提供 (GA)

2020 年 6 月 8 日

AI Center の一般提供 (GA) 開始

RPA とデータ サイエンス チームの間にある壁を取り払い、マシン ラーニング モデルやその他の AI スキルの構築、デプロイ、管理を可能にする AI Center は、今後も活躍します。 オートメーション ジャーニーにおいてゲーム チェンジャーとなるこの機能の 一般提供 を開始しました。この機能は UiPath® Document Understanding^TM の一部として提供されます。

この新しいアプリには、Cloud Portal 内の左側のナビゲーション バーにある [AI Center] のリンクからアクセスできます。

UiPath Automation Cloud の Enterprise 無料トライアルに登録すると、AI Center をすぐに利用できるようになります。既に組織をお持ちの場合は、Enterprise トライアル ライセンスをリクエストしてください。その後、AI Center の無料トライアル ライセンスをサービスに割り当てて、AI Center を有効化します。既存の AI Center のライセンスは移行済みでいつでも使用できる状態ですので、特に作業の必要はありません。

AI Center には、まったく新しいアプリ エクスペリエンスに加えて新しい機能もいくつか追加し、以下の優れたエクスペリエンスを実現しました。

• プロジェクト、データセット、パイプラインなどの新しいコンセプトを追加しました。
• 時間の経過とともに AI が賢くなるよう、モデルをトレーニングできるようにしました。また、直感的なインターフェイスですべてのモデルを管理できます。既存のパッケージとスキルは、今回新しく作成したプロジェクトにグループ化されており、いつでも使用可能です。
• UiPath 独自の Document Understanding 用のモデルとともに、一般的なタスク (テキストの分類、オブジェクトの検出、表形式データの分類) のためのさまざまなモデルを、オープンソースのコミュニティからデプロイできるようにしました。使用したいモデルが見つからない場合は、自分で専用のモデルを構築することもできます。
• バージョン管理、ログの記録、モデルのトレーニング・評価に使用されたデータのスナップショットの取得など、幅広いモデル管理機能を追加しました。これにより、モデルがどのように予測を行うか、どのように使用されるか、いつ更新されるか、について包括的な監査証跡を取得できます。

• [ファイルをアップロード] アクティビティを追加し、モデルに関連付けられた AI Center プロジェクトに人間が検証したデータを追加できるようにしました。これにより、単純で反復可能なフィードバック ループが作成されます。

  注: AI Center は Cloud Portal から直接アクセスできるため、[ML スキル] 以外の AI Center のページをすべて Orchestrator から削除し、[ML スキル] のページを読み取り専用にしました。
  重要: AI Center は Internet Explorer 11 をサポートしていません。

  新しい『AI Center ガイド』はこちらからご覧いただけます。