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Orchestrator ユーザー ガイド
プロセスについて
プロセスは特定のフォルダーにリンクされたパッケージ バージョンを表します。新しいプロセスをデプロイすると、そのフォルダーにアクセスできるすべてのアカウントがそのプロセスを利用できるようになります。
[ プロセス] ページでは、アップロードしたパッケージを新しいプロセスとしてデプロイしたり、以前に作成したプロセスを管理したり、最新のパッケージ バージョンですべてのプロセスを最新の状態に維持したり、目的のプロセスを使用してジョブを直接開始したりできます。これにより、組織内のすべてのアカウントにパッケージを配布し、[ プロセス] ページまたは [ジョブ] ページからプロセスをより迅速に実行できます。
[プロセス] ページおよび [ジョブ] ページからプロセスを実行するだけでなく、ロボット エージェントの起動時に自動的に開始するようにプロセスを設定することもできます。これにより、管理者は、たとえば会社の IT ポリシーを確実に順守するために、必要なプロセスがマシン ユーザーの遅延や失敗なしに起動されることを確認できます。
以下の表に、[プロセス] ページのフィールドの説明を示します。
| フィールド | 説明 |
|---|---|
| 名前 | プロセスの表示名です。 バージョンの横にプロセスの種類を示すアイコンが表示されます。このアイコンは、その特定のプロセス バージョンの種類を表したものです。
|
| パッケージ名 | デプロイされたパッケージの名前です。 既定では表示されません。この列を表示するには、[列] メニューから選択します。 プロセス リストはパッケージ名で並べ替えることができます。 |
| バージョン | 対象のプロセスで現在使用されているパッケージ バージョンの番号です。
|
| ジョブの優先度 | ジョブの優先度です。 プロセス リストはジョブの優先度による並べ替えやフィルター処理ができます。 |
| スコープ | Studio での設計時に設定されるプロジェクトの範囲です。以下のオプションを利用できます。
|
| 実行の種類 | プロセスの実行の種類です。Studio のプロジェクト設定の「有人オートメーション」の設定とリンクされます。
v2021.10.3 より前の Studio でパブリッシュされたパッケージの場合は、[未指定] の値が表示されます。 |
| 適合性 (正常に動作する割合) | オートメーション プロジェクトの基になるターゲット フレームワークに対応するオペレーティング システムです。 |
| エントリ ポイント | プロセスの実行を開始するために使用されるワークフロー ファイルです。既定では、Main.xml ファイルがエントリ ポイントとして設定されています。プロジェクトに複数のエントリ ポイントが含まれている場合、プロセス作成時に選択したエントリ ポイントが表示されます。 |
| 説明 | プロセスに関する独自の説明です。特に Orchestrator で複数のユーザーやプロセスに対応する場合は、このフィールドへの入力が推奨されます。 |
| ラベル | プロセスに関連付けられたすべてのラベルのリストです。 |
| プロパティ | プロセスに関連付けられたキーと値のすべてのペアのリストです。 |
| 保持期間後のアクション | 保持期間の終了時に行われる、保持ポリシーの結果のアクションです。 |
| 保持期間 (日) | 保持ポリシーの期間です。 |
図 1. 自動化
![[オートメーション] ページのスクリーンショット](https://dev-assets.cms.uipath.com/assets/images/orchestrator/orchestrator-screenshot-of-the-automations-page-236178-3f655d8b.webp)
ランタイム引数
エントリ ポイント
オートメーション プロジェクトが複数のワークフローで構成されることがあります。このようなプロジェクトでは、プロジェクトのメイン ワークフローを Main.xaml ファイルに保持することが推奨されます。プロジェクトに追加される他のすべてのオートメーションの .xaml ファイルは、[ワークフロー ファイルを呼び出し] アクティビティを通じて Main.xaml にリンクする必要があります。一般的なシナリオでは、ジョブの実行時には Main.xaml ファイルのみが実行され、これがすべてのオートメーション プロジェクトの既定のエントリ ポイントになるためです。Studio でのプロジェクトの構成とデザインの原則について詳しくは、こちらをご覧ください。
オートメーション プロジェクトのエントリ ポイントは変更可能です。つまり、メイン .xaml ファイルを変更して、実行「ゲート」を変更できます。同様に、RPA プロセスに複数のエントリ ポイントを追加して、オートメーション プロジェクトの特定のブランチのみを実行できるようにすることができます。
メイン .xaml ファイルを変更したり、Studio の RPA プロセスに複数のエントリ ポイントを追加するには、別の .xaml ファイルを右クリックし、メイン ファイルとして設定するか、エントリ ポイントとして追加します。
たとえば、請求書を確認するワークフローを作成するとします。請求書は、クラウド ストレージからダウンロードするか、デバイス上にあるものを取得します。
プロジェクト内で、以下の 2 つのワークフローを設計し、どちらもエントリ ポイントとして設定します。
DownloadInvoiceFromStorage.xaml- 外部ストレージから請求書をダウンロードするワークフローGetInvoiceFromLocal.xaml— デバイスから請求書を取得するワークフロー
Orchestrator での実行時に、エントリ ポイントとして実際のシナリオに合ったワークフローを選択します。請求書が既にローカル デバイス上にある場合は、GetInvoiceFromLocal.xaml をエントリ ポイントとして設定します。これにより、実行がそのステップから開始され、その後に請求書を確認するワークフロー (Main.xaml ファイル) が行われます。
- 2020 年 7 月より前にパブリッシュされたパッケージの場合、Orchestrator はメイン エントリ ポイントを特定できないため、既定ではエントリ ポイントは選択されていません。ドロップダウンから手動でエントリ ポイントを選択する必要があります。
- プロセスで複数のエントリ ポイントがサポートされない場合、Orchestrator では [エントリ ポイント] ドロップダウンに [既定] と表示され、フィールドは無効化されています。
入力、出力、入力/出力引数
入力および出力の引数を受け入れるように Studio でプロジェクトを設計することにより、これらの引数をサードパーティ アプリや Orchestrator で使用できるようになります。つまり、作成するすべてのプロセスは、Orchestrator API またはインターフェイスを介して入力引数を受け取ることができます。
Orchestrator では、引数および関連情報は複数の場所に表示されます。プロセス レベル、ジョブ レベル、トリガー レベルで専用の引数セクションに表示されます ([ランタイム引数] または [引数] タブ)。
任意の入力引数の値を指定できます。Orchestrator の入力および出力引数の詳細については、このページをご覧ください。
図 2. プロセスの追加

図 3. ジョブの開始

Studio で入力引数に設定されている既定値は、レベルを問わず、Orchestrator では表示されません。
バックグラウンド プロセスとフォアグラウンド プロセス
このセクションでは、既存のプロセスの種類について、ユーザー インターフェイスの要件に従って説明します。プロセスの種類は Studio の [ プロジェクト設定] ウィンドウで 設定し、プロジェクトのパブリッシュ後に Orchestrator に適宜表示されます。
図 4. バックグラウンドでのプロセスの開始
![[バックグラウンドで開始] トグルを強調表示したスクリーンショット](https://dev-assets.cms.uipath.com/assets/images/orchestrator/orchestrator-screenshot-of-the-starts-in-background-toggle-highlighted-217883-b54d96b9.webp)
プロセスにはユーザー インターフェイスの要件に応じて 2 つの種類があります。
-
バックグラウンド プロセス - 実行時にユーザー インターフェイスもユーザーの介入も必要としないプロセスです。そのため、こうしたジョブは、無人モードで同じユーザーに対して複数を同時に実行できます。各実行には、Unattended/NonProduction のライセンスが必要です。Unattended ロボットはセッション 0 の
NT AUTHORITY\LOCAL SERVICEでバックグラウンド プロセスを処理します。このセッションでは UI が表示されないため、ユーザー セッションとは対話できません。 -
フォアグラウンド プロセス - 実行に UI の生成が必要であるか、プロセスに クリックなどの対話型アクティビティが含まれているため、ユーザー インターフェイスが必要です。こうしたプロセスは、1 人のユーザーに対して一度に 1 つしか実行できません。
注:複数のバックグラウンド プロセスと、1 つのフォアグラウンド プロセスを、同じユーザーが同時に実行することができます。
以下の表では、ロボットの資格情報の有無に応じた、フォアグラウンド/バックグラウンド プロセスの実行に必要な UiPath® Robot のバージョンを示します。
| プロセスの種類 | ロボットの資格情報 | Robot のバージョン |
|---|---|---|
| バックグラウンド | 資格情報あり | すべて |
| フォアグラウンド | 資格情報あり | すべて |
| バックグラウンド | 資格情報なし | 2021.10+ |
| フォアグラウンド | 資格情報なし | 無効な設定です。ジョブを実行できません。 |
プロセスの対応 OS
Studio でオートメーション プロジェクトを作成するときに、開発者はオートメーション プロジェクトの基になるターゲット フレームワークと、対応するオペレーティング システムに影響を与える、相互運用性の属性を設定する必要があります。
図 5. プロセスの対応 OS
![[プロセスの対応 OS] ドロップダウンのスクリーンショット](https://dev-assets.cms.uipath.com/assets/images/orchestrator/orchestrator-screenshot-of-the-process-compatibility-drop-down-225969-f6a2acd4.webp)
以下の表では、プロセスの実行に必要な Robot のバージョンをターゲット フレームワークおよび対応 OS 別に示します。
| ターゲット フレームワーク | オペレーティング システム | Robot のバージョン |
|---|---|---|
| .NET Framework 4.6.1 | Windows - レガシ | すべて |
| .NET 5.0+ | Windows | 2021.10+ |
| .NET 5.0+ | クロスプラットフォーム | 2021.10+ |
バージョン管理
Orchestrator で新しいパッケージ バージョンを使用可能な場合 (新しいバージョンを Studio からパブリッシュした場合)、そのパッケージが含まれているプロセスの横にアイコン
が表示されます。
複数のプロセスは、個別または一括で最新バージョンに更新できます。個別に更新する場合は、対応する [View Processes] ウィンドウで行います。一括更新する場合は、複数選択を行い、グローバルな [Use Latest] ボタンをクリックします。
プロセスに関連付けられたパッケージ バージョンが構成済みの NuGet リポジトリで使用できなくなった場合は、アイコン
で示されます。
特定のプロセスで最新の有効なバージョンのパッケージを使用している場合、アイコン
がプロセスの横に表示されます。
使用アプリケーション
基になる Studio パッケージで使用されている Windows アプリケーションが、選択したパッケージ バージョンに関連するものとして [アプリケーション] セクションに表示されます。
識別できないアプリケーションがパッケージで使用されている場合、「不明なアプリ」というエントリが表示され、識別できないアプリの数がサフィックスとして括弧内に示されます。
アプリケーションを取得できない場合は、「このパッケージのアプリを取得できませんでした」というメッセージが表示されます。これは、ほとんどの場合、次のいずれかの理由によるものです。
- お使いの Studio が 2023.2 より前のバージョンである。
- お使いの Studio のバージョンは 2023.2 だが、ガバナンス ルールが適用されておりこの情報のログ記録が防止されている。
- パッケージが外部フィードからアップロードされている。この情報は内部フィードのパッケージでのみ提供できます。
- パッケージでアプリケーションがまったく使用されていない。
これらの詳細は、各パッケージ バージョンの [リリース ノートを表示] ウィンドウにも表示されます。
プロセスの権限
プロセスを作成する
- パッケージの [表示] 権限
- プロセスに対する [表示] および [作成] 権限
[プロセス] ページからジョブを開始する
- プロセスを作成する権限
- ジョブに対する [作成] 権限
「ロールについて」で詳細を確認してください。