- Linux の Automation Suite のリリース ノート
- EKS/AKS の Automation Suite のリリース ノート
2023.10.0
公開日: 2024 年 4 月 25 日
- Automation Hub
- Process Mining
- Test Manager
- Insights
公開日: 2023 年 11 月 22 日
UiPath.OrganizationMigrationApp の新しいバージョンをリリースしました。このツールはスタンドアロン製品から Automation Suite への移行に役立ちます。新しいバージョンでは、Automation Suite v2023.10.0 に移行できるようになりました。
詳しくは、「 スタンドアロン製品を Automation Suite に移行する」をご覧ください。
公開日: 2023 年 11 月 3 日
追記 (2024 年 8 月 14 日): CLI ツールを使用した Kerberos 認証の更新はサポートされなくなりました。 別の方法として、「 cluster_config.json を介した Kerberos 認証を構成する」に示す方法を使用して、Kerberos 認証を更新することもできます。
インストール エクスペリエンスを刷新し、オンライン/オフライン、シングルノード/マルチノードのいずれのインストール モードでも、同様の手順が共有され、共通のコマンドを活用できるようにしました。この改良は、より一貫性のあるシームレスなインストール エクスペリエンスをすべてのユーザーに提供することを目的としています。
cluster_config.json
ファイルを生成するためにのみ使用でき、実際のインストールは実行できません。
詳しくは、以下のドキュメントをご覧ください。
並列クラスターを使用して Automation Suite のアップグレードを実行できるようになりました。この新しいアップグレード方法はサイドバイサイド アップグレードと呼ばれ、古い Automation Suite クラスター (業界ではブルー デプロイと呼ばれることが多い) から新しいクラスター (グリーン デプロイ) にトラフィックを切り替えることができます。この方法のメリットの 1 つは、現在の環境がアップグレード操作の影響を全く受けないことです。さらに、アップグレード中に問題が発生した場合は、古いデプロイに簡単にロールバックできます。
詳細な要件、アップグレード マトリクス、手順については、「サイドバイサイド アップグレードを実行する」をご覧ください。
サイドバイサイド アップグレードは効率的で、ワークフローの運用を中断するリスクが少ないため、Automation Suite インスタンスのアップグレードに推奨される方法です。
サイドバイサイド アップグレード メカニズムの代わりに、インプレース アップグレードを使用して Automation Suite のバージョンを移行することもできます。過去に Automation Suite をアップグレードしたことがある場合は、この方法をよくご存じのはずです。
このアップグレード プロセスに固有の点は、設定とデータを同一のハードウェア上で完全な状態で維持できることです。使用されるクラスターは 1 つだけです。つまり、前のステートに戻す場合は、バックアップと復元の操作に頼る必要があります。
uipathctl.sh
ツールが削除されました。
詳細な要件、アップグレード マトリクス、手順については、「インプレース アップグレードを実行する」をご覧ください。
Linux の Automation Suite を既に使用しているものの、EKS/AKS の Automation Suite のほうが自社のニーズに適していると考えるユーザーに朗報があります。EKS/AKS の Automation Suite の新しいインストールに移行できるようになりました。
ただし、現在のところ、埋め込みの Automation Suite から EKS/AKS 上の Automation Suite の既存インストールに移行することはできません。
要件、必要なデータ移行操作、ステップバイステップの手順について詳しくは、「Linux の Automation Suite から EKS/AKS の Automation Suite に移行する」をご覧ください。
安定性と品質を向上させるため、Longhorn に代わるメカニズムを実装しました。この変更の概要は、データとボリュームがサーバー マシンにアタッチされたディスクと直接連携するというもので、以下のようないくつかの影響があります。
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Insights、Docker レジストリ、監視アプリケーションが、サーバー ノードでのみ実行されるようになりました。
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Insights に対して外部 ObjectStore バケットを構成できるようになりました。詳しくは、「外部 ObjectStore の構成」をご覧ください。
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NFSv3 のサポートが追加されました。
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Longhorn から移行せずにアップグレード プロセスが完了すると、バックアップから復元されたクラスターには Longhorn が含まれなくなります。
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AI Center のパイプラインには追加のストレージが必要になりました。このパイプラインは、追加の AI Center ディスクがマウントされているマシン (サーバー マシンまたはエージェント マシンのいずれか) で動作します。
uipathctl
をご紹介します。現在、この新しいツールの主な目的は、Automation Suite のインストールに影響する問題の診断とトラブルシューティング、サイドバイサイド アップグレードの実行、Linux の Automation Suite から EKS/AKS の Automation Suite への移行、外部の OCI 準拠のレジストリへの移行、および cluster_config.json
ファイルの生成を支援することです。
uipathctl
が頼りになるツールになります。ご期待ください。
署名付き URL を介したアクセスを無効化できる機能が導入され、外部 ObjectStore に対する権限が強化されました。
この設定を一度有効化すると元に戻せなくなり、グローバルに適用されますのでご注意ください。個々の製品レベルでの変更はできません。
この特定の設定では、Task Mining、および特定のアクティビティ ([ストレージ テキストを書き込み]、[ストレージ ファイルをアップロード]、[ストレージ ファイルのリストを取得]、[ストレージ テキストを読み込み]、[ストレージ ファイルをダウンロード]、[ストレージ ファイルを削除]) はサポートされていない点を考慮してください。
外部 Docker レジストリを大幅に改良しました。新機能のメリットは以下のとおりです。
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外部の Docker レジストリにプライベート証明書を備えて、セキュリティをさらに強化できます。
-
ミラー レジストリ スクリプトでは Automation Suite の成果物をコピーするためにインターネットへのアクセスが必要ですが、これに加えて、
hydrate-registry.sh
スクリプトがサポートされるようになりました。このスクリプトは、オフラインの tar バンドルを使用してそれを解凍し、中身を外部 Docker レジストリに直接アップロードします。このため、レジストリを管理する選択肢を柔軟に選択できるようになりました。
as.tar.gz
ファイルを導入し、オフライン インストールの実行に使用できるようにしました。このオフライン バンドルは、ダウンロードしやすいように 52 のパーツに分割されており、すべてのパーツがダウンロードされると再構築できます。
as.tar.gz
ファイルを一度にダウンロードするオプションも、十分な帯域幅を持つユーザーに対して引き続き利用可能です。
分割ファイルをダウンロードして結合する方法について詳しくは、公式ドキュメントをご覧ください。
Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8.8 を実行するマシンに Automation Suite をインストールできるようになりました。
RHEL kernel version kernel-4.18.0-477.10.1.el8_8 は、Automation Suite クラスターのインストールまたは管理を中断させる問題の影響を受けます。どの Automation Suite ノードも、インストール前またはインストール後にこのバージョンのカーネルを使用していないことを確認してください。以下のコマンドを実行するとカーネルのバージョンを更新できます。
dnf install -y kernel kernel-tools kernel-tools-libs
dnf install -y kernel kernel-tools kernel-tools-libs
ベスト プラクティスに確実に従い操作の安定性を維持するため、UiPath では設定やパラメーターを変更する手段として ArgoCD UI の使用を避けることにしました。
cluster_config.json
ファイルを使用することを強くお勧めします。この変更は、信頼できる情報源の一貫性を構成に対して確保することを目的としています。
ただし、トラブルシューティング、ログの表示、その他の同様の操作に対しては引き続き ArgoCD UI を使用できます。
configureUiPathAS.sh
スクリプトや CLI ツールを使用する代わりに、cluster_config.json
ファイルを使用して認証を設定できるようになりました。詳細については、「 cluster_config.json を介した Kerberos 認証を構成する」をご覧ください。
監査ログのメッセージの変更
User <administrator_name> deallocated all licenses of user(s) <user_names>
」というメッセージが表示されるようになりました。
AI Unit の割り当て
AI Unit をテナント レベルでも割り当てられるようになりました。この操作は [管理] セクションで、目的のテナントに対応するライセンスの割り当てウィンドウから実行します。
ライセンス割り当てエンドポイント
API からライセンスを割り当てるための 2 つの新しいエンドポイントを追加しました。
GET/api/account/{accountId}/user-license/group/{groupId}
- グループの作成または編集に利用可能なすべてのユーザー ライセンスのリストを取得するには、このエンドポイントを呼び出します。
- このエンドポイントを使用するには、ライセンス の [表示] 権限が必要です。
PUT/api/account/{accountId}/user-license/group/{groupId}
- グループ ルールの割り当てまたは更新をするには、このエンドポイントを呼び出します。
- このエンドポイントを使用するには、ライセンス の [書き込み] 権限が必要です。
プラットフォームのアクセス制御機能として、新しいユーザー グループ「Citizen Developers」を追加しました。この新しいグループは組織レベルで定義され、プラットフォーム内のすべてのサービスとシームレスに連携します。
Citizen Developers グループでは、市民開発者が不要なアクセス権に混乱させられず、業務に関連するリソースにアクセスできるため、管理者の負担が軽減されます。
このユーザー グループがプラットフォームのさまざまなサービスにどのように連携するかについて詳しくは、製品ドキュメントをご覧ください。
既存の AAD との連携では自動属性マッピングが提供されていますが、このリリースでは、組織がカスタム属性マッピングを使用する機能が導入されました。
事業部門属性のカスタム マッピングのサポートを開始しました。これにより、組織部門などの属性を UiPath® Platform の「事業部門」フィールドにマッピングできます。このマッピングにより、組織内のユーザーのコンテキストの理解が深まり、ユーザー ID を Automation Hub などのサービスと連携させることができます。
事業部門属性は、Azure AD 属性に基づいて、または SAML を介してマッピングできます。
uipathtools
と呼ばれ、健全性コマンドに固有の uipathctl
機能のサブセットが含まれています。軽減手順にタイムリーにアクセスできるように、標準リリースよりも高い頻度で uipathtools
の更新プログラムを提供する予定です。
uipathtools
と uipathctl
の CLI ツールでは、以前の Automation Suite 診断ツール diagnostics-report.sh
(現在は提供されていない) に含まれていたすべての診断機能を利用できます。
ArgoCD のシングル サインオン (SSO) を有効化する手順を更新しました。現在は、Dex 構成ファイルと指定したパラメーターを使用する必要があります。
詳しくは、こちらのドキュメントをご覧ください。
-
追記 (2024 年 1 月): レプリカのクリーンアップ スクリプトによって、ノード上のストレージが誤って再利用されていました。詳しくは、トラブルシューティングに関するドキュメント「ストレージ再利用パッチ」をご覧ください。
-
以前は、スケジュールされたバックアップとオンデマンド バックアップの両方が、1 時間のタイムアウト後に失敗していました。現在は、タイムアウト期間を 3 時間に延長できるようになりました。詳細については、「スナップショットのバックアップを有効化する」と「スナップショットのオンデマンド バックアップ」をご覧ください。
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configureUiPathAS.sh
スクリプトで ODBC 接続文字列が正しく更新されなかったり読み取られなかったりすることがありました。現在、この問題は修正されています。 -
最初の実行から 90 日後に Automation Suite インストーラーを再実行しようとすると、エラーが発生していました。インストーラーは、有効期間が 90 日間の自己署名証明書を生成し、それが再実行されたときに、既に期限が切れている証明書については再検証を求めていました。
-
Automation Express ライセンスはクラウド環境専用ですが、オンプレミスのデプロイでも割り当てが可能になっていました。この問題は現在は修正されました。
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Action Center - Named User ライセンスを持つ組織には、Data Service ユニットが付与されていませんでした。この問題は現在は修正されました。
-
組織を削除しても、そのライセンスは解放されませんでした。現在は、組織が削除されると、その組織に割り当てられていたライセンスはすべてライセンス プールに戻ります。
-
構成マップの NLog 設定
minLevel
が適用されていませんでした。既定のminLevel
は、重要度が「Info」以上のログが記録されることを示す「Info」です。にもかかわらず、minLevel
の設定が適用されておらず、重要度レベルが低い「Trace」や「Debug」のログも書き込まれていました。 -
以前は、セキュリティ グループを取得するときに既知の SID が誤って含まれ、予期しない動作が発生するという問題がありました。セキュリティ グループを取得するときに既知の SID が含まれることがなくなり、よりスムーズで予測可能な機能が保証されます。
-
v2022.10.1 以降にアップグレードした後に、ホスト テナントにログインしてからログアウトし、その後で別のテナントに切り替えると、選択したテナントではなく、以前のログアウト場所にリダイレクトされていました。現在は、ログアウトしてテナントを切り替えた後は、以前のログアウト場所ではなく、選択したテナントのページに正しくリダイレクトされるようになりました。
cluster_config.json
ファイルの orchestrator.testautomation
セクションで SQL 接続文字列を指定すると、uipathctl
バイナリは接続文字列を無視し、代わりに orchestrator
セクションの下の接続文字列を使用します。この問題を解決するには、「 トラブルシューティング」 セクションをご覧ください。
追記 (2024 年 10 月 17 日): IMDSv2 のみが有効化されている AWS マシンに Automation Suite をデプロイすると、ノード ラベルの設定中にインストールが失敗します。 この問題を解決するには、「 任意: マルチノードの HA 対応の運用クラスターにおけるゾーン障害に対する復元設定を有効化する」の重要事項をご覧ください。
system-upgrade
名前空間に失敗したジョブが存在するため、Automation Suite のアップグレードが失敗します。 アップグレード コマンドがいずれかの段階(インフラ、ファブリック、またはサービスのアップグレード)で失敗した場合は、アップグレードを再試行する前に次の手順を実行します。
-
system-upgrade
名前空間の既存のジョブをリスト表示します。kubectl get jobs -n system-upgrade
kubectl get jobs -n system-upgrade -
失敗したジョブを削除します。
kubectl -n system-upgrade delete jobs <failed_jobs>
kubectl -n system-upgrade delete jobs <failed_jobs>コマンドの実行時に、<failed_jobs>
プレースホルダーを、失敗したジョブの名前をスペースで区切って置き換えます。
Automation Suite 2023.10.6 の問題を修正しました。
System.Net.Http.HttpRequestException: The proxy tunnel request to proxy 'http://<proxyFQDN>:8080/' failed with status code '404'.
System.Net.Http.HttpRequestException: The proxy tunnel request to proxy 'http://<proxyFQDN>:8080/' failed with status code '404'.
この問題を修正するには、「トラブルシューティング」セクションをご覧ください。
追記 (2024 年 8 月 14 日): オフライン環境で外部 OCI レジストリを使用する場合のサポート バンドルの生成に影響する問題があります。 このような状況では、生成されたサポート バンドルには履歴ログがないため、選択した外部オブジェクト ストレージにアップロードできません。 この問題を修正するには、「 トラブルシューティング」 をご覧ください。
ListBucket API
前提条件の確認が失敗します。 ただし、AI Center と Task Mining では ListBucket API
権限は使用されません。 Automation Suite 2023.10.5 で不要なチェックを削除しました。
追記 (2024 年 8 月 14 日): Dex イメージのバージョンに問題があるため、ArgoCD の SSO を有効化できません。 Automation Suite 2023.10.5 の問題を修正しました。
snapshot-controller-crds
ポッドが CrashLoopBackOff ステートのままになる問題があります。 この問題は、RKE2 のアップグレード時に、新しく取り付けた snapshot-controller
と既存のが競合したために発生します。 この問題を修正するには、 トラブルシューティング ページをご覧ください。
追記 (2024 年 8 月): 構成の問題が原因で、クラスター内の ObjectStore から外部 ObjectStore への移行が失敗します。 このため、このバージョンの Automation Suite では、Ceph のクラスター内 ObjectStore から外部 ObjectStore への移行を試みないでください。 Automation Suite 2023.10.2 の問題を修正しました。 Ceph から外部 ObjectStore に安全に移行できる場所。
追記 (2024 年 7 月 24 日): プロキシ環境で外部ストレージを使用すると、Orchestrator、Automation Suite サポート バンドル ツール、Prometheus、Thanos、Fluentd などが失敗します。 Automation Suite 2023.10.3 の問題を修正しました。
サポート バンドルの生成時に、Azure Government 上の AKS に誤った FQDN が使用されます。 Automation Suite 2023.10.4 の問題を修正しました。
sudo networkPolicyTool.sh --createNetworkPolicy ./Configs/networkPolicyTool/airflow.yaml --add
sudo networkPolicyTool.sh --createNetworkPolicy ./Configs/networkPolicyTool/airflow.yaml --add
ネットワーク ポリシー ツールをインストールするには、トラブルシューティングの記事「Network Policy Tool」の手順に従います。この問題は、Automation Suite 23.10.3 で修正されています。
追記 (2024 年 5 月 20 日): クラスター内のストレージを使用するシングルノード デプロイでバージョン 2022.4.1 以前からのアップグレードを行うと、rook-ceph の移行の問題により、ファブリックの段階で失敗します。この問題を回避するには、「シングルノードのアップグレードがファブリック ステージで失敗する」の手順に従ってください。
追記 (2024 年 4 月 19 日): ストレージに問題がなくても CephMgrIsAbsent の誤検知アラートが表示されます。この問題は、Automation Suite 23.10.3 で修正されています。
追記 (2024 年 4 月 19 日): rook-ceph をアンインストールする際に、外部オブジェクト ストレージの構成が見つからないことに関するエラー メッセージが表示されます。この問題は、移行が成功しても発生します。この動作は、Automation Suite 23.10.3 で修正されています。
追記 (2024 年 4 月 19 日): 特定の状況下で、Ceph のメトリックとアラートが監視ダッシュボードに表示されないことがあります。この問題を修正するには、「トラブルシューティング」セクションをご覧ください。
追記 (2024 年 2 月 28 日): ストアド プロシージャで SQL Server と SQL データベースの照合順序の違いがサポートされていません。潜在的な問題を回避するには、SQL Server と SQL データベースの両方の照合順序の設定を同一にする必要があります。
追記 (2024 年 2 月 28 日): Automation Suite 2022.10 以前から 2023.10.0 および 2023.10.1 へのサイドバイサイド アップグレードに影響する問題を特定しました。MongoDB から SQL Server への移行に問題があるため、Apps を有効化した状態で SQL Server データベースに Kerberos 認証を使用すると、アップグレード操作が失敗します。
解決策として、代わりに Automation Suite 2023.10.2 以降にアップグレードすることを推奨します。
追記 (2024 年 2 月 28 日): Automation Suite の既存のインストールに新しい製品を追加しようとすると、一時レジストリを指定するようインストーラーによって誤って要求され、インストール プロセスが失敗します。
この問題を解決するには、次の回避策を適用してください。
- 一時レジストリが稼働していることを確認します。
- 次のコマンドを実行して、Docker レジストリ StatefulSet の readinessProbe 設定を変更します。
kubectl patch statefulset docker-registry -n docker-registry --type json -p '[{"op": "replace", "path": "/spec/template/spec/containers/0/readinessProbe", "value": {"httpGet":{"scheme":"HTTPS", "path": "/", "port": 5000}}}]'
kubectl patch statefulset docker-registry -n docker-registry --type json -p '[{"op": "replace", "path": "/spec/template/spec/containers/0/readinessProbe", "value": {"httpGet":{"scheme":"HTTPS", "path": "/", "port": 5000}}}]'
Splunk を使用し、そちらでアプリケーション ログを転送することをお勧めします。
追記 (2023 年 12 月 19 日): オフライン インストールの実行後、Docker レジストリの Readiness Probe によってゾンビ プロセスがトリガーされます。
この問題を解決するには、v2023.10.0 のオフライン インストールを実行した後に次のコマンドを実行して、既存の Readiness Probe を更新します。この手順は、オンライン インストールでは不要です。
kubectl patch statefulset docker-registry -n docker-registry --type json -p '[{"op": "replace", "path": "/spec/template/spec/containers/0/readinessProbe", "value": {"exec":{"command":["sh","-c", "[ -f /var/lib/registry/ready ] || { echo \"Registry is not seeded\"; exit 1; } "]}}}]'
kubectl patch statefulset docker-registry -n docker-registry --type json -p '[{"op": "replace", "path": "/spec/template/spec/containers/0/readinessProbe", "value": {"exec":{"command":["sh","-c", "[ -f /var/lib/registry/ready ] || { echo \"Registry is not seeded\"; exit 1; } "]}}}]'
障害復旧後、Dapr が正常に復元されず、Process Mining と Task Mining のサービスを提供するために Dapr が必要とする証明書が正しくありません。dapr、processmining、および taskmining アプリケーションは、最初は正常であるように見えますが、その後は進行中ステートに戻り、環境が不安定になります。Process Mining または Task Mining にログインしても、アプリケーションが読み込まれなかったり、予期しないエラーが返されたりすることがあります。
問題を解決するために必要な手順について詳しくは、「Process Mining のトラブルシューティング」をご覧ください。
特定の状況下で、すぐに使えるパッケージのインストーラーが失敗することがあります。失敗した場合、一部の ML パッケージのバージョンが Document Understanding に表示されなくなります。これを修正するには、ArgoCD の同期をトリガーするか、ArgoCD の同期によってインストーラーが自動的にトリガーされてパッケージが再インストールされるのを待ちます。
{
を使用できません。
v2023.4.3 から v2023.10 にアップグレードすると、AI Center のプロビジョニングで問題が発生します。
"exception":"sun.security.pkcs11.wrapper.PKCS11Exception: CKR_KEY_SIZE_RANGE
」という例外が表示され、テナントの作成が失敗します。ai-trainer
のデプロイで、ロールアウトの再起動を実行する必要があります。これを行うには、次のコマンドを実行します。
kubectl -n uipath rollout restart deploy ai-trainer-deployment
kubectl -n uipath rollout restart deploy ai-trainer-deployment
非推奨化および削除される機能に関する最新情報については、非推奨化のタイムラインを定期的に確認することをお勧めします。
Automation Suite の各製品における変更点は、以下のリンクから確認できます。
製品が灰色表示されている場合は、この新しいバージョンの Automation Suite ではそのコンポーネントに対する変更はありません。
この Automation Suite のリリースには、次のコンポーネントがバンドルされています。
コンポーネント |
バージョン |
---|---|
RKE2 |
1.26.5 |
ArgoCD |
2.7.7 |
logging-operator | 3.17.10 |
logging-operator-logging | 3.17.10 |
Gatekeeper | 3.11.0 |
rook-ceph |
1.9.4 |
prometheus-pushgateway |
2.1.6 |
cert-manager |
1.12.3 |
rancher-istio |
102.2.0-up1.17.2 |
rancher-logging | 102.0.1-up3.17.10 |
rancher-logging-crd | 102.0.1-up3.17.10 |
rancher-monitoring-crd | 102.0.1-up40.1.2 |
rancher-gatekeeper-crd | 100.2.0-up3.8.1 |
rancher-gatekeeper |
100.2.0-up3.8.1 |
rancher-monitoring |
102.0.1-up40.1.2 |
longhorn |
1.4.3 |
longhorn-crd |
1.1.100 |
reloader |
0.0.129 |
csi-driver-smb |
1.8.0 |
velero |
3.1.6 |
redis-operator |
6.2.18-41 |
redis-cluster |
6.2.18-65 |
必要な移行ツールのバージョンは、移行するスタンドアロン製品と対象となる Automation Suite のバージョンによって異なります。 詳しくは、「 移行の相互運用性マトリクス」をご覧ください。
スタンドアロン製品を Automation Suite の現在のバージョンに移行する手順については、「 完全な移行」をご覧ください。
- ライセンス関連のテナント制限の変更
- UiPath.OrganizationMigrationApp の新しいバージョンが公開
- 更新内容
- Kerberos 認証の変更
- インストール エクスペリエンスの効率化
- サイドバイサイド アップグレードの導入
- インプレース アップグレードの強化
- Linux の Automation Suite から EKS/AKS の Automation Suite への移行
- Longhorn の削除による安定性と品質の向上
- uipathctl のご紹介
- 署名付き URL を使用しない ObjectStore へのアクセス
- 外部 Docker レジストリの改良機能
- ネットワーク アクセスに制限がある顧客向けのオフライン バンドルの分割
- RHEL のサポート対象のバージョンの追加
- SELinux のサポート
- IMDSv2 のサポート
- ArgoCD UI ドキュメントの非推奨化
- Kerberos 認証の構成に関する変更
- ライセンスに関するニュース
- Citizen Developers ユーザー グループ
- AAD のカスタム属性マッピング
- Deployment Assistant のサポート終了
- 改良点
- トラブルシューティングのユーザー エクスペリエンスの向上
- SSO 認証の改良
- バグ修正
- 管理者のバグ修正
- 既知の問題
- Test Automation SQL の接続文字列は無視されます
- ノード ラベルの設定中にインストールが失敗する
- システム アップグレード名前空間でジョブが失敗したためアップグレードできない
- プロキシ環境でポッドが FQDN と通信できない
- TLS 1.2 の弱い暗号
- サポート バンドルのログ収集の失敗
- 外部 ObjectStore に対して不要な ListBucket API の前提条件の確認が失敗する
- ArgoCD の SSO を有効化できない
- アップグレード後に snapshot-controller-crds ポッドが CrashLoopBackOff ステートになる
- クラスター内の ObjectStore から外部 ObjectStore への移行が失敗する
- プロキシ環境で外部オブジェクト ストレージを使用するとコンポーネントが失敗する
- Azure Government 上の AKS に対して誤った FQDN で生成されたサポート バンドル
- Airflow のネットワーク ポリシーが原因で DNS が正しく機能しない可能性があります
- シングルノードのアップグレードがファブリック ステージで失敗する
- CephMgrIsAbsent のアラートに関する問題
- S3 ObjectStore への移行後に rook-ceph をアンインストールする際のエラー メッセージ
- Ceph のメトリックとアラートに影響する問題
- SQL Server と SQL データベースの照合順序の違いがサポートされない
- MongoDB から SQL Server への移行によりアップグレードが失敗する
- 既存の Automation Suite に新しい製品を追加する際にインストールが失敗する
- 政府機関向けクラウド ストレージへのログ転送に影響する問題
- オフライン インストール実行後のゾンビ プロセス
- 障害復旧後 Dapr が Process Mining と Task Mining で正しく機能しない
- Document Understanding のすぐに使えるパッケージのバージョンが見つからない
- Document Understanding の接続文字列を設定する際に使用できない文字がある
- v2023.10 へのアップグレード後に AI Center をプロビジョニングできない
- 非推奨化のタイムライン
- バンドルの詳細
- 製品バージョン
- 内部コンポーネントのバージョン
- 移行ツールのバージョン