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Document Understanding モダン プロジェクト ユーザー ガイド

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最終更新日時 2024年12月12日

使用状況の測定と請求ロジック

UiPath® Document UnderstandingTM のモダン プロジェクトを使用する場合、AI ユニットの消費量を把握することが重要です。モダン プロジェクトでは、処理形式 (同じドキュメントに対するデジタル化、分類、抽出、またはこれらの任意の組み合わせ) に関係なく、1 ページにつき 1 つの AI ユニットを使用します。

ヒント:

ページあたりの AI ユニットの料金

モダン プロジェクト独自の機能として、実行時にページに対してどのような操作 (デジタル化、抽出、分類など) を実行しても、課金される AI ユニットは 1 つだけです。 これは、ロボティック プロセス オートメーション (RPA) 操作と API 操作の両方を含むすべての操作に適用されます。

注: 生成 AI による検証では、処理されるページごとに追加で 1 AI ユニットが消費されます。これにより、生成 AI による検証を使用して処理されたページでは、合計 2 個の AI ユニット が消費されます。
ページごとに実行する操作に応じた AI ユニットの消費量については、以下の例をご覧ください。
  • OCR のみ → 1 AI ユニット/ページ
  • OCR と分類 → 1 AI ユニット/ページ
  • OCR、分類、抽出 → 1 AI ユニット/ページ
  • OCR、分類、抽出、生成 AI による検証 → 2 AI ユニット/ページ

Document Understanding アクティビティ パッケージ

DocumentUnderstanding.Activities パッケージには、以下の使用状況の測定と請求ポリシーが適用されます。
  • [ドキュメントを分類] アクティビティを使用して 1 つのドキュメントを処理した結果、デジタル化がトリガーされ、結果がドキュメント データに保存された場合 → 入力 1 ページにつき 1 AI ユニット
  • 続いて [ドキュメント データを抽出] アクティビティを使用する場合、以下のようになります。
    • ファイル自体を入力としてドキュメントを処理する場合、デジタル化がトリガーされます。→ 合計コストは 2 AI ユニット/ページです。
      注: [ドキュメント データを抽出] アクティビティでは、ドキュメントを事前に分類せずに、ファイル自体を使用してドキュメントを処理することもできます。この場合、合計コストは 1 AI ユニット/ページです。
    • ドキュメント データを使用してドキュメントを処理する場合、[ドキュメントを分類] の出力が入力として使用されます。→ 合計コストは 1 AI ユニット/ページです。

InteligentOCR.Activities パッケージの場合、デジタル化、抽出、分類のいずれであっても、実行された操作に関係なく、1 ページあたり 1 AI ユニットが課金されます。これは、モダン プロジェクトの分類器または抽出器が使用中の場合にのみ適用されます。他の分類器や抽出器を使用する場合は、クラシック プロジェクトのそれぞれの消費ロジックが 1 ページあたり 1 AI ユニットに追加されます。詳しくは、以下の「混合での使用」セクションをご覧ください。

AI ユニットとモデルのトレーニング

モデルのトレーニングおよびサービング時には AI ユニットは請求されません。つまり、パフォーマンスの向上、新機能の開発、実験のために無料でモデルをトレーニングすることができます。AI ユニットが追加で請求されることを心配する必要はありません。

混合での使用

1 つのプロジェクトでクラシック エクスペリエンスとモダン エクスペリエンスの両方を使用している場合、両方の価格モデルがそれぞれの消費量に基づいて適用されます。

クラシック プロジェクトの価格モデルは、以下の状況で適用されます。
  • 抽出と分類は、使用するアクティビティ パッケージ (IntelligentOCR または Document Understanding) に関係なく、パブリック エンドポイントを使用して行います。
  • 使用するアクティビティ パッケージに関係なく、生成 AI による抽出または分類を使用して抽出と分類を行います。

たとえば、生成 AI 分類器を使用して、モダン プロジェクトで 5 ページのドキュメントのデータを抽出する場合、6 AI ユニット (うち 5 ユニットはモダン プロジェクト分、1 ユニットは生成 AI 分類器分) が消費されます。

クラシック シナリオに適用される使用状況の測定と請求ロジックについて詳しくは、『クラシック エクスペリエンスの Document Understanding ガイド』をご覧ください。

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