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Document Understanding モダン プロジェクト ユーザー ガイド

最終更新日時 2025年3月24日

使用状況の測定と請求ロジック

UiPath® Document UnderstandingTM モダン プロジェクトを使用する場合、AI ユニットの消費について理解することが重要です。

ヒント:

ページあたりの AI ユニットの料金

Document Understanding モダン プロジェクトでは、実行時にページでどのような操作を実行しても、または複数のモダン プロジェクトを使用して同じページからデータを抽出しても、課金されるのは 1 AI ユニットのみです。これには、OCR などのデジタル化操作のほか、抽出や分類も含まれます。これは、ロボティック プロセス オートメーション (RPA) による操作と API による操作の両方を含むすべての操作に適用されます。

生成 AI 機能の使用時の AI ユニットの消費数については、このページの「生成 AI 機能」セクションをご覧ください。

AI ユニットとモデルのトレーニング

モデルのトレーニングおよびサービング時には AI ユニットは請求されません。つまり、パフォーマンスの向上、新機能の開発、実験のために無料でモデルをトレーニングすることができます。AI ユニットが追加で請求されることを心配する必要はありません。

生成 AI 機能

使用しているアクティビティ パッケージのバージョンに応じて、AI ユニットの消費数に関して若干の違いがあります。
  • バージョン 24.12-preview 以降のアクティビティ
  • バージョン 24.12-preview より前のアクティビティ

バージョン 24.12-preview 以降のアクティビティ

この消費数は、以下の状況に適用されます。
  • PredefinedGenerative プロジェクトでバージョン 24.12-preview 以降のアクティビティを使用している
  • PredefinedGenerative プロジェクトで Document Understanding API v1.1 を使用している

生成 AI による分類と生成 AI による抽出を使用する場合、追加の AI ユニットは消費されません。生成 AI による分類や生成 AI による抽出など、実行時にページでどのような操作を実行しても、課金されるのは 1 AI ユニットのみです。

注: 生成 AI による検証では、処理されるページごとに追加で 1 AI ユニットが消費されます。これにより、生成 AI による検証を使用して処理されたページでは、合計 2 個の AI ユニット が消費されます。

バージョン 24.12-preview より前のアクティビティ

この消費数は、以下の状況に適用されます。
  • Predefined プロジェクトでアクティビティ バージョン 24.12-preview までを使用する
  • Predefined プロジェクトで Document Understanding API v1.0 を使用する

生成 AI 機能を使用する場合、次の表に示すように、操作ごとに特定の料金が発生します。

表 1. 生成 AI 機能: 24.12 までのアクティビティの AI ユニットの消費数 (プレビュー)
生成 AI 機能消費された AI ユニット
生成 AI 分類器操作あたり 0.2
生成 AI による抽出操作あたり 1.2
生成 AI による検証操作あたり 1

たとえば、抽出と生成 AI 分類器を使用してドキュメントを処理する場合、消費数はページあたり 1.2 AI ユニットになります。

Document Understanding アクティビティ パッケージ

DocumentUnderstanding.Activities パッケージの場合、デジタル化、抽出、分類のいずれであっても、実行された操作に関係なく、1 ページあたり 1 AI ユニットが課金されます。これは、Generative Predefined プロジェクトまたはモダン プロジェクトの分類器または抽出器が使用中の場合にのみ適用されます。他の分類器や抽出器を使用する場合は、クラシック プロジェクトのそれぞれの消費ロジックが 1 ページあたり 1 AI ユニットに追加されます。詳しくは、以下の「混合での使用」セクションをご覧ください。

InteligentOCR.Activities パッケージでは、デジタル化、抽出、分類のいずれであっても、1 ページあたり 1 AI ユニットが課金されます。これは、モダン プロジェクト分類器または抽出器が使用されている場合にのみ適用されます。他の分類器または抽出器を使用する場合は、クラシック プロジェクトのそれぞれの消費ロジックが、1 ページあたり 1 AI ユニットに追加されます。 詳しくは、以下の 「混合での使用 」セクションをご覧ください。

混合での使用

1 つのプロジェクトでクラシック エクスペリエンスとモダン エクスペリエンスの両方を使用している場合、両方の価格モデルがそれぞれの消費量に基づいて適用されます。

クラシック プロジェクトの価格モデルは、以下の状況で適用されます。
  • 抽出と分類は、使用するアクティビティ パッケージ (IntelligentOCR または Document Understanding) に関係なく、クラシック プロジェクトを使用して行います。
  • 抽出と分類は、使用するアクティビティ パッケージ (IntelligentOCR または Document Understanding) に関係なく、Predefined プロジェクトに含まれるすぐに使えるモデルを使用して行います。
クラシック シナリオに適用される使用状況の測定と請求ロジックについて詳しくは、『クラシック エクスペリエンスの Document Understanding ガイド』をご覧ください。

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