Document Understanding
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モダン エクスペリエンスの Document Understanding ユーザー ガイド
最終更新日 2024年5月16日

Document Understanding のオートメーション

Document Understanding の機能を利用するには、次のようにいくつかの方法があります。
  • DocumentUnderstanding.Activities パッケージは Studio Web、StudioX、およびデスクトップ版の Studio で利用でき、ファイルから新しいオートメーションを作成する場合や、プロジェクト バージョンをパブリッシュした後にジャーニーを続行する場合に、あらかじめ設定されています。
  • IntelligentOCR パッケージを使用する。このパッケージは、Windows プロジェクトおよび Windows - レガシ プロジェクト用に設計されており、Document Understanding Process テンプレートに事前に構成済みです。
  • クラウド API 呼び出しを使用する。この場合、任意のプログラミング言語で Document Understanding をサービスとして利用できます。

適切な自動化方法を選択する

自身のニーズに効率的に合致し、プロジェクトにとって最も有効な自動化の方法を選択するには、以下の表をご覧ください。

表 1. アクティビティを選択する
 IntelligentOCR アクティビティ パッケージDocumentUnderstanding.Activities パッケージDocument Understanding のクラウド API
デプロイ
  • Automation CloudTM
  • Automation Suite
  • スタンドアロン
Automation CloudTMAutomation CloudTM
最適なユーザーRPA 開発者
  • RPA 開発者
  • Citizen Developers
プログラミング経験者
統合開発環境 (IDE)デスクトップ版の Studio
  • デスクトップ版の Studio
  • StudioX
  • Studio Web
任意の IDE
メリット
  • 柔軟性がある
    • 抽出モデルと分類モデルを混在させることができ、抽出器と分類器をフォールバックとして使用することもできる
    • タクソノミーと抽出結果を、RPA のコードを使用して実行時に変更できる
  • 拡張可能でオープンなフレームワーク
    • 独自の分類器、抽出器、または OCR エンジンを、それぞれのインターフェイスで利用できる
    • RPA 開発者が構成を完全に制御できる
  • REFramework に基づく Document Understanding Process テンプレート
  • 導入の容易性:
    • 使いやすくクラウドで利用できるため、セットアップなしに、すぐに使えるモデルを利用できる
    • Document Understanding および Marketplace の [オートメーションを作成する] オプションを使って使用できる
    • ワークフロー内で UiPath Autopilot による提案を利用できる
  • Document Understanding モダン プロジェクトとシームレスに連携し、Document Understanding プロジェクト内の構成が分離されているため、再利用が可能
  • Document Understanding のクラウド API を利用してバグ修正を迅速化
  • 入出力オブジェクトはドキュメント データ 1 つのみ
  • 特定のテクノロジーに依存しない
  • クラウド環境またはオンプレミス環境から使用できる
  • 実行にロボットが必要ない
欠点
  • 習得に時間がかかる
  • 構成が複雑であるため、再利用性が低下する
  • 明示的な引数が 1 つのアクティビティから別のアクティビティに繰り返し渡される
    • タクソノミー
    • Document Object Model
    • テキスト
    • 分類結果
    • 抽出結果
IntelligentOCR と比較して不足している機能がいくつかあり、今後追加される予定
  • 分割
  • ビジネス ルール
  • トレーニング (モデルの微調整)
  • オンプレミスのサポート
  • ドキュメントの種類ごとに複数の抽出方法をサポート
  • 以前のプログラミング エクスペリエンスを採用する必要がある
  • プラットフォームの他の機能にアクセスできない
ユースケースこのパッケージに依存する既存のオートメーションがあり、その代わりとして DocumentUnderstanding.Activities を採用することが不可能であるか (この機能は現在は利用できません)、またはコストがかかる場合に使用します。 Document Understanding の利用を開始してまもない場合に使用します。以下を利用する新しいオートメーションに使用します。
  • モダン プロジェクト
  • 生成機能
  • すぐに使える特殊なモデル
UiPath のサービスをアプリケーションやシステムにシームレスに連携する場合は、API 呼び出しを使用する。API を使用して、サービスとしてのソフトウェア (SaaS) として連携されているマイクロサービス アーキテクチャで Document Understanding を連携させる
  • 適切な自動化方法を選択する

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