Document Understanding™ の UiPath® IXP への移行

このページでは、UiPath® Document Understanding™ を含む、UiPath® のインテリジェント ドキュメント処理 (IDP) サービスの大幅な変更について説明します。これらの変更により、さらに多くのドキュメントの種類を処理し、新たな自動化の機会を簡単に明らかにできるようになります。

UiPath Document Understanding の更新 - 一般提供 (GA) 開始

Document Understanding には IXP 経由でアクセスできます。Document Understanding サービスは中断なしに通常どおり動作し、3 月 17 日より以下の変更がロールアウトされます。

図 1. IXP のホームページの Document Understanding

生成 AI による非構造化ドキュメントや複雑なドキュメントの抽出 - プライベート プレビュー

非構造化ドキュメントおよび複雑なドキュメントの生成 AI による抽出は、以下のような非構造化ドキュメントや非常に複雑なドキュメントを処理するために設計された新しい生成 AI エクスペリエンスです。

• 50 ページを超える長い文書
• 多様で予測不可能な構造を持つドキュメント
• 拡張テキストフィールド
• グラフ
• 表/テーブル

非構造化ドキュメントおよび複雑なドキュメント機能では、さまざまな大規模言語モデル (LLM) や手法 (検索、拡張生成、コンテキスト内学習など) を活用することで、運用までの時間を短縮できます。

さらに、 非構造化ドキュメントや複雑なドキュメント では、プロンプト、LLM、モデル設定のコントロールを使用して、より構成可能で柔軟なエクスペリエンスを利用できます。

ユース ケース

• 法律サービス:雇用契約、運営契約、投資契約。
• 医療:医師の声明、緊急治療室の報告、患者の紹介。
• 小売およびeコマース:返金リクエスト、顧客からの苦情、製品カタログ。
• 金融サービスおよび銀行業務:証券取引明細書、ローン申込書、信用報告書、住宅ローン。
• 保険:保険証券、請求、補償拒否の手紙。
• 製造: 変更指示、製品仕様、供給指示

将来のビジョン

UiPath IXP の目標は、直感的で使いやすいものにすることです。そのため、このジャーニーではお客様からのフィードバックが重要です。IXP と新しい非構造化ドキュメントや複雑なドキュメントの生成 AI による抽出機能の提供開始は、新たな自動化の機会を創出し、エンドツーエンドの自動化をこれまで手つかずだった領域にまで広げることを目的としています。

プライベート プレビューとしての IXP リリースの詳細については、 UiPath Insider Program をご覧ください。

不明な点がある場合、またはこれらの更新内容の詳細な説明が必要な場合は、アカウント マネージャーにお問い合わせください。