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Document Understanding ガイド

Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
最終更新日時 2024年12月12日

はじめに

Document UnderstandingTM は、新しいプロジェクトを作成するための出発点です。構造化されたドキュメントまたは半構造化されたドキュメントに使用でき、事前トレーニングされたモデルと一緒に使用することもできます。ゼロからトレーニング セッションを開始して、ドキュメントを検証し、必要に応じてプロジェクトをカスタマイズできます。

概要ページ

このページには、作成済みのすべてのプロジェクトとその詳細のリストが表示されます。プロジェクトをアルファベット順に並べ替えたり、日付順に並べ替えたり、新しいプロジェクトを作成したり、ページ ビューをカスタマイズしたりできます。

プロジェクト

作成済みの全プロジェクトのリストです。プロジェクトの並べ替えには次の 3 つの方法があります。

  • アルファベット順に昇順で並べ替え
  • アルファベット順に降順で並べ替え
  • 作成日で並べ替え

    既定の並べ替え順序は、作成日順です。

プロジェクトを作成したら、ドキュメントの種類を選択できます。次の 2 つのオプションがあります。

  • フォーム AI を使用 (固定レイアウトのフォーム) - フォーム AI 用です。
  • 半構造化 AI を使用 - Document Manager 用です。

ドキュメントの種類を削除する場合は、プロジェクトを開き、削除するドキュメントの種類を選択し、アクション メニューを開いて [削除] オプションをクリックします。

この関数を使用すると、[プロジェクト] リストに表示する詳細の量をカスタマイズできます。作成した各プロジェクトに対して表示できる詳細の完全なリストは、次のとおりです。

  • 名前 - プロジェクトの名前を表示します。
  • ドキュメントの種類 - 各プロジェクトで使用されるドキュメントの種類を表示します。
  • 抽出器 - 各プロジェクトで使用される抽出器の数を表示します。
  • 処理済みのドキュメント - 各プロジェクトの処理済みのドキュメントの数を表示します。
  • 作成日 - 各プロジェクトの作成日を表示します。
  • 更新 - すべてのプロジェクトについて、表示されている列の情報を更新します。
ヒント: 表示する列は、[列] ドロップダウン メニューから選択できます。[リセット] をクリックすると、以前に選択した内容に関係なく、すべてのフィールドが表示されます。

新しいプロジェクト

[新しいプロジェクト] ボタンを使用して新しいプロジェクトを作成します。[新しいプロジェクト] をクリックすると新しいポップアップ ウィンドウが開きます。

新しいプロジェクトを作成する場合、次の情報が必要です。

オプション

説明

フィールドのステータス

名前

新しいプロジェクトの名前を入力します。

必須です。

説明

プロジェクトの詳細です。

任意です。

OCR メソッド

新しいプロジェクトの OCR メソッドを選択します。

次のいずれかのオプションから選択します。

  • UiPath® Document OCR
  • UiPath® Chinese, Japanese, Korean OCR (OCR - 中国語、日本語、韓国語)
  • Google Cloud Vision OCR
  • 日本語用 Google Cloud Vision
  • Microsoft Read OCR

必須です。

OCR の URL

選択した OCR メソッドに対応する OCR の URL を入力します。

UiPath の OCR メソッドに対応する OCR の URL のリストは、こちらをご覧ください。

以下に、一般的に使用される他の OCR の URL のリストを示します。

グーグル: https://vision.googleapis.com/v1/images:annotate
Microsoft Read 3.2 Azure: <Azure_resource_Endpoint>/vision/v3.2/read/analyze
Microsoft Read 3.2 オンプレミス: http://<IP_addr>:<port_number>/vision/v3.2/read/analyze
Microsoft Read 2.0 Azure: <Azure_resource_Endpoint>/vision/v2.0/read/core/asyncBatchAnalyze
Microsoft Read 2.0 オンプレミス: http://<IP_addr>:<port_number>/vision/v2.0/read/core/Analyze

必須です。

OCR の API キー

選択した OCR メソッドの OCR の API キーを入力します。

OCR メソッドが UiPath OCR、または UiPath Chinese, Japanese, Korean OCR (中国語、日本語、韓国語 OCR) の場合、このフィールドの値はクラウド プラットフォームの [ホーム] > [管理] > [ライセンス] > [消費状況] > [AI ユニット] で確認できます。

任意です。

PDF に OCR を適用

OCR プロセスを PDF ドキュメントに適用するかどうかを指定します。[はい] に設定すると、ドキュメントのすべての PDF ページに OCR が適用されます。

[いいえ] に設定すると、OCR はどのページにも適用されず、PDF に埋め込まれたテキストだけが返されます。[自動] に設定すると、OCR はドキュメントのスキャンされたページにのみ適用されます。既定値は [自動] です。

必須です。

AI Center プロジェクト

インポートする AI Center プロジェクトの名前を入力します。

任意です。

AI Center からインポート

AI Center からのインポート機能を有効化または無効化します。

任意です。

注: UiPath OCR の API キーは Automation Cloud の [管理] > [ライセンス] > [ロボットとサービス] > [Document Understanding] からコピーして利用することもできます。

AI Center にリンクされているプロジェクトは、AI Center のアイコンが付いているので簡単に識別できます。

AI Center にリンクされているプロジェクトを削除する場合、削除手順を実行すると AI Center からも自動的にプロジェクトが削除されます。

プロジェクト ページ

このページでは、作成したプロジェクトの詳細情報を確認したり、プロジェクト名を編集したり、新しいドキュメントの種類を作成したりできます。

最初の行には次の詳細が表示されます。

  • プロジェクト名 - プロジェクトの名前です。
  • 日付 - プロジェクトの作成日時です。
  • 設定 - [概要] ページのポップアップ メニューを開きます。詳しくはこちらをご覧ください。

ドキュメントの種類と抽出器

プロジェクトの詳細の下には、2 つのタブがあります。

ドキュメントの種類 - 選択したプロジェクトで使用できるすべてのドキュメントの種類のリストです。抽出器または分類器を作成するには、ドキュメントの種類を定義する必要があります。ドキュメントの種類は、請求書、発注書、または標準化されたフォームなどです。

ドキュメントの種類のメニュー

説明

名前

作成したすべてのドキュメントの種類の名前のリストです。

抽出方法

選択したドキュメントの種類に使用される抽出方法の種類です。

ページ数

各ドキュメントの種類で見つかったページの総数です。

更新

プロジェクトのリストを更新します。

抽出器 - 選択したプロジェクトのドキュメントの種類に対して作成された抽出器のリストです。抽出器を使用してドキュメントの種類をトレーニングします。

抽出器の種類のメニュー

説明

名前

作成したドキュメントの種類の全抽出器の名前のリストです。

入力

使用される抽出器の種類です。

作成日

各抽出器の作成日です。

処理されたページ

各抽出器によって処理されたページ数です。

Status

各抽出器のステータスです。

更新

抽出器のリストを更新します。

抽出器のメニュー

抽出器の URL リンクをコピーできます。

[ドキュメントの種類][抽出器] の並べ替えには次の 3 つの方法があります。

  • アルファベット順に昇順で並べ替え
  • アルファベット順に降順で並べ替え
  • 作成日で並べ替え

    既定の並べ替え順序は、作成日順です。

    注: ドキュメントの種類はプロジェクトで必須であり、抽出器は任意です。すべてのドキュメントの種類に対して抽出器を追加できます。

その他のオプション

以下のオプションは、Document Understanding のインターフェイス全体を通して使用できます。

[検索] オプションでは、利用可能なプロジェクト、ドキュメントの種類、または抽出器のリストを検索できます。この検索機能は選択したタブごとに個別に機能します。つまり、抽出器を検索する場合は [抽出器] タブを選択する必要があります。ドキュメントの種類の場合も同様です。検索を開始するには、[検索] バーにプロジェクトの名前を入力します。

更新 - プロジェクト リストを更新します。

プロジェクトを削除 - 選択したプロジェクトを削除します。[プロジェクトを削除] ボタンは、アクション メニューを開いた後にのみ表示されます。

注: プロジェクトを削除すると、含まれるドキュメントの種類と抽出器もすべて削除されます。

ページのスクロール - プロジェクト ページ、ドキュメントの種類、または抽出器のリスト全体を簡単にスクロールできます。ページからページに移動したり、最初/最後のページに直接スキップしたりできます。

ページごとの項目数 - 表示されるプロジェクト、ドキュメントの種類、または抽出器の数を選択します。

REST API - REST API フレームワークの機能を開きます。

ライセンス

RPA との連携

お使いの Document Understanding プロジェクトを RPA ワークフローに連携させる場合は、以下の手順を行います。

  • UiPath Studio を開き、テンプレートのリストから [Document Understanding Process] を選択して新しいプロジェクトを作成します。

また、お使いの UiPath Studio プロジェクトに以下のパッケージを追加する必要があります。

  • UiPath.IntelligentOCR.Activities
  • UiPath.OCR.Activities
  • UiPath.DocumentUnderstanding.OCR.LocalServer
  • UiPath.DocumentUnderstanding.ML.Activities
  • UiPath.OmniPage.Activities

お使いのテナントで Document Understanding が有効化されていることを確認します。

Document Understanding を有効化すると、左のナビゲーション バーに [Document Understanding] タブが表示されます。

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