証明書

このページでは、プラットフォームや接続されたロボットが正しく機能するために不可欠なプロセスである、Automation Cloud^TM での証明書の管理方法について説明します。また、現在の認証局 (CA) である「Let's Encrypt」がどのように証明書のローテーション プロセスを実行するかについても説明します。

Let’s Encrypt 認証局 (CA)

Let's Encrypt は、安全な HTTPS 接続を使用できるようにするために Web サイトによって使用される SSL/TLS 証明書をユーザーや組織が取得、更新、および管理できるようにするグローバル認証局です。

重要:

• Let's Encrypt の証明書の有効期間は 90 日間です。

• Let's Encrypt の証明書、つまりルート CA と中間 CA を常に信頼することを強く推奨します。

• ルート CA または中間 CA へのローテーションが計画されている場合、ルート CA と中間 CA を信頼すれば、アクセスへの影響はありません。

• お使いの証明書の有効期限が切れた場合、または証明書のローテーション プロセスに関係している場合は、証明書が無効であることを示すエラーが発生します。証明書に関連するエラーを修正する方法については、「トラブルシューティング」をご覧ください。

• 通常は、認証局 (CA) を信頼することをお勧めします。ただし、組織の IT ポリシーで CA の信頼が許可されていない場合は、組織レベルで証明書をインストールすることを検討してください。証明書を個別に設定するよりも一元管理しやすいため、多数のマシンがある場合に特に役立ちます。このアプローチを選択した場合、ユーザーには UiPath のローテーション スケジュールに沿って証明書を定期的に更新する責任があります。

リソース

Let's Encrypt によって運用されている現在の CA および関連するすべての過去の CA について詳しくは、「Chain of Trust」をご覧ください。

CA の機能、制限事項、および対応しているラウザーについて詳しくは、「Certificate authorities」をご覧ください。

証明書の有効性

証明書の有効性を確認するには、次の手順を実行します。

1. ブラウザー ウィンドウで、https://cloud.uipath.com から Automation Cloud^TM に移動します。
2. [サイト情報を表示] アイコンを選択します。ドロップダウン メニューから [この接続は保護されています] を選択します。
   
   

   

   
   
3. [証明書は有効です] を選択します。
   
   

   

   
   
4. [証明書ビューア]で、[詳細] タブを選択します。次に、 [エクスポート] を選択し、証明書を保存します。
5. 証明書 (.crt ファイル) をローカルで開きます。
6. [全般] タブを選択して、証明書の有効性を確認します。