Fetch 関数の使用

次に、Fetch 関数と FetchOne 関数を実際に適用する方法の 2 つの例を示します。

フェッチを使用して編集グリッド コントロール内のエンティティ レコードを取得する

Fetch 関数は、Data Service のエンティティからすべてのエンティティ レコードを取得する場合に、[編集グリッド] などの表形式コントロールと組み合わせて使用します。

1. アプリにエンティティを追加します。
   1. [任意に追加] を選択します。
   2. [ エンティティ] を選択します。
   3. テナントを選択します。
   4. アプリに追加するエンティティを選択し、[ 追加] をクリックします。
2. [編集グリッド] コントロールをアプリに追加します。
   1. [コントロールを追加] を選択します。
   2. [ ディスプレイ] を選択します。
   3. [ 編集グリッド] を選択し、アプリ内の領域にドラッグします。
3. [編集グリッド] コントロールをエンティティにバインドします。
   1. [プロパティ] パネルの[全般] タブで、[ データ ソース] の横にある [ その他のリソース] ボタンを選択します。
   2. [クエリ ビルダー] を選択します。
   3. 使用するエンティティを選択し、[ 保存] をクリックします。 Fetch VB 式が自動的に準備されます。
4. アプリをプレビューまたは実行します。

アプリをプレビューすると、[ 編集グリッド] コントロールにエンティティのすべてのレコードが設定されます。

VB の FetchOne 関数を使用してエンティティ レコードを取得し、Label コントロールに表示する

FetchOne 関数を使用すると、Data Service のエンティティからレコードを 1 つ取得し、Apps 内の表示コントロール ([ラベル] コントロールなど) で使用できます。

1. アプリにエンティティを追加します。
   1. [任意に追加] を選択します。
   2. [ エンティティ] を選択します。
   3. テナントを選択します。
   4. アプリに追加するエンティティを選択し、[ 追加] をクリックします。
2. ラベルをアプリに追加します。
   1. [コントロールを追加] を選択します。
   2. [ ディスプレイ] を選択します。
   3. [ ラベル ] を選択し、アプリ内の領域にドラッグします。
3. アプリに 変数 を追加します。
   1. [任意に追加] を選択します。
   2. [変数] を選択します。
   3. 変数に名前を付けます。
   4. [ 種類] でエンティティ を選択し 、[保存] をクリックします。
4. アプリのメイン ページにルールを追加します。
   1. アプリのメイン ページを選択します。
   2. [プロパティ] パネルで [イベント] を選択します。
   3. [読み込み済み] で [ルールを作成] を選択します。
5. ルールを変数にバインドします。
   1. [値を設定] を選択します。
   2. [ 設定する項目 ] で、手順 3 で追加した変数を選択します。
   3. [値] を選択し、[クエリ ビルダー] を選択します。
   4. エンティティを選択して [ 保存] をクリックします。 Fetch VB 式が自動的に準備されます。
   5. [値] で式を選択し、 を に置き換えFetchFetchOne。
6. ラベルを 変数にバインドします。
   1. [ コントロールを追加 ] を選択し、[ 表示] を選択します。
   2. [ ラベル ] を選択し、アプリ内の領域にドラッグします。
   3. [プロパティ] パネルで、[ テキスト] フィールドの横にある [ リソースを開く] ボタンを選択します。
   4. [式エディター] を選択します。
   5. [ 式エディター ] で、エンティティの名前の後にエンティティのフィールドの名前を追加します。 この 2 つはピリオドで区切ります。
      Entity.Field
7. アプリをプレビューまたは実行します。

アプリを実行すると、指定したエンティティ フィールドの 1 つのレコードが [ラベル ] に自動的に入力されます。