ページのエクスポートとインポート

既存のページのデザイン、そのコントロール、ルール、および対応するバインドを再利用するには、アプリ ページをエクスポートしてから、別のアプリにインポートします。これは、新しいアプリを作成するときに利用可能な、既定のアプリ テンプレートを使用する代わりの方法です。

制限事項

• ページのインポートは、コントロールとルールのみを対象としています。キュー、プロセス、ストレージ バケット、アプリの変数などのリソース参照はインポートできません。

• 破損していないページのみがインポートに有効です。

• 複数ページを同時にエクスポートすることはできません。

• アプリ ページ内で参照されている画像は、ページのエクスポートから除外されます。

ページの再利用の例

たとえば、組織用に 3 つの異なるアプリ (オンボーディング アプリ、経費レポート作成アプリ、トレーニング アプリ) をデザインする必要があるとします。これらのアプリは、重要なデータ要素である従業員のプロフィールを共有します。

まず、オンボーディング アプリをデザインして、このアプリケーション専用の [従業員のプロフィール] ページを作成します。その際、共通点を認識し、効率性を重視して、他の 2 つのアプリのデザイン作業を重複させないことを決定します。代わりに、オンボーディング アプリから [従業員のプロフィール] ページをエクスポートし、それを経費レポート作成アプリケーションとトレーニング アプリケーションの両方にインポートします。

このエクスポートとインポートのプロセスでは、リソースの不一致が原因で、受信側のアプリで特定のバインド エラーが発生することがあります。これらのエラーは、それぞれのリソースを再参照することで解決できます。

アプリ ページをエクスポートする

1. ソース アプリで、インポートするアプリ ページを特定し、3 点リーダー メニューのアイコン (...) をクリックします。
2. [ページをエクスポート] を選択します。目的のページが、<app_page_name>.uipage の名前と拡張子の構文でデバイスにダウンロードされます。

アプリのページをインポートする

1. ターゲット アプリで、[コントロールを追加] ボタンの横にある [任意に追加] メニューを展開します。
   
2. [ファイルからページをインポート] を選択します。
3. 以前にエクスポートした .uipage ファイルの場所に移動して選択し、[開く] をクリックします。インポートしたページがツリー ビュー パネルの下部に表示されます。
4. バインドのエラーを解決するには、ソース アプリと同じリソースを参照します。