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Apps ユーザー ガイド
Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation Suite
Last updated 2024年11月11日

はじめに

UiPath® Apps は、ユーザー エクスペリエンスに優れたエンタープライズ レベルのカスタム アプリケーションを構築・共有できる、ローコード アプリケーション開発プラットフォームです。UiPath® Apps を使用すると、オートメーションの機能を活用してカスタム ビジネス アプリケーションを素早く構築し、その基盤になるクラウドやオンプレミスのシステムのデータに接続できます。

UiPath® App Studio で構築するアプリでは、データへのアクセスや更新に対応する豊富なコントロールや、複雑なビジネス ニーズに対応する条件ロジックを使用できます。Apps の基盤となる UiPath® RPA プラットフォームでは、高度なワークフローやビジネス ロジックの機能を使用できるため、エンド ツー エンドの業務プロセス全体を自動化できます。



アプリは、デスクトップ/モバイル端末を問わず、フルページのコンソール、サイドバー、その他任意のサイズのさまざまなフォーム ファクターで実行できるようにデザインできます。アプリケーションはブラウザーから実行されるので、どんなデバイスからでもシームレスに使用できます。

さらに、アプリケーションは Electron フレームワークやその他のテクノロジでラップできるため、デスクトップ アプリケーションとして実行することもできます。

UiPath® Apps

ユーザーには、すべてのアプリケーションが 1 か所に集約されたリストが表示されます。ここではアプリを実行したり、組織内の他のユーザーとアプリを共有したりできます。

ユーザーがアプリケーションを実行すると、オートメーションをデスクトップ上でローカルに実行するように設計されているアプリの場合は、Attended ロボットがトリガーされ、バックエンド システムと対話します。同様に、無人オートメーションを使用して実行するように設計されているアプリの場合は、Orchestrator を使用して Unattended ロボットでジョブが開始されます。



UiPath® App Studio

市民開発者や RPA 開発者は、App Studio で独自のカスタム アプリケーションを設計できます。App Studio では、さまざまな種類のリッチなコントロールをドラッグ アンド ドロップして配置したり、複雑なルールを設定したり、Orchestrator を介して RPA プロセスへ接続したりできます。Attended ロボットや Unattended ロボットを使用することで、アプリは複数のシステムのビジネス データをリアルタイムで集約・更新できます。ロボットは、豊富なアクティビティを通じてあらゆるシステム (Excel、SAP、Salesforce、Microsoft Dynamics など) に接続できるうえ、レガシ アプリケーション、メインフレーム アプリケーション、VDI にも接続可能です。

構築が完了したら、クリック 1 回でアプリケーションをパブリッシュし、組織内の誰もが利用できるようになります。

Apps の Autopilot

Autopilot™ は AI を活用した機能であり、ユーザーが自然言語のテキスト プロンプト、既存の PDF または画像、あるいは既存の Data Service エンティティを使用してアプリを生成できるよう支援します。これら 3 つのモダリティのいずれかを使用して、アプリに新しいページを追加することもできます。Autopilot™ は、アプリで使用可能な VB 式をテキスト プロンプトに基づいて生成することもできます。
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Autopilot がアプリ開発の迅速化にどう役立つかについては、以下のページで詳細を参照してください。

前提条件

UiPath® Apps プラットフォームの使用を開始するには、最初に UiPath® Automation Suite アカウントが必要です。

UiPath® Apps を実行するには、すべてのエンド ユーザーを Automation Suite アカウントに追加する必要があります。また、有人/無人オートメーションを実行するためには、それぞれ以下の要件を満たす必要があります。

  • 有人: JavaScript アドイン (UiPathRobot.js) が有効な UiPath® Robot が必要です。エンド ユーザーは、アプリ内で使用される有人プロセスを Attended ロボットで実行できる状態で所持している必要があります。
  • 無人: (以下の項目の 1 つまたはそれ以上)

    • 使用するプロセスを含む Cloud Orchestrator テナントが必要です。エンド ユーザーは、アプリに含まれる無人のプロセスを実行するための十分な Orchestrator の権限が必要です。
    • オンプレミスとのハイブリッド – オンプレミスの Orchestrator を UiPath® Apps サービスに接続してください。
  • その他すべての Studio、Robot、Orchestrator の要件が適用されます。

サポートされる最小バージョン:

  • Attended ロボット v2019.10
  • Orchestrator v2019.10
  • Unattended ロボット v2019.10
  • Studio v2019.10

ハードウェア要件

UiPath® Apps の機能を最大限活用するには、以下の最小ハードウェア構成を満たすことをお勧めします。

UiPath® App Studio (設計時)

8 CPU プロセッサー、16 GB RAM

UiPath® Apps (ランタイム時)

4 CPU プロセッサー、8 GB RAM

この推奨事項は、一般的なアプリケーション (Microsoft Outlook、Microsoft Team、ウイルス対策ソフトウェアなど) が既にデバイス上で実行されていることを想定する一般的なシナリオに基づいています。

推奨されている構成より性能の低い構成も選択できますが、パフォーマンスの低下が発生する可能性があることをご留意ください。

対応ブラウザー

UiPath® Apps は、Google ChromeMicrosoft EdgeMozilla Firefox の最新バージョンでサポートされています。

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  • 前提条件
  • ハードウェア要件
  • 対応ブラウザー

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