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Last updated 2024年11月11日

クエリ ビルダー

クエリ ビルダーを使用すると、定義済みの構文に従って、Data Service のエンティティからのデータをフィルター処理できます。

クエリ ビルダーを使用する

クエリ ビルダーは、Fetch() 関数を使用して Data Service のエンティティを評価して並べ替えます。

前提条件として、アプリ内の既存の Data Service エンティティを参照する必要があります。クエリ ビルダーを使用するには、次の手順を実行します。

  1. 目的のコントロールで、VB が有効なプロパティを選択します。これらの種類のプロパティは、[全般] タブの [VB データ ソース] フィールドで識別できます。
    docs image
  2. [クエリ ビルダー] を選択します。[クエリ ビルダー] ウィンドウが開きます。
  3. クエリを構築するエンティティを選択します。
  4. [条件] タブで、以下をクリックします。
    オプション説明

    条件を追加

    単一の条件を追加します。

    グループを追加

    複数の条件をグループ化します。

    条件を 2 つ以上追加すると、クエリは AND または OR 演算子に基づいてデータを評価して返します。

    • AND - すべての条件を満たす場合にデータを返します。

    • OR - いずれかの条件を満たす場合にデータを返します。

  5. データのクエリ元となるエンティティ フィールドを選択します。
  6. 評価演算子を選択します。
  7. - 条件の値を入力します。値の型は、フィールドの型と同じである必要があります。たとえば、Text 型のフィールドには文字列を使用し、Number 型のフィールドには整数を使用します。
  8. [その他の設定] タブで、クエリされたデータの並べ替えルールを設定できます。
    オプション説明

    フィールドで並べ替え

    クエリされたデータを、選択したフィールドで並べ替えます。

    昇順で並べ替え

    True の場合、クエリされたデータを昇順に並べ替えます。

  9. [保存] をクリックして、クエリを保存します。

Fetch 関数

クエリ ビルダーは、Fetch() 関数を使用してエンティティ データを取得して操作します。
Fetch() 関数には、次のパラメーターがあります。

FilterGroup

Data Service のフィルターのグループです。

PaginationProps

ページ サイズとスキップするレコードの数を指定します。

SortOption [] sortOptions

並べ替える列と並べ替えの順序を指定します。

string[] selectedFields

返す必要があるエンティティ フィールドを指定します。

ExpansionFieldOption[] expansionFieldOptions

リレーションシップ エンティティのどの列を展開して返すかを指定します。

Apps ではレベル 1 の展開が可能です。つまり、リレーションシップ フィールドがある場合、式では 1 レベルのプロパティがアクセス可能であると予期します。

これらのプロパティはクエリ ビルダーによって自動的に追加され、非システム エンティティの場合は必須です。

The FetchOne() function

Fetch() は、リスト コントロールと同じ型である ListSource<T> を返しますが、FetchOne() は T 型のレコードを 1 つ返します。
以下のシナリオの場合、結果をさらにカスタマイズするには、Fetch() 関数を手動で変更する必要があります。

簡易取得

エンティティ (例: SystemUsers) のレコードの数を取得します。

Fetch(of SystemUsers)()Fetch(of SystemUsers)()

フィルター条件で取得

Fetch(of SystemUsers)(createFilterGroup(new QueryFilter(){addFilter("Name", "=", "You")}), new PaginationProps(0, 10))Fetch(of SystemUsers)(createFilterGroup(new QueryFilter(){addFilter("Name", "=", "You")}), new PaginationProps(0, 10))

フィルター条件と並べ替え順序 (昇順) で取得

Fetch(of SystemUsers)(createFilterGroup(new QueryFilter(){addFilter("Name", "=", "You")}), new PaginationProps(0, 10), new SortOption(){addSortOption("Date")})Fetch(of SystemUsers)(createFilterGroup(new QueryFilter(){addFilter("Name", "=", "You")}), new PaginationProps(0, 10), new SortOption(){addSortOption("Date")})

フィルター条件と並べ替え順序で取得 (降順)

Fetch(of SystemUsers)(createFilterGroup(new QueryFilter(){addFilter("Name", "=", "You")}), new PaginationProps(0, 10), new SortOption(){addSortOption("Date", true)})Fetch(of SystemUsers)(createFilterGroup(new QueryFilter(){addFilter("Name", "=", "You")}), new PaginationProps(0, 10), new SortOption(){addSortOption("Date", true)})

静的な PaginationProps を使用して取得する

Fetch(of SystemUsers)(Nothing, new PaginationProps(0, 100))Fetch(of SystemUsers)(Nothing, new PaginationProps(0, 100))

コントロールがバインドされた PaginationPropsで取得する

たとえば、編集グリッド コントロールの場合は次のようになります。

Fetch(of SystemUsers)(Nothing, new PaginationProps(MainPage.EditableGrid.PageStart, MainPage.EditableGrid.PageLimit))Fetch(of SystemUsers)(Nothing, new PaginationProps(MainPage.EditableGrid.PageStart, MainPage.EditableGrid.PageLimit))

プロジェクションを使用して取得する

Fetch(of SystemUsers)(createFilterGroup(new QueryFilter(){addFilter("Name", "=", "You")}), new PaginationProps(0, 10), Nothing, new string(){"Name"})Fetch(of SystemUsers)(createFilterGroup(new QueryFilter(){addFilter("Name", "=", "You")}), new PaginationProps(0, 10), Nothing, new string(){"Name"})

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