- リリース ノート
2024 年 7 月
今回の更新では、UiPath® Apps と Action Center のアクションが統合されました。 さらに、Action Center 内でアクションを事前に定義する必要がなくなりました。Apps Studio 自体のスキーマ エディターを使用して、Apps 内でアクションを定義できるようになりました。
この連携の利点は次のとおりです。
単なる連係以上の効果: アクション アプリは、Action Center の効率的なタスク監視機能と Apps の汎用性を併せ持っています。これにより、高度なワークフローを構築し、人間とロボットのコラボレーションを加速させることができます。
迅速な反復処理: Action Center のワークフローを中断することなく、アクション アプリの要素を素早く再設計できるため、すべてのプロセスにわたって制御と説明責任を確保できます。
詳しくは、以下をご覧ください。
レガシ アプリ、すなわち Automation Cloud でレガシ (VB 以外) の式言語を使用していた前世代のアプリのサポートは、近い将来に段階的に削除される予定です。VB 移行ツールを使用すると、レガシ アプリを容易に移行できます。
レガシ アプリの段階的な非推奨化計画は次のとおりです。
フェーズ |
タイムライン |
---|---|
新しいレガシ アプリの作成オプションを削除 (レガシ アプリの編集、複製、インポートは引き続き可能) |
2024 年 7 月 |
Apps Studio でレガシ アプリを読み取り専用化 (以後、レガシ アプリの編集、複製、インポートは不可能) |
2024 年 12 月 |
レガシ アプリとそのランタイムを削除 (サポート終了) |
2025 年 6 月 |
2024 年 7 月から、Automation Cloud で新しいレガシ アプリを作成できなくなります。2024 年 12 月までは、引き続き Automation Cloud で既存のアプリを編集、複製、インポートできます。従って、この予定に沿って移行を計画することをお勧めします。
2024 年 12 月以降、Automation Cloud 内のレガシ アプリはすべて読み取り専用になります。2025 年 6 月には、レガシ アプリとその関連ランタイムは削除され、サポートされなくなる予定です。
Automation Suite の非推奨化計画の詳細については、後日別途お知らせいたします。
UiPath では、お客様へのコミットメントの一環として、サポート終了まで引き続きコア機能のバグ修正を提供します。
UiPath はこの移行の重要性を理解しており、アップグレード プロセス全体を通じてユーザーをサポートします。
非推奨化および削除される機能に関する最新情報については、非推奨化のタイムラインを定期的に確認することをお勧めします。
オートメーションの基盤として機能する「カスタム パッケージ」の作成や管理を一元化できる「UiPath® ソリューション管理」に、新しいコンポーネントがアプリの形で追加されました。アプリだけでなくアプリの依存関係 (キュー、プロセス、エンティティ、アクションなど) をも含むオートメーション ソリューションを構築してデプロイできます。
このコンポーネントはフォルダー範囲です。つまり、新しいソリューション プロジェクトの作成時に選択したフォルダーに基づいて特定のアプリにアクセスできます。
AI を搭載した機能「Autopilot」が利用可能になりました。UiPath® Apps でのローコード アプリケーションの開発を加速し、自動化できます。
Autopilot では、シンプルな自然言語のテキスト プロンプト、PDF、または画像を使用して、フォームを素早く簡単に構築できます。生成 AI が面倒な作業を代行することで、開発者はリソースや労力を必要な場所に集中させられます。
以下に、Autopilot が支援できるユース ケースをいくつか紹介します。
従来のフォームをデジタル化する: 世界中の組織には、まだデジタル化されていない紙のフォームが無数にあります。Autopilot を使えば、既存のフォームの PDF や画像を取り込んでデジタル化できます。
自然言語による対話で素早くプロトタイピングを行う: Autopilot for Apps では、単なるテキストの説明から目的のレイアウトを構築できます。デモやモックアップを素早く作成するのに最適です。
この新機能をアプリ開発に役立てる方法について詳しくは、Apps のドキュメントと Autopilot のドキュメントをご覧ください。
AI Trust Layer のガバナンス ポリシーが利用可能になりました。このポリシーには、Apps 内の AI を活用した機能 (Autopilot など) に対するアクセス制御が含まれます。AI を活用した機能の使用を組織内で管理する方法について詳しくは、『Automation Ops ユーザー ガイド』のガバナンス ポリシーの設定に関するページをご覧ください。