- リリース ノート
2021 年 12 月
マイナーな改良点
UiPath では、UiPath® Apps のユーザー エクスペリエンスを向上させるために継続的な改善を行っています。今回のリリースでは大幅な変更はありませんが、マイナーな改良とバグ修正を行いました。
ぜひ UiPath のコミュニティ フォーラムでご意見をお聞かせください。
UiPath® Apps がシンガポール リージョンでも利用できるようになりました。Apps は、Automation Cloud の組織と同じリージョンにデプロイされます。
詳しくは、「クラウド サービスのデータ所在地」をご覧ください。
新機能
以下の 2 つの関数を新たに追加しました。
- 今() - ユーザーのタイムゾーンの現在の日付と時刻を返します。
- 今日() - ユーザーのタイムゾーンの現在の日付を返します。
データ コンテキスト
データ コンテキストは、検索関数の代わりに使用できる単一のエンティティ レコード用のコンテナーです。データ コンテキストを使用することでユーザー エクスペリエンスが向上します。
詳細については、「データ コンテキストについて」と「データ コンテキストを使用する」をご覧ください。
アイコンとしてアップロードできるファイルの種類に関する問題を修正しました。この問題では、アプリを作成する権限を持つユーザーが有効な画像ではなく HTML コードをアップロードできるようになっていました。この挙動により、攻撃者は画像のダウンロードに使用される URL として悪意のある URL を作成し、任意の JavaScript コードを実行させることができていた可能性があります。
UiPath® Apps の悪用行為に直接つながっていたわけではありません。悪用するには、攻撃者がアプリを作成する権限を持ち他のユーザーに悪意のあるアイコンの URL を送信する必要があります。また、悪意のあるアイコンを含むアプリケーションを参照するだけではこの脆弱性による被害が発生することはありませんでした。
詳しくは、UiPath® Trust Portal のセキュリティ アドバイザリ セクション (英語) をご覧ください。