- リリース ノート
2023 年 11 月
VB 式の導入をサポートするために、レガシ式言語を使用して作成されたアプリの移行機能を追加しました。
この移行アルゴリズムでは、レガシ アプリを入力として受け取り、VB 式を使用する同等の新しいアプリを生成します。つまり、ゼロから始めることなく VB をスムーズに導入できます。
ただし、一部の複合式や特定のコントロールは自動的に移行されない場合がありますので、十分にご注意ください。
複合式やいくつかのコントロールは移行されませんが、移行先のアプリでは該当箇所がエラーとして強調表示され、手動で修正できます。
自動移行が不可能な場合でも、アルゴリズムではレガシ式のロジックを文字列として保持するため、VB で式を作成し直す際の便利な指針として利用できます。
移行対象のレガシ アプリの要素、およびレガシ アプリを移行する方法について詳しくは、こちらのドキュメントをご覧ください。
デプロイ済みのアプリの詳細情報 (アプリの名前、説明、バージョンなど) を簡単に更新できるようになりました。アプリがデプロイされた Orchestrator フォルダーに移動し、[オートメーション] > [アプリ] ページを開いて、目的のアプリの [その他のアクション] メニューにアクセスし、[アプリの詳細を編集] をクリックするだけで、必要な変更を簡単に行えます。
今回の更新では、ランタイム アプリケーションの検証メカニズムが大幅に改良されました。実行時にユーザーがコントロールの検証プロパティの値を入力すると、強化された検証機能によって、ユーザーの入力が検証されるだけでなく、値の変更に基づいて再評価とエラー メッセージの調整が動的に行われます。主な変更点は以下のとおりです。
エラー メッセージを明確な表現で更新: 検証プロパティが変更されると、エラー メッセージが動的に更新されます。明確なメッセージが表示されることで、検出された入力の問題をユーザーが修正する手がかりになります。
エラーの動的な調整・非表示: たとえば、文字列には 5 から 10 文字が必要で、最初に 4 文字を入力した場合、エラー メッセージでは最小長が示されます。最小長を 4 文字に調整するとこの入力は有効になるため、エラー メッセージは表示されなくなります。
エラーの自動再評価: 検証プロパティを変更したことで指定値が要件を満たさなくなると、値が再評価され、更新されたエラー メッセージが自動的に表示されます。
IsValid
プロパティを持ち、実行時に最小値と最大値を変更できるコントロール (テキストボックス、日付の選択、スライダーなど) に適用されます。