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Apps のリリース ノート

Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation Suite
最終更新日時 2024年12月13日

一般提供 (GA)

2020 年 12 月 14 日

UiPath® Apps の一般提供 (GA) 開始

UiPath® Apps は、エンタープライズ レベルのカスタム アプリケーションを構築・共有できる、クラウドベースのローコード アプリケーション開発プラットフォームです。

  • UiPath® Apps を使用すると、オートメーションの機能を活用してカスタム ビジネス アプリケーションを素早く構築し、その基盤になるクラウドやオンプレミスのシステムのデータに接続できます。
  • UiPath® App Studio で構築するアプリでは、データへのアクセスや更新に対応する豊富なコントロールや、複雑なビジネス ニーズに対応する条件ロジックを使用できます。
  • Apps の基盤となる UiPath® RPA プラットフォームでは、高度なワークフローやビジネス ロジックの機能を使用できるため、エンド ツー エンドの業務プロセス全体を自動化できます。

主なメリット

  • すべてのアプリケーションが 1 か所に集約されたリストにアクセスできます。さらに、簡単にアプリケーションを実行したり、組織内の他のユーザーと共有したりできます。
  • UiPath® Studio を使用して、簡単かつ効率的に独自のカスタム アプリケーションをデザインできます。豊富な種類のコントロールが用意されており、複雑なルールを設定したり、Orchestrator を介して RPA プロセスに接続したりできます。
  • 構築が完了したら、クリック 1 回でアプリケーションをパブリッシュし、組織内の誰もが利用できるようになります。
  • Apps では Attended ロボットや Unattended ロボットを使用して、複数のシステムのビジネス データをリアルタイムで集約・更新できます。ロボットは、豊富なアクティビティであらゆるシステム (Excel、SAP、Salesforce、Microsoft Dynamics など) に接続できるうえ、レガシ アプリケーション、メインフレーム アプリケーション、VDI にも接続可能です。
  • アプリは、デスクトップ/モバイル端末を問わず、フルページのコンソール、サイドバー、その他任意のサイズのさまざまなフォーム ファクターで実行できるようにデザインできます。
  • アプリケーションはブラウザーから実行されるので、どんなデバイスからでもシームレスに使用できます。
  • アプリケーションは、Electron フレームワークやその他のテクノロジでラップできるため、デスクトップ アプリケーションとして実行することもできます。

機能

アプリの作成

  1. カスタマイズやバインドが可能なコントロールを使用して、アプリを構築できます。
  2. 複数のページプロセスを追加できます。
  3. イベントやルールを使用してアプリ内の操作をカスタマイズできます。
  4. パブリッシュ前や構築中にアプリケーションをプレビューし、その後パブリッシュできます。

アプリをインポートする

インポート オプションを使用すると、アプリをファイルからプラットフォームにインポートできます。さらに、アプリを標準化するためのテンプレートも利用できます。

Orchestrator からプロセスをインポートする

アプリは、RPA オートメーションに接続してプロセスに入力情報を提供するフロント エンドとして使用したり、ユーザーが出力情報を視覚的に確認するためのキャンバスとして使用したりできます。

注:

Apps のユーザー ガイドでは、製品の機能説明はもちろん、具体的なユース ケースや操作方法を確認できます。

主要な機能

アプリのエラーおよびトラブルシューティング

アプリ内のエラーを特定し、修正できます。詳細についてはこちらをご覧ください。

Orchestrator のプロセスとの連携

Apps のプロセスの設定ページでは、プロセスの引数の参照をユーザーが手動で作成できます。

キャンバス内の元に戻す/やり直し機能

アプリの作成者は、キーボード ショートカットの Ctrl + Z (元に戻す) と Ctrl + Y (やり直し) を使用して、アプリ内で加えた変更に対する「元に戻す/やり直し」の操作を行えます。なお、「元に戻す/やり直し」の範囲はページ レベルであり、アプリ レベルではありません。

多言語のサポート

App Studio では英語に加えて、3 つの言語 (日本語、ドイツ語、フランス語) がサポートされるようになりました。画面左のナビゲーション バー上部にあるプロフィール アイコンから任意の言語に変更できます。

複数地域のサポート

UiPath® Apps は現在 2 つのリージョン (米国と欧州) にデプロイされています。ユーザーが Apps に登録すると、Automation Cloud サービスと同じリージョンに Apps がデプロイされます。

ランディング ページの更新

ランディング ページを更新し、Apps のチュートリアル、サンプル プロセスのダウンロード リンク、紹介ビデオ、およびユーザー ガイドへのリンクが表示されるようにしました。

監査機能

アプリの作成、アプリの削除、ユーザーの追加、ユーザーの削除などのアクションは、監査ログの対象としてキャプチャされます。組織管理者は、UiPath® サポート チームに連絡すれば監査記録にアクセスできます。この機能は Enterprise ユーザーのみが利用できます。

既知の問題

  • [コンテナー] レイアウト内でのコンテナーの移動やサイズの変更に対しては、「元に戻す/やり直し」の操作ができません。
  • プロセスの引数にバインドされたアプリの変数が [ページ コンテナー] 内でホストされていると、変数がページをまたいで機能しません。
  • ルールに複数の無効なバインドがある場合、無効なバインドをクリアすると、ツリー ビューのエラーもクリアされます。
  • インポートしたアプリに無効なバインドがあると、エラーが一度にすべて表示されません。
  • [ページ コンテナー] の無効なバインドに対してツリー ビューで表示されているエラー アイコンが、無効なバインドをクリアしてもクリアされません。エラー アイコンをクリアするには、ページの更新が必要です。
  • アプリのプレビュー画面を開くと、エラー ダイアログ “UiPath Assistant: 500 - Robot Service down” (Robot サービスが停止しています。) が表示される場合があります。

回避策

  1. システムを再起動します (それでも問題が解決しない場合は、後続の手順を実行します)。
  2. [タスク マネージャー] > [詳細] に移動します。uipath.robotjs.userhost.exe と uipath.service.userhost.exe を検索し、どちらも強制終了します。
  3. これらのファイルが自動的に起動して実行されるのを待ちます。
  4. 実行されない場合は、[タスク スケジューラ] のサービスに移動し、関連するプロセスを開始します。
  5. 以上の操作で、アプリ (robotjs - アプリはロボットを介して有人オートメーションに接続します) が UiPath® Assistant を認識できるようになります。
  • ルール ビルダーの検索結果に一貫性がありません。検索しても目的の結果が返されないことがあります。正しい検索結果を表示させるには、完全なコントロール名またはプロパティ名で検索してください。
  • 特定の状況では、Apps から RPA プロセスに渡される日付が、選択した日付の 1 日前の日付になります。この問題は、ローカル時刻から GMT への変換が原因で発生します。

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