ネットワークの場所を使用する

共有ネットワーク フォルダーに簡単にアクセスできるようにするために、お使いのユーザー アカウントにネットワーク ドライブをマッピングできます。ネットワーク ドライブをマッピングするには、\\ServerName\SharedFolder などの URL を介してアクセスできるネットワークの場所を z: などのドライブ文字に接続します。

重要:

ネットワーク ドライブのマッピングはユーザー固有です。そのため、マッピングされたネットワーク ドライブにアクセスできるのは、そのマッピングが実行された個々のユーザーに制限されます。

ただし、Studio からパブリッシュしたパッケージを、マッピングされたネットワーク ドライブに保存すると、問題がいくつか発生する可能性があります。これを防ぐには、ネットワーク ドライブをローカル システムに対してマッピングします。

1. Sysinternals Suite をダウンロードします。この操作に必要な PsExec.exe ツールが含まれています。
2. コマンド プロンプトを管理者権限で開きます。
3. cd コマンドを使用して、Sysinternals Suite をダウンロードした場所に移動します。例: cd C:\Downloads\SysinternalsSuite
4. PsExec -i -s cmd.exe を実行します。確認ダイアログが表示されます。
5. [許可] ボタンを選択して PsExec.exe サービスをインストールします。これにより、ローカル システムのネットワーク ドライブのマッピングが可能になります。
6. ネットワーク ドライブをマッピングするには、net use z: \\ServerName\SharedFolder /persistent:yes を実行します。ServerName はサーバー、SharedFolder はドライブのマッピング先フォルダーです。
   ネットワーク ドライブをマッピングから削除するには、net use z: /delete を実行します。

ネットワーク ドライブをヘッドレス モードでマッピングする

ロボットが、無人オートメーションの実行時にマッピングされたネットワーク ドライブを見つけられないことがあります。これは、セッション 0 が非対話型の性質であるために発生する可能性があります。

これを防ぐには、ネットワーク ドライブを headless モードでマッピングします。このためには、ロボットが開始するすべてのジョブでドライブを再マッピングします。再マッピングは、マシンの再起動時に適用する必要があります。

無人オートメーションのワークフローでは、共有ドライブにアクセスする前に明示的に net use Z: \\unc\path コマンドを実行してください。