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Robot 管理ガイド

最終更新日時 2024年12月17日

ネットワークのトラブルシューティング

Unattended ロボットがマッピングされたドライブを見つけられない

説明

ロボットが、無人オートメーションの実行時にマッピングされたネットワーク ドライブを見つけられないことがあります。

潜在的な問題

これは、Windows ログオン セッションが非対話型の性質であるために発生する可能性があります。

解決策

これを防ぐには、ネットワーク ドライブを headless モードでマッピングします。このためには、ロボットが開始するすべてのジョブでドライブを再マッピングします。再マッピングはマシンの再起動時にも適用されます。
無人オートメーションのワークフローでは、共有ドライブにアクセスする前に明示的に net use Z: \\unc\path コマンドを実行してください。

アセンブリをネットワークまたは Azure ファイル共有から読み込めない

説明

ネットワーク パスまたは Azure ファイル共有からパッケージを実行しようとすると、「System.Xaml.XamlObjectWriterException: Cannot create unknown type [....] (不明な型 [....] を作成できません。)」というエラーが発生して失敗します。

ロボットでは次のエラー メッセージがログに記録されます。"System.NotSupportedException: An attempt was made to load an assembly from a network location which would have caused the assembly to be sandboxed in previous versions of the .NET Framework. (ネットワーク ロケーションからのアセンブリの読み込みが試行されました。これを行うと、以前のバージョンの .NET Framework でアセンブリがサンドボックス化されます。)"

潜在的な問題

ロボット端末が、パッケージが存在する Azure ファイル共有の Web アドレスを信頼していない可能性があります。または、ロボットが使用するアカウントに、その特定の場所に対する権限がない可能性があります。

解決策

ロボットの実行に使用されるアカウントに必要な権限が付与されていることを確認してください。その後、Azure ファイル共有の Web アドレスを信頼済みネットワークとしてロボット端末に追加します。

RDP を介してロボットが応答しない

説明

オートメーションの開始後、ある時点でロボット端末が応答しなくなり、高い CPU 使用率を示すようになります。この現象は Windows 10 v1903 のマシンで発生します。

潜在的な問題

これは、Windows 10 v1903 に関する Microsoft の既知の問題であり、DWM.exe ファイルのランタイムに影響を与え、リモート デスクトップ セッションの完了時の高い CPU 使用率を招きます。

解決策

障害の発生する Windows マシンに更新プログラム KB4522355 を適用します。

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