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Orchestrator でキューを管理する
キューへのデータ読み込みは、Studio を使用するか、[アイテムをアップロード] ウィンドウで行えます。キューからのアイテムの処理は、Studio を使用して行う必要があります。詳細については、「Studio でキューを管理する」をご覧ください。
次のような既存のキュー設定を更新できます。
- キューの名前と説明
- [自動リトライ] セクション
- リトライの最大回数
既存のキューの [自動リトライ] セクションのオプションを変更するには、以下の手順を実行します。
- [キュー] ページで、目的のキューに対応する [その他のオプション] ボタンを選択します。
- [編集] を選択します。次に、[キューを更新] ウィザードが表示されます。
- [自動リトライ] セクションで、必要なオプションを選択します。
- [更新] を選択します。
[破棄されたアイテム] チェックボックスが選択されています。
[破棄されたアイテム] オプションを選択した場合は、[最大リトライ回数] フィールドが表示されます。
失敗したトランザクションのリトライ回数として、1 ~ 50 の範囲の値を入力します。
重要:
1. 既存の失敗したトランザクションはリトライされません。新しい値を設定した後に失敗したトランザクションだけが、リトライされます。
RetryNumber
が 0
に、AncestorId
が null
になります。
Key
フィールドを介して、リトライ チェーンの元のキュー アイテムをポイントします。
以下のフィールドが含まれます。
-
ManualRetryNumber
- 手動によるキュー アイテムのリトライ回数です。 -
ManualAncestorId
- 手動でリトライされたキュー アイテムの ID です。 -
ManualAncestorUniqueKey
- 手動でリトライされたキュー アイテムの、グローバルな一意の GUID です。 -
UniqueKey
- 任意のキュー アイテムの GUID (グローバル一意識別子) です (各リトライが手動であったか自動であったかにより異なります)。 -
AncestorUniqueKey
- 自動でリトライされたキュー アイテムの、グローバルな一意の GUID です。 -
RetryNumber
- 自動によるキュー アイテムのリトライ回数です。 -
AncestorId
- 自動でリトライされたキュー アイテムの ID です。 -
Key
- リトライ チェーンの初期キュー アイテムの GUID
目的は、キュー アイテムのリトライを完全に追跡することです。
3. リトライされたキュー アイテムと削除されたキュー アイテムは、一意の参照チェックの対象になりません。したがって、最初のキュー アイテムをリトライ チェーンから削除しないことをお勧めします。削除すると、一意の参照を検証できなくなるためです。ただし、最初のキュー アイテムがデータ保持の対象として選択されている場合は、この検証は今までどおり実行されます。
2
です。値を 3
に更新すると、失敗したトランザクションが 1 回ではなく 3 回リトライされます。
[破棄されたアイテム] チェックボックスを選択しない場合
[破棄されたアイテム] オプションを選択しなかった場合、[最大リトライ回数] フィールドは表示されません。
トランザクションはリトライされません。
フォルダー間でキューを共有すると、基になるプロセスが同じキューをターゲットにしている場合、Studio でワークフローを再設計しなくても、複数のフォルダーでジョブを開始できます。キューをフォルダーにリンクすると、そのキューとキューに関連するすべてのオブジェクト (キュー アイテムなど) をそのフォルダーで使用できるようになります。
複数のフォルダーにリンクされているキューは、 アイコンでマークされます。アイコンが表示されていない場合、現在のフォルダーは、キューが存在する唯一のフォルダーです。ここでキューを削除すると、キューは Orchestrator から完全に削除されます。
キューを追加するフォルダー (ターゲット フォルダー) のキュー - 作成権限と、現在キューが存在するフォルダー (元のフォルダー) のキュー - 表示が必要です。ターゲット フォルダーのキュー - 編集がある場合は、元のフォルダーのキュー - 編集も必要です。
フォルダーへのキューのリンクの解除は、リンク操作とほぼ同じ方法で実行できます。上記の手順のリンク管理領域に移動し、特定のキューと特定のフォルダー間の接続を削除します。
削除機能を使用してキューを削除することもできます。
複数のフォルダーに存在するキューを削除すると、キューは削除操作を実行したフォルダーからのみ削除され、他のフォルダーからは削除されません。キューを完全に削除するには、既存のリンクをすべて削除する必要があります。
以下の状況では、フォルダーへのキューのリンクを解除できません。
- そのフォルダーでキュー SLA が有効化されている。
- キューにキュー トリガーがアタッチされている。
[キュー] ページで、[その他のアクション] > [トランザクションを表示] をクリックします。[トランザクション] ページが表示されます。ここには、対象のキュー アイテムのみが含まれています。
[キュー] ページで、[レビュー リクエスト] をクリックして、現在ログイン中のユーザーに、リビジョンに割り当てられているすべてのキューを表示します。このページではステータス変更とアイテム情報の管理ができます。
特定のキューのチャートを確認するには、[その他のアクション] ボタンをクリックし、[チャートを表示] をクリックします。
線チャートには、特定の期間におけるトランザクション ステータスの推移が表示されます。時間フィルター (直前の 1 時間、1 週間、30 日) を変更することができ、平均実行時間や最大再試行数を表示できます。
CSV ファイルを使用してキュー アイテムをアップロードする方法の詳細は、こちらをご覧ください。
キューを監視するには、該当する [その他のアクション] ボタンをクリックし、次に [キューを監視] をクリックします。または、[キューの概要] ウィジェット ([監視] > [キュー]) で、ロボットを選択します。
ユーザーがキューを監視するには、キューおよび監視に関して表示権限を持つ必要があります。さらに、[監視] > [キュー] ページの [エラー フィード] ウィジェットでエラーを無効化するには、監視に関する編集権限が必要です。
キューに既存のタグを追加するには、キューに対する [編集] 権限とアセットに対する [表示] 権限が必要です。
キューに新しいタグを追加するには、キューに対する [編集] 権限とアセットに対する [作成] 権限が必要です。
- 各キューには、最大 100 万個のキー/値のペアを設定できます。
- ラベルおよびキー/値のプロパティに使用できる文字数は、最大 256 文字です。
- タグ名に使用できない文字は、
<
、>
、%
、&
、\)\)
、?
、/
、:
です。
キューへのタグの適用は、キューの作成時または既存のキューの編集時に行うことができます。キューの編集時にキューにタグを追加するには、以下の手順に従います。
- [キュー] ページで、対象のキューの横にある [その他のアクション] > [編集] をクリックします。キューが編集のために開かれます。
- [ラベル] フィールドで、ラベル名の入力を開始します。既存のラベルを選択するか、新しいラベルを作成することができます。
- [プロパティ (キーと値のペア)] フィールドで、[新規追加] をクリックします。
- 新しいキーと値を追加します。既存のキーまたは値を選択するか、新しいキーまたは値を作成することができます。
- 完了したら、[更新] をクリックします。キューが更新され、新たに作成したタグを (ある場合) 他のオブジェクトで使用できるようになります。
キューからタグを削除するには、以下の手順に従います。
- [キュー] ページで、対象のキューの横にある [その他のアクション] > [編集] をクリックします。キューが編集のために開かれます。
- [ラベル] フィールドで、削除するラベル名の横の X をクリックします。ラベルが削除されます。
- [プロパティ (キーと値のペア)] フィールドで、削除するキーまたは値の横の X をクリックします。キーまたは値が削除されます。
- キー/値のペアを削除するには、そのエントリに対応する削除アイコンをクリックします。キー/値のペアが削除されます。
- 完了したら、[更新] をクリックします。キューが更新され、タグが削除されます。
キューを削除するには、該当する [その他のアクション] ボタンをクリックし、次に [削除] をクリックします。
または、[キュー] ページからキューを選択して [削除] をクリックします。キューが [キュー] ページに表示されなくなります。
記録オプションが有効化されたプロセスに関連付けられた、失敗したキュー トランザクションを記録できます。これは、障害につながる問題の特定とトラブルシューティング、および監視と監査に役立ちます。
-
キュー レベルの場合、影響を受けるキューのコンテキスト メニューで [記録を開く] をクリックします。
以下の場合、このオプションはアクティブではありません。
-
キューが、実行が失敗していないプロセスに関連付けられている。
-
そのキューが関連付けられているプロセスに対し、[失敗したキューのトランザクションを記録して保存] オプションが有効化されていない。
-
-
トランザクション レベルで、影響を受けるトランザクションの [詳細を表示] ウィンドウで [記録を開く] をクリックする。