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Orchestrator ユーザー ガイド

Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
最終更新日時 2024年11月25日

パッケージ

Orchestrator の [パッケージ] ページには、UiPath® Studio からパブリッシュされたすべてのプロジェクトと、手動でアップロードされたプロジェクトが表示されます。

内部パッケージ (Orchestrator がホストするフィード パッケージ) は、公開日順に並べ替えられます。公開日とは、パッケージの最新バージョンがパブリッシュされた日付のことです。

パッケージ フィード

フィードとは、パッケージを使用可否や分離の制御を目的として保存およびグループ化できるようにする、パッケージのストリームです。

重要:
  • 外部フィードにアップロードされたクロスプラットフォーム パッケージはサポートされていません。メタデータを読み取ることができるのは、Orchestrator に直接アップロードされた場合のみです。
  • パッケージのリリース ノートは 35,000 文字を超えてはなりません。超過した場合、内容はこの制限に収まるようトリミングされます。
  • v3 の NuGet フィード URL を使用すると、パッケージの表示に関するいくつかの問題が発生します。
    • パッケージのパブリッシュの日付が不正確になります。
    • MyGet フィードのパッケージの合計数が、実際にフィードにアップロードされたパッケージ数よりも大幅に多く表示されます。

テナント フィード

テナント フィードに追加されたパッケージは、グローバル リソースです。つまり、複数のフォルダーで使用可能です。これらは、「パッケージ」と呼ばれ、[パッケージ] ページ ([テナント] コンテキスト > [パッケージ]) で管理されます。

フィードの設定とセキュリティは、テナントの設定 > [デプロイ] タブで設定できます。テナント レベルでも Orchestrator ホスト ポータルからでも操作できます。ここでの設定は、テナント フィードにのみ影響します。フォルダー フィードと個人用ワークスペース フィードは常に内部フィードであり、各フォルダーまたは個人用ワークスペースのコンテキストでのみ使用できます。

フォルダー フィード

フォルダー フィードに追加されたパッケージは、フォルダー固有のリソースであり、他のリソースとは分離され、追加先のフォルダー内でのみ使用できます。これらは、しばしば「フォルダー パッケージ」と呼ばれ、[フォルダー パッケージ] ページ ([フォルダー] コンテキスト > [オートメーション] タブ > [フォルダー パッケージ]) で管理されます。

専用パッケージ フィードはルート フォルダーでのみ設定できます。すべてのサブフォルダーはルートの親からパッケージ フィードの設定を継承します。フィードへのアクセス権は、フォルダーを適用範囲とする権限セット [フォルダー パッケージ] によって管理されます。

Studio では、フォルダー フィードがすぐに表示されない場合があります。表示するには、Orchestrator の接続を更新する必要があります。

注:

フォルダー フィードはプロセスにのみ使用できます。ライブラリには使用できません。

個人用ワークスペース フィード

個人用ワークスペース フィードはフォルダー フィードに似ています。個人用ワークスペース フィードにパブリッシュされたパッケージは、ワークスペース固有のリソースであり、他のリソースとは分離され、追加先のワークスペース内でのみ使用できます。個人用ワークスペースには、専用フィードが既定で表示されます。ワークスペース フィードに追加されたパッケージは、ワークスペースのコンテキスト内で自動的にプロセスとしてデプロイされます。このフィードは、[フォルダー パッケージ] ページ ([個人用ワークスペース] コンテキスト > [オートメーション] タブ > [フォルダー パッケージ]) で管理されます。

カスタム フィード

カスタム NuGet フィードまたはローカル フォルダーです。

パッケージ バージョン

パッケージのバージョン管理は、パッケージを Orchestrator または他の独自の場所にパブリッシュする際に Studio で構成します。使用可能なバージョン管理スキーマの詳細については、こちらで Studio の説明をご覧ください。

パッケージ バージョンのリリース ノート、および入力または出力パラメーターは、Orchestrator でアクセスできるように Studio で設定する必要があります。最初に説明した機能を使用すると、開発者はパッケージ バージョン間の変更を追跡できますが、後者では他社製ツールをより適切に連携できます。

パッケージ バージョンには、次のようなステータスがあります。

  • アクティブ - 現在プロセスまたはフォルダーにデプロイされています。
  • 非アクティブ - 現在プロセスまたはフォルダーにデプロイされていません (これらは削除のみが可能です)。

パッケージの移行

任意のバージョンのパッケージを、そのパッケージがアクティブであるかどうかにかかわらずダウンロードして、Orchestrator の 1 つのインスタンスから別のインスタンスに (たとえば、テスト環境から運用環境に) 簡単に移行することができます。パッケージをダウンロードできるのは、内部フィードを使用していて、そのパッケージの表示権限を持っている場合に限られることに注意してください。

ここから [アップロード] ボタンをクリックすることで、1 つまたは複数のパッケージを別の Orchestrator にアップロードできます。このように .nupkg アーカイブを手動でアップロードする場合、アップグレード可能な既存のプロセスがないかを確認し、その処理をただちに実行することも可能です。詳細については、こちらで説明しています。

パッケージ エクスプローラー

Studio のデザイナー パネルと同様に [パッケージを確認] オプションを使用すると、パッケージ バージョンの一部である任意の .xaml ファイルをグラフィカルに表現したものを表示し、探索することができます。メインとして設定されたファイルにはそれに応じたラベルが付けられ、すべての依存関係がパッケージのバージョンごとに記載されています。パッケージ エクスプローラーを使用して表示できるのは内部フィードのパッケージのみです。

Studio と同じように、特定のパッケージ用に作成されたすべての変数、引数、およびインポートを表示することができます。アクティビティのプロパティは、選択されている場合は値とともに表示されます。これらのすべてを表示する方法については、「パッケージの管理」をご覧ください。

フローチャートは、標準のワークフロー ダイアグラムと同様に表示されることに注意してください。



[パッケージを確認] オプションを使用すると、あるパッケージの 2 つのバージョン間の差異を比較することもできます。追加、変更、削除されたワークフロー ファイルが示され、フォルダーや依存関係リストの変更箇所は強調表示されます。バージョン間のワークフロー .xaml ファイルの差異を表示できます。古いバージョンのファイルが左側に表示され、削除されたコンテンツは赤色に、変更されたコンテンツは黄色に、追加されたコンテンツは緑色に、それぞれ強調表示されます。パッケージのバージョンとワークフローを比較する方法については、こちらをクリックしてください。


パッケージ権限

[パッケージ] ページでさまざまな操作を行うには、パッケージに対して必要な権限を持っていなければなりません。

  • 表示 - すべてのパッケージ関連の詳細を表示し、アップグレード可能なプロセスを表示し、パッケージを探索およびダウンロードします (これら 2 つは内部フィードも必要です)。
  • 編集 - 現時点では追加の権利を付与しません。
  • 作成 - パッケージを Studio から手動でアップロードまたはパブリッシュします。
  • 削除 - 非アクティブなパッケージを削除します。

[フォルダー パッケージ] ページで各種操作を行うには、フォルダー パッケージに対してそれらの操作を行うための権限が付与されている必要があります。

  • 表示 - すべてのフォルダー パッケージ関連の詳細の表示、アップグレード可能なプロセスの表示、フォルダー パッケージの探索とダウンロードを行います (これら 2 つの操作には内部フィードも必要です)。
  • 編集 - 現時点では追加の権利を付与しません。
  • 作成 - フォルダー パッケージを Studio から手動でアップロードまたはパブリッシュします。
  • 削除 - 非アクティブなフォルダー パッケージを削除します。

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