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Orchestrator ユーザー ガイド
設定
[設定] ページでは、管理者が Orchestrator のテナント設定を調整できます。
フィールド |
説明 |
---|---|
アプリケーション設定 |
タイム ゾーン - テナントのタイム ゾーン。既定では、UTC に設定されます。 インタラクションの設定 - Orchestrator オブジェクトの削除をどの程度厳密に処理するかを決定できる [削除時の強い確認] オプションが含まれます。 選択すると、削除を実行する前にテキストを入力するよう求める確認ウィンドウが表示されます。 これはテナント全体に適用されます。 |
個人用ワークスペース |
指定時間の経過後に個人用ワークスペースの探索を自動停止: - Orchestrator の管理者は、設定した時間が経過すると個人用ワークスペースの探索を自動的に停止するよう指定するルールを適用できます。 利用可能なオプションは、[15 分]、[1 時間]、[1 日]、および [カスタム値] です。 既定では、テナントの移行時または新規作成時には、この値は設定されません。移行/作成プロセスの完了後に手動で設定する必要があります。 個人用ワークスペースの探索に使用されているすべてのアクティブなセッションを停止 - Orchestrator の管理者は、現在アクティブなすべての個人用ワークスペースの探索セッションを停止できます。アクティブなセッションの数がサフィックスとして括弧内に表示されます。[セッションの探索を停止] をクリックして有効化できます。 探索の設定に加えた変更は、既に探索済みのセッションにさかのぼっては適用されません。 個人用ワークスペースを現在のユーザーとグループに対して一括で有効化 - 特定の Attended ライセンス プロファイルを使用するテナント内の全ユーザーに対して個人用ワークスペースを作成し、同時にそれらのユーザーに使用する UI プロファイルも選択します。 この操作は元に戻せません。個人用ワークスペース機能は一度有効化すると無効化できません。 |
標準ロール |
フォルダーの標準ロールを作成します。これらのロールにより、ユーザー グループのメリットを活用できるようになります。 作成するロールの横の |
クライアント バイナリ (Robot、Studio、Assistant) の自動更新設定 |
ロボット端末が ___ 日間を超えてオフラインの場合に自動更新ステータスを無視 - 非アクティブなマシンが更新プロセスから除外され、更新ステータスの報告時に考慮されなくなります。 |
フォルダー |
アカウントとマシンのマッピングを有効化 - アカウントとマシンのマッピング機能を有効化します。 |
フィールド/既定値 |
説明 |
---|---|
トリガー - ジョブ数のカウント方法 (
Triggers.JobsCountStrategy )
既定値: プロセスごと |
トリガーを通じて開始されたジョブのカウント方法を選択します。 ただし、指定されている可能性のある引数は考慮されません。 次のオプションを使用できます。
|
トリガー - キュー トリガー - 保留中ジョブのストラテジを有効化 (
Features.QueueTriggers.PendingJobsStrategy )
既定値: True |
新しいアイテムがキューに追加されたときにトリガーされる追加ジョブの数の計算方法を選択します。それには、作成するジョブのターゲットとなる最大数から、特定のステートにあるジョブの数を差し引きます。 次のオプションを使用できます。
この数値は次のように計算されます。 新しく利用可能になるキュー アイテムに基づいて作成される追加ジョブの最大数 = 同時に許可されている保留中および実行中のジョブの最大数から保留中ステートのジョブの数を引いた数。
この数値は次のように計算されます。 新しく利用可能になるキュー アイテムに基づいて作成される追加ジョブの最大数 = 同時に許可されている保留中および実行中のジョブの最大数引く[保留中]、[再開]、[実行中]、[停止中]、[終了中] のいずれかのステートのジョブの数。 |
トリガー - ジョブの作成が指定回数失敗した場合に無効化 (
Triggers.DisableWhenFailedCount )
既定値: 10 |
特定の日数内で、起動に一定の回数失敗し、正常に実行されたことが一度もない場合に、トリガーを自動的に無効化するよう設定します。 このオプションは、[トリガー - ジョブの作成が指定回数失敗し続けている場合の猶予期間 (日数)] と組み合わせて使用します。[トリガー - ジョブの作成が指定回数失敗した場合に無効化] では実行の失敗回数を調整でき、[トリガー - 指定日数の間失敗し続けた場合に無効化] では日数を変更できます。 既定では、[トリガー - ジョブの作成が指定回数失敗した場合に無効化] の値は 10 で、[トリガー - ジョブの作成が指定回数失敗し続けている場合の猶予期間 (日数)] の値は 1 です。つまり、過去 1 日間に起動に 10 回失敗し、一度も正常に実行されなかった場合には、トリガーが無効化されます。 このオプションは、10 から 100 の範囲内で設定できます。 |
トリガー - ジョブの作成が指定回数失敗し続けている場合の猶予期間 (日数) (
Triggers.DisableWhenFailingSinceDays )
既定値: 1 |
特定の日数内で、起動に一定の回数失敗し、正常に実行されたことが一度もない場合に、トリガーを自動的に無効化するよう設定します。 このオプションは、[トリガー - 指定回数失敗した場合に無効化] と組み合わせて使用します (詳しくは、上記をご覧ください)。 これは 1 から 30 の範囲内で設定できます。 |
トリガー - 接続トリガー - ジョブの実行が指定回数失敗した場合に無効化 既定値: 5 |
注:
この設定は、個人用ワークスペースにパブリッシュされた接続トリガー (つまり Studio Web で作成されたトリガー) のみが対象です。 この設定で選択した回数だけ実行が失敗すると、トリガーが無効化されます。 値は 0 から 100 の範囲で設定できます。0 はトリガーが無効化されないことを意味します。 0 を選択した場合、[トリガー - 接続トリガー - ジョブの実行が指定回数失敗し続けている場合の猶予期間 (日数)] は無関係となり、フィールドは無効化されます。 この設定は、新しく作成される接続トリガーに対してのみ有効です。既存の接続トリガーにさかのぼって変更が適用されることはありません。 |
トリガー - 接続トリガー - ジョブの実行が指定回数失敗し続けている場合の猶予期間 (日数) 既定値: 0 |
注:
この設定は、個人用ワークスペースにパブリッシュされた接続トリガー (つまり Studio Web で作成されたトリガー) のみが対象です。 この設定は、ジョブが最初に失敗してからトリガーが無効化されるまでの待機期間 (日数) を示します。 これは 0 から 30 の範囲内で設定できます。 [トリガー - 接続トリガー - ジョブの実行が指定回数失敗した場合に無効化] が 0 の場合、このフィールドは無効化されます。 |
トリガー - API トリガー - 保留中ジョブの最大数 既定値: 10 |
API トリガーで作成できる保留中のジョブの最大数を設定します。 サポートされる範囲は 1 から 100 です。 |
キュー - しきい値 (時間) の経過後に [処理中] ステートに留まっているキュー アイテムを破棄 (
inProgressMaxNumberOfMinutes )
既定値: 24 |
キュー アイテムが [処理中] のステータスを保てる最長時間 (時間) です。この時間が経過した後は、キュー アイテムのステータスが [破棄済み] に変わります。 既定値は 24 時間です。これは、少なくとも 1 日間 [処理中] ステータスが続かない限り、キュー アイテムは [破棄済み] としてマークされないことを意味します。 この処理は、1 時間に 1 度実行されるバックグラウンド ジョブで行われます。このため、ステートの移行は選択した値の 1 時間後までの間に期待できます。 |
キュー - 未処理のキュー アイテムの確認頻度 (分) (
Queue.ProcessActivationSchedule )
既定値: 30 |
未処理のキュー アイテムのチェック間隔です。 チェック間隔は、10 分、15 分、20 分、30 分、60 分から選択して調整できます。 作成するすべてのキュー トリガーに対して、バックグラウンドのタイム トリガーが生成されます。これによって、キューに登録した時点で処理されなかったキュー アイテムに対応できます。このバックグラウンドのタイム トリガーは、設定で指定された頻度を計算するために使用されます。 既存のキュー トリガー: 既定値が初めて変更されたタイミングで設定が適用され、設定は元に戻せません。 新しいキュー トリガー: この設定が常に適用されます。 重要:
|
ジョブ - 終了までのタイムアウト (時間) (
Jobs.TerminatingJobsTimeout )
既定値: 24 |
終了中のジョブが [失敗] とマークされる条件を満たすまでの経過時間 (時間) を設定します。 既定値は 24 です。つまり、ジョブは少なくとも 1 日ずっと終了中の状態にならないかぎり、[失敗] とマークされることはありません。 この処理は、1 時間に 1 度実行されるバックグラウンド ジョブで行われます。このため、ステートの移行は選択した値の 1 時間後までの間に期待できます。 |
設定 |
説明 |
---|---|
API トリガーの CORS 許可リスト |
着信トラフィックに許可されているドメインを入力できます。 個々のドメインは、コンマを使用するか Enter キーを押して区切ります。 |
同期 API トリガーのリダイレクトに Authentication ヘッダーを要求 | これは既定で有効化されており、API トリガーに同期 (ロングポーリング) 呼び出しモードを選択するときに認証ヘッダーの使用を強制します。 |
ストリクト API |
有効化すると、特定の API フィールドがフィルター処理不可/並べ替え不可になるため、パフォーマンスの問題を防ぐことができます。これらのフィールドのリストは専用のページで確認できます。 この設定は新しいテナントでは既定で有効化されますが、既存のテナントでは手動で選択する必要があります。 API 連携では、このオプションを常に有効化しておくことがベスト プラクティスとして推奨されます。 |
パッケージとライブラリのフィードを設定し、セキュリティで保護できるようにします。Automation Ops を使用して、すべてのテナントのフィードを一元管理できます。詳しくは、『Automation Ops ガイド』の「フィードの管理について」をご覧ください。
ここでの設定は、テナント フィードにのみ影響します。フォルダー フィードと個人用ワークスペース フィードは常に内部フィードであり、各フォルダーまたは個人用ワークスペースのコンテキストでのみ使用できます。
オートメーション パッケージを維持できる内部フィードまたは外部フィードを設定できます。既定では、内部フィードが使用されます。基本認証の資格情報を定義するか、API キーを使用して、フィードのセキュリティを保護できます。
フィールド |
説明 |
---|---|
内部 |
内部フィードを使用します。フィードは、[セキュリティで保護されたデプロイ] オプションまたは API キーを使用してセキュリティ保護できます。
|
外部 |
外部フィードを使用します。フィードは、API キーまたは基本認証資格情報を使用してセキュリティ保護できます。
[API キー] オプションで指定するユーザー名とパスワードの両方をここでも使用する必要があることに注意してください。 |
ライブラリおよびアクティビティ パッケージに使用されるフィードを設定できます。
フィールド |
説明 |
---|---|
ホスト フィードのみ |
ライブラリはホスト フィードに格納され、そのフィードを使用するすべてのテナントが利用できます。[ライブラリ] ページは、1 つの Orchestrator インスタンスでは同じになります。すなわち、テナント レベルではライブラリが分離されていないため、それぞれのテナントが他のテナントのアクティビティにアクセスできます。 このオプションを選択すると、Orchestrator からライブラリをアップロードできません。 このオプションは、ロボットにホスト フィードへのアクセス権のみを付与します。 |
テナント フィードのみ |
ライブラリはテナント レベルで隔離され、データはテナント間で分離されます。ライブラリが維持される内部フィードまたは外部フィードを設定できます。既定では、内部フィードが使用されます。 このオプションは、ロボットにテナント フィードへのアクセス権のみを付与します。 |
ホスト フィードとテナント フィードの両方 |
ライブラリはテナント レベルで隔離され、データはテナント間で分離されます。ライブラリが維持される内部フィードまたは外部フィードを設定できます。既定では、内部フィードが使用されます。 このオプションは、ロボットにホスト フィードとテナント フィードの両方へのアクセス権を付与します。 |
内部 |
[テナント フィードのみ] または [ホスト フィードとテナント フィードの両方] が選択されている場合に表示されます。 ライブラリに内部フィードを使用します。フィードは、[セキュリティで保護されたデプロイ] オプションまたは API キーを使用してセキュリティ保護できます。
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外部 |
[テナント フィードのみ] または [ホスト フィードとテナント フィードの両方] が選択されている場合に表示されます。 ライブラリに外部フィードを使用します。フィードは、API キーまたは基本認証資格情報を使用してセキュリティ保護できます。
[API キー] オプションで指定するユーザー名とパスワードの両方をここでも使用する必要があることに注意してください。 |
詳しくは、「ライブラリ フィード」のページをご覧ください。
フィールド |
説明 |
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ライセンスを検証せずにロボットをオフラインで実行できる合計時間 |
Orchestrator がロボットのライセンスを確認することなく、そのロボットをオフラインで実行できる時間数を指定できます。既定では 0 に設定されています。指定できる最大値は 168 時間です。 |
フィールド |
説明 |
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Unattended ロボットの認証 |
クライアント資格情報 (推奨) - このオプションでは、有効期限が切れるトークンを使用する接続のみを許可します。OAuth 2.0 フレームワークを認証プロトコルの基盤として使用します。Unattended ロボットが Orchestrator に接続する際に、マシン テンプレート オブジェクトを介して生成されたクライアント ID とクライアント シークレットのペアを使用することができます。クライアント ID とクライアント シークレットのペアで生成したトークンによってロボットと Orchestrator 間の接続が認可され、Orchestrator リソースへのアクセス権がロボットに付与されます。 ハイブリッド - このオプションでは、有効期限が切れないトークン (マシン キー) を使用する接続と有効期限が切れるトークン (クライアント資格情報) を使用する接続の両方を許可します。 |
Attended ロボットの認証 |
対話型サインイン SSO (推奨) - このオプションでは、有効期限が切れるトークンを使用するロボット接続のみを許可します。ユーザーは、Assistant で資格情報を使用してサインインすることによってのみロボットを認証できます。 Attended ロボットを実行したり、Orchestrator への HTTP 要求を作成したり、Assistant でプロセスを表示したりするには、ユーザー サインインが必要です。対話型サインインを使用する際、Orchestrator でマシン オブジェクトを作成する必要はありません。 ハイブリッド - このオプションでは、有効期限が切れないトークン (マシン キー) を使用する接続と有効期限が切れるトークン (対話型サインインまたはクライアント資格情報) を使用する接続の両方を許可します。ユーザーは資格情報を使用してサインインし、ロボットを認証することができます。その後、Studio と Assistant を Orchestrator に接続できますが、これは必須ではありません。 |
Robot サービスが Orchestrator の SignalR チャネルをサブスクライブするかどうかを指定したり、最適なトランスポート プロトコルを設定したりします。
フィールド |
説明 |
---|---|
有効 |
このトグルは、Robot サービスが Orchestrator の SignalR チャネルにサブスクライブするかどうかを指定します。既定では、この設定は有効で、すべてのチャネルが選択されています。
すべてのトランスポート チャネルが有効化されている場合、最適なトランスポートが自動的に選択されます。優先順位は、WebSocket > サーバー送信イベント > ロング ポーリングです。何らかの理由で最初のプロトコルが使用できない場合は、Orchestrator とロボット間の通信を容易にするために、次のプロトコル (有効化されている場合) が使用されます。 |
WebSocket |
選択すると、WebSocket トランスポート プロトコルを使用して、ロボットを Orchestrator の SignalR チャネルに接続できます。これは、そのパフォーマンス、および Robot サービスから Orchestrator へ、またはその逆の両方向の同時通信をサポートしていることから、優先度順で使用される最上位のプロトコルです。 SignalR (ロボット) 機能が有効化されていない場合、WebSocket のみが利用可能なトランスポート プロトコルになります。 |
サーバー送信イベント (SSE) |
選択すると、サーバー送信イベント (SSE) プッシュ テクノロジを使用して、ロボットを Orchestrator の SignalR チャネルに接続できます。これは、WebSockets が何らかの理由で使用できない場合の最初のバックアップです。 [SignalR (ロボット)] 機能が有効でない場合は、このオプションは使用できません。 |
ロング ポーリング |
選択すると、ロング ポーリング プロトコルを使用して、Robot を Orchestrator の SignalR チャネルに接続できます。このプロトコルは、WebSockets プロトコルと SSE プロトコルが使用できない場合に使用されます。 [SignalR (ロボット)] 機能が有効でない場合は、このオプションは使用できません。 |
トリガーの実行を制限する、非稼働日のリストをテナントごとに定義できます。つまり、祝日や土日など、通常の業務がない日には、長期スケジュールがトリガーされないように設定できます。定義された非稼働日を過ぎると、通常どおりにトリガーされるようになります。
これらの制約をトリガーに適用するには、トリガー設定時に非稼働日カレンダーを選択する必要があります。[非稼働日] タブで加えたすべての変更は、そのカレンダーを使用するすべてのトリガーに影響を与えます。
非稼働日の管理方法の詳細については、こちらをご覧ください。