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Orchestrator ユーザー ガイド
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Last updated 2024年11月20日

ユーザーに対して個人オートメーションの実行を有効化する

個人オートメーションとは、ユーザーの ID の下でユーザーのマシン上でローカルに実行するか、ユーザーが直接アクセスできないサーバー側のリソース上でリモートに実行 (個人 (リモート) オートメーション) できるオートメーションです。ユーザー アカウント、およびユーザー アカウントとロールとの関連付けにより、Orchestrator のリソースに対して一定レベルのアクセスを許可できます。Orchestrator について学ぶ

このページでは、ユーザーに対して以下を有効化する方法について説明します。

  • ローカル マシンで UiPath® Assistant を使用してオートメーションを実行
  • ユーザーが必要な権限を持つフォルダーと、個人用ワークスペースで、バックグラウンドの個人 (リモート) オートメーションを実行
  • UiPath Studio (デスクトップと Web の両方) で実行してデバッグ
  • 個人用ワークスペースでオートメーションを管理

開発者およびビジネス ユーザーの場合: ジョブを手動で実行するか、トリガーを設定してジョブを自分自身として起動する方法をご覧ください。

ユーザー グループに対して個人オートメーションの実行を有効化する

以下で、管理者がユーザーのグループに対して個人オートメーション機能を有効化する手順を、段階を追って説明します。グループは、同様のニーズを持つアカウントをまとめて管理できるようにして、作業を簡素化するために使用します。

  1. Orchestrator のグループを参照するか、既存のグループを編集してロールを割り当てます。
  2. [個人オートメーションの設定] タブをクリックして、個人オートメーションの設定を構成します。
  3. [このグループのユーザーによるオートメーションの実行を有効化] トグルを有効化します。これにより、そのグループのユーザーに対して以下の操作を有効化します。
    • ローカル マシンで UiPath Assistant を使用してオートメーションを実行
    • ユーザーが必要な権限を持つフォルダーで、バックグラウンドの個人 (リモート) オートメーションを実行
    • UiPath Studio (デスクトップと Web の両方) で実行してデバッグ
    注意:

    この設定は、グループに既に関連付けられているユーザーにのみ適用されます。ユーザーをグループに後で追加する場合は、設定に準拠するために手動で変更を行う必要があります。

  4. [設定] セクションで、[このグループのメンバーの個人用ワークスペースを有効化] トグルを有効化します。これにより、そのグループのユーザーに対して以下の操作を有効化します。
    • 個人用ワークスペースでオートメーションを管理
    • 個人用ワークスペースでバックグラウンドの個人 (リモート) オートメーションを実行
  5. [追加] または [更新] をクリックします。グループが参照/更新されます。

個々のユーザーに対して個人オートメーションの実行を有効化する

以下で、管理者が個別のユーザー アカウントに対して個人オートメーション機能を有効化する手順を、段階を追って説明します。これはグループ メンバーシップによってアクセス権が付与される機能だけでなく、他にも何らかの機能を必要とするグループ メンバーがいる場合に推奨される方法であり、ユーザー構成に対するよりきめ細かい設定が可能になります。

  1. Orchestrator の既存のユーザーを参照するか、既存のユーザー アカウントを編集してロールを割り当てます。
  2. [個人オートメーションの設定] タブをクリックして、個人オートメーションの設定を構成します。
  3. [ユーザーによるオートメーションの実行を有効化] トグルをオンにします。これにより、ユーザーは以下の操作を実行できます。
    • ローカル マシンで UiPath Assistant を使用してオートメーションを実行
    • ユーザーが必要な権限を持つフォルダーで、バックグラウンドの個人 (リモート) オートメーションを実行
    • UiPath Studio (デスクトップと Web の両方) で実行してデバッグ
    注意:
    • [ユーザーによるオートメーションの実行を有効化] オプションをオフにすると、実行中のオートメーションに影響が生じ、Studio Web エクスペリエンスが低下する可能性があることを知らせる警告メッセージが表示されます。
    • この設定は、ユーザーのプロビジョニング時に適用されます。それ以降は、異なるルールが適用されているグループにユーザーが追加されても、設定は自動的に変更されず、トグルは手動でのみ切り替えることができます。
  4. [設定] セクションで、[このユーザーに個人用ワークスペースを作成し、最適な Studio Web エクスペリエンスを有効化] トグルをオンにします。これにより、ユーザーは以下の操作を実行できます。
    • 個人用ワークスペースでオートメーションを管理
    • 個人用ワークスペースでバックグラウンドの個人 (リモート) オートメーションを実行
  5. [追加] または [更新] をクリックします。ユーザー アカウントが作成/更新されます。

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