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開発者向けのアクティビティ

最終更新日時 2024年12月11日

XML ファイルを読み取り逆シリアル化する

以下の例では、[XML を逆シリアル化][XPath を実行][XML ノードを取得][XML ノード属性を取得] などのアクティビティを使用して、XML ファイルに関するさまざまな情報の読み取り、逆シリアル化、アクセス、および表示を実行する方法について説明します。これらのアクティビティは、UiPath.WebAPI.Activities パッケージに含まれています。

注: この例で説明するプロジェクトを含むアーカイブをダウンロードして展開し、daily_usd.xml ファイルをプロジェクト フォルダーにコピーしてください。

サンプルと同等のオートメーション プロセスは以下のように構築できます。

  1. Studio を開いて、新しいプロセスを作成します。
  2. デザイナー パネルに [シーケンス] コンテナーをドラッグします。

    • 次の変数を作成します。

      変数名

      変数の型

      既定値

      xml

      文字列

       

      xmlDeserialized

      XDocument

       

      xml_xpath_result

      オブジェクト

       

      xmlNodes

      IEnumerable<XNode>

       

      xmlAttributes

      IEnumerable<XAttribute>

       

      allExchRates

      文字列

       
  3. シーケンス内に [テキスト ファイルを読み込み] アクティビティをドラッグします。

    • [FileName] フィールドに式 "daily_usd.xml" を追加します。
    • [プロパティ] パネルの [コンテンツ] フィールドに変数 xml を追加します。
  4. [テキスト ファイルを読み込み] アクティビティの後に [XML を逆シリアル化] アクティビティを追加します。

    • [XML 文字列] フィールドに変数 xml を追加します。
    • [プロパティ] パネルの [XML ドキュメント] フィールドに変数 xmlDeserialized を追加します。
  5. [XML を逆シリアル化] アクティビティの後に [XPath を実行] アクティビティを追加します。

    • [既存の XML] フィールドに値 xmlDeserialized を追加します。
    • "string(/channel/lastBuildDate)"[XPath 式] フィールドに追加します。
    • [プロパティ] パネルの [結果] フィールドに変数 xml_xpath_result を追加します。
  6. [メッセージ ボックス] アクティビティを、[XPath を実行] アクティビティの後ろに追加します。

    • "Exchange rates for " + xml_xpath_result.ToString[テキスト] フィールドに追加します。
  7. [メッセージ ボックス] アクティビティの後に [XML ノードを取得] アクティビティを追加します。

    • [既存の XML] フィールドに変数 xmlDeserialized を追加します。
    • [プロパティ] パネルの [XML ノード] フィールドに変数 xmlNodes を追加します。
  8. [XML ノードを取得] アクティビティの後に [XML ノード属性を取得] アクティビティを追加します。

    • [既存の XML ノード] フィールドに値 xmlNodes(0) を追加します。
    • [プロパティ] パネルの [属性] フィールドに変数 xmlAttributes を追加します。
  9. [XML ノード属性を取得] アクティビティの後に [メッセージ ボックス] アクティビティを追加します。

    • xmlAttributes(0).Name.Tostring + ": " + xmlAttributes(0).Value.Tostring[テキスト] フィールドに追加します。
  10. [メッセージ ボックス] アクティビティの後に [代入] アクティビティを追加します。

    • [左辺値 (To)/宛先] フィールドに変数 allExchRates を追加します。
    • [右辺値 (Value)] フィールドに式 "Exhange Rates" + System.Environment.NewLine を追加します。
  11. [代入] アクティビティの後に [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティを追加します。

    • xmlDeserialized.Element("channel").Elements("item")Value (値) フィールドに追加します。
    • [プロパティ] パネルの [TypeArgument (引数の型)] ドロップダウン リストから [System.Xml.Linq.XElement] を選択します。
  12. [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティの [シーケンス] コンテナーに [代入] アクティビティを配置します。

    • [左辺値 (To)/宛先] フィールドに変数 allExchRates を追加します。
    • allExchRates + System.Environment.NewLine + "1 " + item.Element("baseName").Value.ToString + " = " + item.Element("exchangeRate").Value.ToString + " " + item.Element("targetName").Value.ToString[右辺値 (Value)] フィールドに追加します。
  13. [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティの後に [メッセージ ボックス] アクティビティを追加します。

    • [テキスト] フィールドに変数 allExchRates を追加します。


  14. プロセスを実行します。XML ファイルの読み取り、逆シリアル化、アクセスが実行されます。ファイルから抽出された情報を含むいくつかのメッセージ ボックスが表示されます。

こちらからサンプルをダウンロードできます。

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