- 概要
- 暗号化
- データベース
- Java
- Python
- Web API

開発者向けのアクティビティ
以下の例では、[XML を逆シリアル化]、[XPath を実行]、[XML ノードを取得]、[XML ノード属性を取得] などのアクティビティを使用して、XML ファイルに関するさまざまな情報の読み取り、逆シリアル化、アクセス、および表示を実行する方法について説明します。これらのアクティビティは、UiPath.WebAPI.Activities パッケージに含まれています。
サンプルと同等のオートメーション プロセスは以下のように構築できます。
- Studio を開いて、新しいプロセスを作成します。
-
デザイナー パネルに [シーケンス] コンテナーをドラッグします。
-
次の変数を作成します。
変数名
変数の型
既定値
xml文字列
xmlDeserializedXDocument
xml_xpath_resultオブジェクト
xmlNodesIEnumerable<XNode>
xmlAttributesIEnumerable<XAttribute>
allExchRates文字列
-
-
シーケンス内に [テキスト ファイルを読み込み] アクティビティをドラッグします。
- [FileName] フィールドに式
"daily_usd.xml"を追加します。 - [プロパティ] パネルの [コンテンツ] フィールドに変数
xmlを追加します。
- [FileName] フィールドに式
-
[テキスト ファイルを読み込み] アクティビティの後に [XML を逆シリアル化] アクティビティを追加します。
- [XML 文字列] フィールドに変数
xmlを追加します。 - [プロパティ] パネルの [XML ドキュメント] フィールドに変数
xmlDeserializedを追加します。
- [XML 文字列] フィールドに変数
-
[XML を逆シリアル化] アクティビティの後に [XPath を実行] アクティビティを追加します。
- [既存の XML] フィールドに値
xmlDeserializedを追加します。 - 式
"string(/channel/lastBuildDate)"を [XPath 式] フィールドに追加します。 - [プロパティ] パネルの [結果] フィールドに変数
xml_xpath_resultを追加します。
- [既存の XML] フィールドに値
-
[メッセージ ボックス] アクティビティを、[XPath を実行] アクティビティの後ろに追加します。
- 式
"Exchange rates for " + xml_xpath_result.ToStringを [テキスト] フィールドに追加します。
- 式
-
[メッセージ ボックス] アクティビティの後に [XML ノードを取得] アクティビティを追加します。
- [既存の XML] フィールドに変数
xmlDeserializedを追加します。 - [プロパティ] パネルの [XML ノード] フィールドに変数
xmlNodesを追加します。
- [既存の XML] フィールドに変数
-
[XML ノードを取得] アクティビティの後に [XML ノード属性を取得] アクティビティを追加します。
- [既存の XML ノード] フィールドに値
xmlNodes(0)を追加します。 - [プロパティ] パネルの [属性] フィールドに変数
xmlAttributesを追加します。
- [既存の XML ノード] フィールドに値
-
[XML ノード属性を取得] アクティビティの後に [メッセージ ボックス] アクティビティを追加します。
- 式
xmlAttributes(0).Name.Tostring + ": " + xmlAttributes(0).Value.Tostringを [テキスト] フィールドに追加します。
- 式
-
[メッセージ ボックス] アクティビティの後に [代入] アクティビティを追加します。
- [左辺値 (To)/宛先] フィールドに変数
allExchRatesを追加します。 - [右辺値 (Value)] フィールドに式
"Exhange Rates" + System.Environment.NewLineを追加します。
- [左辺値 (To)/宛先] フィールドに変数
-
[代入] アクティビティの後に [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティを追加します。
- 式
xmlDeserialized.Element("channel").Elements("item")を Value (値) フィールドに追加します。 - [プロパティ] パネルの [TypeArgument (引数の型)] ドロップダウン リストから [System.Xml.Linq.XElement] を選択します。
- 式
-
[繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティの [シーケンス] コンテナーに [代入] アクティビティを配置します。
- [左辺値 (To)/宛先] フィールドに変数
allExchRatesを追加します。 - 式
allExchRates + System.Environment.NewLine + "1 " + item.Element("baseName").Value.ToString + " = " + item.Element("exchangeRate").Value.ToString + " " + item.Element("targetName").Value.ToStringを [右辺値 (Value)] フィールドに追加します。
- [左辺値 (To)/宛先] フィールドに変数
-
[繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティの後に [メッセージ ボックス] アクティビティを追加します。
-
[テキスト] フィールドに変数
allExchRatesを追加します。
-
- プロセスを実行します。XML ファイルの読み取り、逆シリアル化、アクセスが実行されます。ファイルから抽出された情報を含むいくつかのメッセージ ボックスが表示されます。
こちらからサンプルをダウンロードできます。