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開発者向けのアクティビティ
最終更新日 2024年4月23日

JSON を逆シリアル化

UiPath.WebAPI.Activities.DeserializeJson

説明

JSON 文字列またはサンプルを JObject に逆シリアル化します。

プロジェクトの対応 OS

Windows - レガシ | Windows | クロスプラットフォーム

Windows、クロスプラットフォームでの設定

  • JsonString - 逆シリアル化される JSON を含む文字列です。JSON は、インデントなしで、二重引用符で囲んで記述する必要があります。JSON 内の文字列は、一重引用符で記述する必要があります。たとえば、次の JSON が有効です。"{'TenancyName': 'Documentation', 'UsernameOrEmail': 'Documentation', 'Password': 'Documentation'}"

詳細オプション
入力
  • JSON のサンプル - 出力構造の JSON サンプルです。このサンプルは同様のオブジェクトに変換され、このオブジェクトを設計時に使用できます。

  • 入力の種類 - 逆シリアル化するオブジェクトの引数の型を選択できるドロップダウン リストです。

出力

  • JsonObject - Newtonsoft.Json.Linq.JObject 変数として逆シリアル化された JSON です。Newtonsoft.Json.Linq.JObject オブジェクトについて詳しくは、こちらをご覧ください。

Windows - レガシでの設定

プロパティ パネル

共通

  • 表示名 - アクティビティの表示名です。

入力

  • JSON のサンプル - 出力構造の JSON サンプルです。このサンプルは同様のオブジェクトに変換され、このオブジェクトを設計時に使用できます。

  • JsonString - 逆シリアル化される JSON を含む文字列です。JSON は、インデントなしで、二重引用符で囲んで記述する必要があります。JSON 内の文字列は、一重引用符で記述する必要があります。たとえば、次の JSON が有効です。"{'TenancyName': 'Documentation', 'UsernameOrEmail': 'Documentation', 'Password': 'Documentation'}"

その他

  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。
  • TypeArgument - 返される出力データの型を選択できるドロップダウン リストです。指定した JSON 文字列は、選択した型のオブジェクトに変換されます。

出力

  • JsonObject - Newtonsoft.Json.Linq.JObject 変数として逆シリアル化された JSON です。Newtonsoft.Json.Linq.JObject オブジェクトについて詳しくは、こちらをご覧ください。

[JSON を逆シリアル化] の使用例

[JSON を逆シリアル化] アクティビティは、.json ファイルと文字列からデータを抽出するのに使用されます。
このアクティビティの使用方法を例示するため、.json ファイルから人の年齢を抽出するために [JSON を逆シリアル化] アクティビティを使用する例を作成しました。

サンプルと同等のオートメーション プロセスは以下のように構築できます。

  1. Studio を開いて、新しいプロセスを作成します。
  2. ワークフロー デザイナーに [シーケンス] をドラッグします。

    • 次の変数を作成します。

      変数名

      変数の型

      既定値

      JsonText

      文字列

       

      JsonObj

      JObject

       

      Age

      GenericValue

       
  3. [テキスト ファイルを読み込み] アクティビティを、シーケンス コンテナー内部にドラッグします。

    • [プロパティ] パネルで、[ファイル名] フィールドに値 "JsonString.txt" を追加します。
    • Content (コンテンツ) フィールドに変数 JsonText を追加します。
  4. [JSON を逆シリアル化] アクティビティを、[テキスト ファイルを読み込み] アクティビティの下に追加します。

    • [プロパティ] パネルで、[Json 文字列] フィールドに変数 ph b を、[Json オブジェクト] フィールドに変数 JsonText を追加します。
    • TypeArgument ドロップダウン リストから値 Newtonsoft.Json.Linq.JObject を選択します。
  5. [代入] アクティビティを、[JSON を逆シリアル化] アクティビティの下に配置します。

    • [左辺値 (To)] フィールドに変数 Age を、[右辺値 (Value)] フィールドに式 JsonObj.SelectToken("age").ToString を追加します。
  6. [1 行を書き込み] アクティビティを、[代入] アクティビティの下にドラッグします。

    • [テキスト] フィールドに変数 Age を追加します。
  7. プロセスを実行します。ロボットは、.json ファイルから年齢の値を抽出し、それを Output パネルに表示します。

こちらからサンプルをダウンロードできます。

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