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開発者向けのアクティビティ
最終更新日 2024年4月23日

XPath を実行

UiPath.WebAPI.Activities.ExecuteXPath

指定した XML ドキュメントで指定した XPath 式を実行します。XPath 構文について詳しくは、こちらをご覧ください。

プロパティ

入力
  • ExistingXML - 処理する XML を含む XDocument 変数です。このフィールドに入力すると、XMLString フィールドは使用できなくなります。このフィールドでは XDocument 変数のみサポートされています。
  • XMLString - 処理する XML を含む文字列または String 型変数です。このフィールドに入力すると、ExistingXML フィールドは使用できなくなります。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
  • XPathExpression - XPath 式を含む文字列または String 型変数です。このフィールドは、文字列と String 型変数のみをサポートします。
その他
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。
共通
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。
出力
  • Result - 指定した XML の取得したノードまたはノードセットを含む Object 変数です。このフィールドでは Object 変数のみサポートされています。

[XPath を実行] アクティビティの使用例

[XPath を実行] アクティビティは、.xml ファイルからデータを読み取りおよび抽出するのに使用されます。
このアクティビティの使用方法を例示するため、.xml ファイルから人の名前を抽出するために [XPath を実行] アクティビティを使用する例を作成しました。

サンプルと同等のオートメーション プロセスは以下のように構築できます。

  1. Studio を開いて、新しいプロセスを作成します。

    注: .xml ファイルは必ずプロジェクト フォルダー内に配置してください。この例では、XMLfiles.txt を使用しました。
  2. ワークフロー デザイナーに [シーケンス] をドラッグします。

    • 次の変数を作成します。

      変数名

      変数の型

      既定値

      XMLString

      文字列

       

      Result

      オブジェクト

       
  3. [テキスト ファイルを読み込み] アクティビティを、シーケンス コンテナー内部にドラッグします。

    • [プロパティ] パネルで、[表示名] フィールドに Read XML file を追加します。
    • FileName フィールドに値 "XMLfiles.txt" を追加します。
    • Content (コンテンツ) フィールドに変数 XMLString を追加します。
  4. [XPath を実行] アクティビティを、[テキスト ファイルを読み込み] アクティビティの下に追加します。

    • [プロパティ] パネルで、[XML 文字列]フィールドに変数 XMLString を追加します。
    • [XPath 式] フィールドに値 "string(/catalog/book/author/text()[1])" を追加します。この式は、xml ファイルから author (著者) フィールドで見つかったテキストを抽出します。
    • Result (値) フィールドに変数 Result を追加します。
  5. [1 行を書き込み] アクティビティを、[XPath を実行] アクティビティの下にドラッグします。

    • "Result: " + Result.ToString[テキスト] フィールドに追加します。
  6. プロセスを実行します。ロボットは、.xml ファイルから著者の名前を抽出し、それを [出力] パネルに表示します。
  • プロパティ
  • [XPath を実行] アクティビティの使用例

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