XAML ファイルをインポートする (プレビュー)

XAML のインポート機能 を使用すると、UiPath Studio で作成されたワークフローファイルを開き、プロセスの業務プロセス定義書を生成できます。

以下の Studio ワークフローの種類がサポートされています。

フローチャート
シーケンス
ステートマシン

注: XAML が別のワークフローの種類で作成されると、エラーメッセージが表示されます。

フローチャート

主なダイアグラム構造が定義済みであるため、この種類のワークフローは最も適合性があり、Task Capture に最も正確な結果をもたらします。

トップレベルの各 FlowStep を .xaml ファイルから読み込む間に、入れ子のアクティビティがすべて検索され、アクションのシーケンスとして配置されるようアクティビティ構造が平坦化されます。シーケンスが作成されるとすぐに、Task Capture によってすべての参照の解決が試みられ、フローステップ間に適切なリンクが作成されます。

WorkflowViewStateService は、Studio に表示されたフローチャートビューを模倣する場合に使用します。

シーケンス

この種類のワークフローの場合、できるだけ多くのシーケンスが作成されるように Task Capture によって .xaml ファイルが分析されます。その結果、一連のシーケンスがシンプルになります。

ステートマシン

この種類のワークフローの場合は、各ステートノードに対して Sequence と Business Rule の 2 つのダイアグラム要素が作成されます。これは、Task Capture ではシーケンスに複数の結果のリンクを含めることができないためです。

シーケンス要素には、State で利用可能なすべてのアクティビティが含まれています。次にリンクされている Business Rule は、そのタイトルに結合された理由を含み、決定分岐を通じて他の States に接続します。

サポートされているアクティビティ

以下のアクティビティパッケージは、Task Capture によってアクションとして解析されます。

UI Automation アクティビティ
- 例: .xaml ファイル内で ui: から始まるアクティビティ
UI Automation Next アクティビティ
- 例: .xaml ファイル内で uin: から始まるアクティビティ
ワークフローのアクティビティ
Programming アクティビティ
Computer Vision アクティビティ
IBM Notes アクティビティ

以下の Studio アクティビティの種類が一致する可能性があります。

クリック/ダブルクリック
文字を入力
ホットキーを押下
メッセージをログ

使用に関する仕様

Studio で利用可能なアクティビティをすべて複製できるわけではありません。
- 複製できない各アクティビティについては、Task Capture ワークフロー内に空のアクションが作成されます。アクティビティマークアップのすべての XAML 属性が、キー値のペアとしてアクションの説明に配置されます。
これとは別に、以下の制限事項を考慮する必要があります。
- XAML ファイルの過去のバージョンとの相互運用性;
- 表示ステートの不正確さ
- 入れ子のアクティビティの平坦化
Task Capture によって行われるファイル処理の開始点は、ドキュメント内のルート要素の最初の子を確認することです。この要素は、フローチャート、シーケンス、ステートマシンのいずれかである必要があります。