独自の Word テンプレートを作成する

Task Capture では、既存のテンプレートを管理するほかに、独自のテンプレートを作成し、PDD のエクスポートに使用できます。

以下のいずれかの方法で行います。

• Word テンプレートを管理する

  既定のテンプレートを使用しながら、独自のブランディングや必要性に応じてそのデザインや構成を調整します。これにより、必要なプレースホルダーがすべて揃っていることを簡単に保証できます。

• 独自のテンプレートをゼロから作成する

このためには、以下を実行します。

1. 現在の自社用 Word テンプレートを使用するか、必要なスタイルやセクションを適用してテンプレートを作成します。
2. 以下のリストから必要なプレースホルダーをコピーし、貼り付けます。

エクスポートする PDD に必要なループ/サイクルのみを追加します。以下のプレースホルダーは必須ではありません。

{TITLE} - title of the document
{DESCRIPTION} - description of the document
{AUTHOR} - author of the document
{PROCESS_DATE}
{PROCESS_EXECUTION_TIME}
{TOTAL_APPLICATIONS_COUNT}
{TOTAL_WINDOWS_COUNT}
{TOTAL_ACTIONS_COUNT}
{TOTAL_CLICKS}
{TOTAL_HOTKEYS}
{TOTAL_TEXT_ENTRIES}
{TOTAL_KEYS_PRESSED}
{TOTAL_TIME}
{#APPLICATIONS}
    {NAME}
    {TOTAL_ACTIONS_COUNT}
    {TOTAL_CLICKS}
    {TOTAL_HOTKEYS}
    {TOTAL_TEXT_ENTRIES}
    {TOTAL_KEYS_PRESSED}
    {TOTAL_TIME}
    {#WINDOWS}
        {NAME}
        {TOTAL_ACTIONS_COUNT}
        {TOTAL_CLICKS}
        {TOTAL_HOTKEYS}
        {TOTAL_TEXT_ENTRIES}
        {TOTAL_KEYS_PRESSED}
        {TOTAL_TIME}
    {/WINDOWS}
{/APPLICATIONS}
    
{#WINDOWS}
    {NAME}
    {TOTAL_ACTIONS_COUNT}
    {TOTAL_CLICKS}
    {TOTAL_HOTKEYS}
    {TOTAL_TEXT_ENTRIES}
    {TOTAL_KEYS_PRESSED}
    {TOTAL_TIME}
{/WINDOWS}
{%DIAGRAM} -  insert diagram image
{#SEQUENCELAYOUT}
    {SEQUENCETITLE}
    {SEQUENCEDESCRIPTION} - only applicable for adding values for Business Rule elements in order to describe the workflow. For example, ‘if ‘yes’ then go to ‘sequence1’, if ‘no’ then go to 'sequence2’
    {SEQUENCE_EXECUTION_TIME}
    
    {#ACTIONLAYOUT}
        {ACTIONTITLE}
        {ACTIONDESCRIPTION}
        {%ACTIONIMAGE} - insert action image
        {ACTION_EXECUTION_TIME};
        {#ACTION_METADATA}
            {ACTION_TYPE}
            {KEY_MODIFIERS}
            {KEY_LOG}
            {KEY}
            {IS_MOUSE}
            {IS_KEYBOARD_INPUT}
            {IS_KEYBOARD_SPECIAL}
            {MOUSE_BUTTON}
        {/ACTION_METADATA}
    {/ACTIONLAYOUT}
{/SEQUENCELAYOUT}Make sure you save the entire loops/cycles structure as the included placeholders do not work outside the designed loops/cycles. 
For example, the {NAME} placeholder does not work outside the below loop/cycle.
{#APPLICATIONS}
    {NAME}
    {TOTAL_ACTIONS_COUNT}
    {TOTAL_CLICKS}
    {TOTAL_HOTKEYS}
    {TOTAL_TEXT_ENTRIES}
    {TOTAL_KEYS_PRESSED}
    {TOTAL_TIME}
    {#WINDOWS}
        {NAME}
        {TOTAL_ACTIONS_COUNT}
        {TOTAL_CLICKS}
        {TOTAL_HOTKEYS}
        {TOTAL_TEXT_ENTRIES}
        {TOTAL_KEYS_PRESSED}
        {TOTAL_TIME}
    {/WINDOWS}
{/APPLICATIONS}

以下の変数は Boolean 値 (true/false) です。

• {IS_MOUSE}
• {IS_KEYBOARD_INPUT}

• {IS_KEYBOARD_SPECIAL}

  つまり、これらの変数は特定のデータに置き換えられません。変数内のコンテンツは、その値に応じて true または false として表示されます。

例:

アクションの種類がマウス イベントである場合に This is a mouse event というテキストを追加するときは、以下のように変数を使用する必要があります。

{#IS_MOUSE} This is a mouse event {/IS_MOUSE} {IS_MOUSE} 変数の値が true の場合に目的のテキストが追加されることを意味します。

アクションの種類がマウス イベントではない場合に This is NOT a mouse event というテキストを追加するときは、以下のように変数を使用する必要があります。

{^IS_MOUSE} This is NOT a mouse event {/IS_MOUSE} は、{is_mouse} 変数の値が false の場合に目的のテキストが追加されることを意味します。

同じ論理が {IS_KEYBOARD_INPUT} と {IS_KEYBOARD_SPECIAL} の両方の変数にも当てはまります。

3. 変更を保存し、作成した Word テンプレートの名前を template に変更します。

4. Task Capture を開き、[エクスポートとパブリッシュ] >> [Word 文書] > [テンプレート ビュー] に移動します。

5. 既定のテンプレートの上でホバーし、[テンプレートを編集] をクリックします。

6.[テンプレートを編集] ポップアップが表示されます。[OK] をクリックして、コピーの生成を確定します。

7. 編集可能なコピーが含まれるフォルダーが自動的に PC 上で開きます。template フォルダーにアクセスします。

8. Word テンプレート (手順 3 で名前を template に変更したもの) を貼り付け、このフォルダーに元々あった template ファイルを置き換えます。

9. フォルダーを閉じます。

10. Task Capture に戻ります。

11. [テンプレート ビュー] のこのテンプレートの上でホバーして、[名前を変更] アイコンをクリックします。

12. 新しい名前を入力して、[保存] をクリックします。