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Robot ガイド
Last updated 2024年10月25日

カスタム パッケージ フォルダーとネットワーク パス

パッケージは、オートメーションで使用されているすべてのパーツ (アクティビティ、ワークフロー、ファイル、データ ソース) を 1 つにまとめたものです。この他に、オートメーションの実行に必要なコンポーネントも含まれます。Studio で作成されたプロジェクトは、ある場所/フィードにパッケージとしてパブリッシュされた後にロボットによってダウンロードされ、オートメーションの実行に使用されます。

Studio では、以下のアクティビティ フィードが既定で設定されています。

  • Orchestrator テナントOrchestrator ホスト
  • ローカル
  • オフィシャル
  • Marketplace

カスタム フィードも使用できますが、パッケージをパブリッシュするカスタムの場所を設定する前に、ロボットがその場所にアクセスできることを確認してください。

重要: パッケージの場所には、絶対パスを使用する必要があります。相対パスはサポートされていません。

フィードの動作と変更方法について詳しくは、「アクティビティ パッケージを管理する」をご覧ください。

フォールバック パッケージ フォルダー

ロボット端末に NUGET_FALLBACK_PACKAGES 環境変数を追加して、フォールバック パッケージ フォルダーを設定できます。この環境変数には、セミコロン ; で区切られたフォールバック フォルダーへの絶対パスが含まれています。環境変数が存在しない場合、ロボットは nuGet パッケージのフォールバック フォルダーを Nuget.config ファイルから読み取ろうとします。

詳しくは、「フォールバック パッケージ フォルダー」をご覧ください。

重要: フォールバック フォルダーにデプロイされたプロセスはサポートされていません。依存関係のみがサポートされています。

パッケージの場所を変更する

パッケージの場所は、セットアップのコマンド ラインPACKAGES_FOLDER パラメーターを使用するか、uipath.config ファイルを編集して変更できます。これにより、Studio および/または Robot のワークフローとその依存関係のダウンロード場所を変更できます。
コマンド ラインを使用して Robot をインストールする際にこのパラメーターを設定しないと、%userProfile%\.nuget\packages が既定のフォルダーになります。
%USERNAME%%USERPROFILE% などの環境変数を使用できます。ただし、次のようにエスケープする必要があります。
  • セットアップをコマンド プロンプトから呼び出した場合 - UiPathStudio.msi PACKAGES_FOLDER=C:\Some\Path\^%USERNAME^% を使用します。
  • バッチスクリプトの場合 - % - UiPathStudio.msi PACKAGES_FOLDER=C:\Some\Path\^%USERNAME^% を使用します。
  • PowerShell コンソールまたはスクリプトの場合 - エスケープは不要です。

  • Active Directory ドメイン アカウントを使用している場合は、フォルダー構造にもドメイン名を指定することを推奨します。例: C:\packages\^%UserDomain^%.^%Username^%

複数のロボットに同じパスを使用する

複数のロボットが同じパス (ローカル フォルダーまたは共有ネットワーク フォルダー) を使用してオートメーションをダウンロードおよび実行できます。

ロボットの場所やデプロイの種類によっては、以下の制限が発生する場合があります。

サービス モード

ローカル パス

  • 同じマシン上の複数のサービス モードの Robot がローカル パスを使用する場合、制限はありません。

ネットワーク パス

  • Robot をサービス モードでデプロイし、セキュリティで保護された XAML を使用する場合は、ネットワーク パスはサポートされません。
  • 別々のマシンにインストールされているサービス モードの Robot は、ネットワーク上の同じフォルダーに接続できません。マシンごとに専用のフォルダーが必要です。
  • マップされていないパスのみがサポートされています (例: \\server\Packages)。Z:\Packages などのマップされたネットワーク パスはサポートされていません。これは、マッピングがユーザーごとにどのように解決されるかによります。この場合、インストールされるファイルの所有者はコンピューター アカウントであるため、ユーザーごとのネットワーク マッピングへのアクセス権がありません。

ユーザー モード

ローカル パス

If the same local path is used by multiple user mode robots on the same machine, you must add the NUGET_SCRATCH machine environment variable on the robot machine. The value has to be a path to a folder other than the actual NuGet installation one. The folder set for the environment variable is used as a temporary folder for NuGet.

例:

uipath.config ファイルの packagesInstallationFolderパラメーターが C:\UiPath\Packages の場合に、複数のユーザー モードの Robot がパッケージに同じローカル パスを使用できるようにするには、新しいフォルダーを作成し (例: NuGetScratch)、マシンの環境変数 NUGET_SCRATCH を追加して値を C:\NuGetScratch に設定します。
注:
  • NuGetScratch フォルダーは、一時フォルダーとして NUGET_SCRATCH 変数によってのみ使用できます。
  • ロボットの実行に使用するユーザー アカウントは、マシン上の両方のフォルダーに対する読み取り/書き込みアクセス権を持つ必要があります。

ネットワーク パス

  • ネットワーク パスを使用する場合、パスにはマシン名とユーザー名を含める必要があります。

例:

<packageSettings>
  <add key="packagesInstallationFolder" value="\\NetworkServer\SharedFolder\UiPath\Packages\" />
</packageSettings><packageSettings>
  <add key="packagesInstallationFolder" value="\\NetworkServer\SharedFolder\UiPath\Packages\" />
</packageSettings>

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