マシン ラーニング分類器

マシン ラーニング分類器は、AI Center 内に ML スキルとしてデプロイされたマシン ラーニング モデルを使用して、ドキュメント分類タスクを実行します。

設計時の設定方法

マシン ラーニング分類器を使用するには、以下の手順を実行します。

1. AI Center で分類器モデルを作成します。
   注: AI Center にある、すぐに使える Document Understanding^TM パッケージ下の利用可能な DocumentClassifier パッケージを使用します。モデル トレーニングに必要なデータが、マシン ラーニング分類器トレーナーを使用して収集されます。
2. タクソノミー マネージャー ウィザードを使用して、ドキュメントの種類とデータを抽出する対象フィールドを定義します。[マシン ラーニング分類器] アクティビティは、既定で以下に使用できます。
   • 1040 (米国の個人所得税申告書)
   • 4506T (米国の納税申告証明依頼書)
   • 990 (米国の所得税非課税団体申告書)
   • ACORD125 (企業向け保険契約申込書)
   • ACORD126 (企業総合賠償責任保険)
   • ACORD131 (アンブレラ/エクセス保険)
   • ACORD140 (商業保険申込書の財物補償条項)
   • ACORD25 (賠償責任保険証明書)
   • Bank Statements (銀行預金残高証明書)
   • BillsOfLading (船荷証券)
   • Checks (小切手)
   • Financial Statements (財務諸表)
   • FM1003 (米国の統一住宅ローン申請書)
   • I9 (米国の就労資格証明書)
   • ID Cards (ID カード)
   • Invoices (請求書)
   • Packing Lists (梱包明細書)
   • Passports (パスポート)
   • Purchase Orders (発注書)
   • Receipts (領収書)
   • Remittance Advices (送金通知書)
   • Utility Bills (公共料金の請求書)
   • Vehicle Titles (自動車の権利書)
   • W2 (米国の源泉徴収票)
   • W9 フォーム
3. [マシン ラーニング分類器] アクティビティを [ドキュメント分類スコープ] アクティビティ内にドラッグ アンド ドロップします。メッセージを確認し、 [OK] を選択します。
4. 自動的に開く [マシン ラーニング分類器] ウィザードで、[ML スキル] と [API キー] の情報を入力します。

使用すべきタイミング

以下の場合、マシン ラーニング分類器の使用を検討する必要があります。

• 単一のドキュメントをさまざまなドキュメントの種類に分類する必要がある。分割の必要はない。
• カスタムのドキュメントの種類が非常によく似ている。トレーニング済みのマシン ラーニング分類器は、インテリジェント キーワード分類器よりも簡単に 2 つの類似するドキュメントの種類を区別できます。

詳しく読む

マシン ラーニング分類器について詳しくは、こちらをご覧ください。