コンテキスト

エージェントでインデックスを使用する

インデックスを使用すると、エージェントは許可されたナレッジベースにアクセスできます。これにより、エージェントはビジネス固有のデータを使用して推論できます。インデックスの作成方法については、『Orchestrator ユーザー ガイド』の 「インデックス 」をご覧ください。

エージェントにコンテキストを追加するには、[コンテキスト] セクションで以下の手順を実行します。

1. コンテキストの説明を入力します。
2. インデックスが存在する Orchestrator の Shared フォルダーを選択します。
3. [ECS インデックス] フィールドで、用意されているリストからインデックスを選択します。このドロップダウン リストには、指定したフォルダーで利用可能なすべてのインデックスが含まれます。
4. 追加の設定を行います。次の設定を使用して、クエリの実行元のコンテキストの精度と関連性を制御できます。
   • しきい値: 関連するチャンクの取得と再ランク付けの後に適用される類似性スコアのしきい値を指します。このしきい値を下回るスコアが付けられた関連するチャンクは返されません。[ しきい値 ] を使用すると、結果をより正確にすることができます。この数を増やすと、コンテキスト グラウンディングは最高のスコアのみでプロンプトをフィルタリングし、グラウンディングします。
   • 結果数: ユーザーのクエリから Context Grounds によって返されるチャンクの数を指します。これは、LLM 生成のグラウンディング ペイロード(LLM コールの全体的なトークン サイズ)を小さくするのに役立ち、コンテキスト グラウンディングが適用されたときにコンテキスト グラウンディングから得られる結果に対する追加のフィルターとして機能するのに役立ちます。結果の数を増やすと、返されるチャンクの量が増えます。