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アドイン ユーザー ガイド
テンプレート
このセクションでは、Salesforce のテンプレートについて説明します。
テンプレートは、Salesforce オブジェクトを UiPath Orchestrator のプロセスやキューと関連付けます。この関連付けにより、Orchestrator API に Orchestrator の通知を送信するのに必要な情報がアドインに提供されます。そうすることで、Salesforce イベント (例: レコードの変更) の発生時に Orchestrator のジョブまたはキュー アイテムが作成されます。
テンプレートを構築する前に、コネクションを作成する必要があります。テンプレートとコネクションは一対一の関係にあり、テンプレートを Salesforce の業務プロセスの自動化で使用するには、先にテンプレートをコネクションに関連付ける必要があります。テンプレートに関連付けられたコネクションはいつでも変更できます。コネクションの作成に関する詳細については、「コネクション設定」をご覧ください。
テンプレートには次の 2 つの種類があります。
- ジョブ テンプレート - 1 つ以上のロボットを使用してプロセスを実行する新しいジョブを作成を可能にします。
- キュー テンプレート - 関連付けられた Salesforce オブジェクトからのデータを含む新しいキュー アイテムを作成を可能にします。
ジョブとは、1 つ以上のロボットを使用してプロセスを実行することです。ジョブ テンプレートを使用すると、Salesforce のイベントまたはプロセスに応答して新しいジョブを作成できます。
詳細については、『Orchestrator ガイド』の「ジョブについて」をご覧ください。
このセクションでは、ジョブ テンプレートのデータ項目について説明します。
フィールド | 説明 |
---|---|
コネクション |
Orchestrator の通知を送信するコネクションです。 既定では、テンプレートを作成するために選択した接続が設定されています。テンプレートの作成中は既定の関連付けられたコネクションを変更することはできませんが、テンプレートの作成後に変更できます。 |
テンプレート名 |
テンプレートの名前です。 名前は文字で始まる必要があり、使用できるのは英数字 (a-z、0-9) とアンダースコアのみです。この項目には、空白または特殊文字は入力できません。 テンプレート名は、関連付けるプロセスの名前と一致する必要はありません。 |
テンプレートの説明 | テンプレートの説明です。 |
環境 |
プロセスのデプロイに使用する UiPath Orchestrator のロボット グループの名前です。接続設定でモダン フォルダーが指定されている場合は使用できません。 この名前は、テナント内のロボット グループの名前と一致する必要があります。 詳細については、『Orchestrator ガイド』の「ロボット グループについて」をご覧ください。 |
プロセス |
Salesforce オブジェクトと関連付けるプロセスです。 この名前は、関連付けられたテナント内のプロセス名と一致する必要があります。 検索結果は、名前の入力中に自動で返されます。 |
ストラテジ |
ジョブの実行方法 (例: 特定のロボットの指定) です。以下の 3 つのオプションがあります。 ジョブ数 - ロボット グループ内で作成する保留中のジョブの数です。このオプションは、次に利用可能なロボットでジョブを開始してこのプロセスを複数回実行する場合に使用します。0 より大きい値を設定する必要があり、既定値は 1 です。 特定 - このオプションは、特定のロボットを選択してジョブを実行する場合に使用します。 このオプションを選択すると、ロボット グループ内の利用可能なロボットのリストが表示されます。使用するロボットが表示されない場合は、UiPath Orchestrator に移動しロボット グループ内にそのロボットが含まれていることを確認します。 すべて - このオプションは、次に利用可能なロボットを使用してジョブを 1 回実行する場合に使用します。 |
ユーザー (User) | ジョブの送信先のユーザーです。モダン フォルダーを使用する場合にのみ使用できます。 |
Salesforce オブジェクトを選択 | ジョブに関連付ける Salesforce オブジェクト (例: Case、Opportunity、Account) を入力します。 |
オブジェクト フィールド |
ジョブの入力値として含めるデータ項目です。 たとえば、オブジェクトとして「Case」と入力した場合、[Case ID]、[Case Number]、[Email Address] 項目を選択できます。これらの項目のデータは、UiPath Orchestrator に送信されるジョブの詳細に含まれます。 詳細については、『Orchestrator ガイド』の「入力パラメーターと出力パラメーター」をご覧ください。 |
[オブジェクト項目] を選択するときは、[項目の API 参照名] をメモしておきます。Salesforce オブジェクト項目の値を必要とするジョブの入力パラメーターは、オブジェクト項目の [項目の API 参照名] と同じ名前にする必要があるためです。
たとえば、入力パラメーターとして Salesforce の Case ID を必要とするプロセスがある場合、正しく設定するには、パラメーターの名前を「 Id 」にする必要があります。
キューとは、複雑なオートメーション プロジェクトで使用できる複数の種類のデータを格納するコンテナーです。たとえば、請求書情報を収集し、データごとにキュー アイテムを作成するオートメーション プロセスを作成することができます。さらに、このプロセスに続く次のオートメーション プロセスでは、作成されたキュー アイテムを使用して別のアプリケーションで請求書の支払いを行うなどのタスクを実行できます。
キュー テンプレートを使用すると、Salesforce イベントまたはプロセスに応答して UiPath Orchestrator に Salesforce データのコレクションを送信できます。
詳細については、『Orchestrator ガイド』の「キューおよびトランザクションについて」をご覧ください。
このセクションでは、キュー テンプレートのデータ項目について説明します。
フィールド | 説明 |
---|---|
コネクション | Orchestrator の通知を送信するコネクションです。既定では、テンプレートを作成するために選択した接続が設定されています。テンプレートの作成中は既定の関連付けられた接続を変更することはできませんが、テンプレートの作成後に変更できます。 |
テンプレート名 |
テンプレートの名前です。 |
テンプレートの説明 | テンプレートの説明です。 |
キューの詳細 |
新しいキュー アイテムの名前と優先度です。
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Salesforce オブジェクト項目マッピング | キュー アイテムに使用する Salesforce オブジェクトと項目です。
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