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リリース ノート
Last updated 2024年8月14日

2024 年 7 月

2024.10 デスクトップ エンタープライズ リリース「UiPath Autopilot」

公開日: 2024 年 7 月 1 日

急速に変化する時代ですが、UiPath も負けじと進化を続けています。

新着情報

今年初めに発表したとおり、UiPath® では各更新で提供される価値を最大化する目的で、年に 1 度、10 月にのみリリースを行うこととしました。この新しいリリース戦略は、セルフホスト サーバーの提供オプションや UiPath デスクトップ製品を含む、UiPath 製品全体に一貫して適用されます。

しかし今年は UiPath Autopilot™ を提供するためにタイムラインを少々早め、v2024.10 の中間リリースという位置づけで、Studio、Assistant、Robot を本来のスケジュールより前倒しで公開しました。セルフホスト サーバーの製品の v2024.10 リリースはこの変更の影響を受けず、通常どおり 10 月を予定しています。

Autopilot™

Autopilot™ は、UiPath のプラットフォーム全体で広範囲な日々のタスクを効率化することを目的とした、AI 搭載型の機能スイートです。Autopilot はドキュメント、画面、プロセスなどのさまざまな要素のコンテキストを理解し、特定のニーズに適したアクションを実行できます。

Studio、StudioX、Studio Web では、Autopilot はワークフローの設計にシームレスに統合されており、開発プロセスを加速・効率化します。熟達した開発者はより戦略的なタスクを処理でき、市民開発者はオートメーションの開発をより気軽に始められるようになります。

Automation Cloud™ で Apps を使用するユーザーは、Autopilot を使用してアプリケーションのインターフェイスを作成できます。その際、設計の目的を記述してもかまいませんし、.pdf ファイル、画像、単純なテキストを提供することもできます。Test Manager では、Autopilot を使用することでテストのポートフォリオを簡素化および改善できます。

Autopilot には、ユーザーの自動化のニーズに応じて幅広いタスクを処理する能力が備わっています。Autopilot を使用すると、自然言語を使用して要件を伝えることができます。また、オートメーションのブロックの役割の要約、ならびに .pdf ファイルや画像からのアプリケーションの生成などといった、複雑なタスクを実行できる高度な機能を利用できます。

Autopilot は大量の多様なデータを処理し、それを分析して洞察を生み出すことができるため、ユーザーは有意義な意思決定能力を気軽に利用できます。もちろん、データ ガバナンスとプライバシーの管理に準拠し、企業のポリシーを完全に順守しています。

プラットフォーム全体における Autopilot の全機能を確認し、ライセンス、有効化、データのプライバシーについて理解するには、Autopilot のドキュメントをご覧ください。

Studio、StudioX、Studio Web の Autopilot™

Autopilot™ の開発者向け機能において特に大きな意味を持つのが、AI による式の生成機能です。特定のアクティビティの入力に対して期待される結果をユーザーが記述することで、AI ベースのモデルが要求に基づいて有効な式を生成します。詳しくは、『Studio ガイド』の「オートメーションを設計する」をご覧ください。


Autopilot では、自然言語を使用してワークフローの構造と結果を記述できます。すると、Autopilot によって指示が処理され、結果のワークフローのプレビューが作成されます。また、[シーケンス] アクティビティに追加された注釈からワークフローを生成することもできます。詳しくは、『Studio ガイド』の「ユーザー インターフェイス」をご覧ください。


Autopilot は、アクティビティまたはシーケンスを定義する要素を考慮に入れた明確で意味のある名前を作成して、アクティビティとシーケンスの内部動作を要約できます。レビューや保守が困難な大規模なワークフローの読みやすさを向上させる場合に特に便利です。オートメーションの説明を改良するために Autopilot を活用する方法について詳しくは、『Studio ガイド』の「デザイナー パネル」をご覧ください。


Studio Web では、Autopilot レコーダーを使用して UI Automation シーケンスを作成できるようになりました。自然言語のプロンプトでアクティビティを生成するか、手動でアクティビティを追加します。詳しくは、『Studio Web ガイド』の「UI Automation 用の Autopilot レコーダー」をご覧ください。


Test Suite の Autopilot™
Automation Cloud では、Autopilot によって以下のプロセスが促進されます。
  • AI を活用した評価: AI が生成する提案を実装して、要件の品質を評価します。
  • AI を活用した生成: 要件または SAP トランザクションから、Test Manager 内で手動テストを生成します。
  • AI を活用したオートメーション: 手動のテストからコード化されたテスト ケースと合成テスト データを生成します。また、コード化されたオートメーション内でコードを生成できます。
  • AI を活用した分析: テストに関するインサイト レポートを使用することで、レポートのテンプレートを事前構築する必要なく、テスト ケースが失敗する理由に関する分析情報を得ることができます。


テスト プロジェクトに使用できる、AI を活用したすべてのテスト機能の概要については、「AI を活用したテスト」をご覧ください。

Apps の Autopilot™

Automation Cloud では、Autopilot でアプリを作成できます。自然言語のテキスト プロンプトPDF または画像Data Service のエンティティのいずれかを使用できます。


さらに Autopilot によって、テキスト プロンプトに基づいた VB 式を生成できます。


Autopilot でアプリ開発を加速するための詳細情報は、Apps のドキュメントをご覧ください。

アクティビティ パッケージのバージョン

以下のバージョンのアクティビティ パッケージが .msi インストーラーに含まれており、ローカル フィードから確認できます。

アクティビティ パッケージバージョン
UiPath.UIAutomation.Activities 1v24.10.0
UiPath.System.Activities 1v24.10.3
UiPath.Excel.Activities 1v2.23.4
UiPath.Mail.Activities 1v1.23.1
UiPath.Word.Activities 1v1.19.3
UiPath.ComplexScenarios.Activities 1v1.5.0
UiPath.Presentations.Activities 1v1.13.1
UiPath.Testing.Activities 1v24.10.0
UiPath.WebAPI.Activities 1v1.20.1
UiPath.Form.Activities 1v24.10.2
UiPath.Callouts.Activities 1v24.10.2

1 Studio のインストーラーでパッケージ化されています。

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