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リリース ノート
2021 年 3 月
公開日: 2021 年 3 月 24 日
今回のリリースでは、Automation Cloud™ の認証機能と Cloud Orchestrator のロール管理機能を改良しました。
指定したプロバイダーでのサインインの強制
組織管理者によって、Google または Microsoft を唯一のサインイン オプションとして強制できるようになりました。プロバイダーを設定すると、以下のスクリーンショットのようになります。
詳細情報や設定手順については、Automation Cloud のドキュメントをご覧ください。
ロールの改良
Cloud Orchestrator でのロールの管理方法を改良し、テナント レベルとフォルダー レベルで適用される権限を、それぞれ明確に区別できるようにしました。
詳細情報や設定手順については、Cloud Orchestrator のドキュメントをご覧ください。
ロールの種類
新しいロールの種類は、以下の 3 つです。
- テナント ロール - お使いのテナントのリソースに関連する、テナント レベルの権限のみが含まれます。
- フォルダー ロール - フォルダー内で作業を行うための、フォルダー レベルの権限のみが含まれます。
- 混合ロール - テナントの権限とフォルダーの権限の両方が組み合わされています。
混合ロールを新しく作成することはできません。ただし、既存の混合ロールは引き続き使用できます。
ロールの種類は、関連するページで以下のスクリーンショットのように表示されます。
混合ロールをテナント/フォルダー ロールに分けて管理
既存の混合ロールは引き続き使用することができますが、混合ロールに含まれるテナント/フォルダーの権限をそれぞれ別のロールに置き換え、それらの新しいロールを適切に割り当てることをお勧めします。
混合ロールを編集すると、警告が表示されます。警告の横にあるプルダウンを展開すると、テナント ロール/フォルダー ロールへの移行に関するガイダンスが表示されます。
ロールの作成
ロールを作成する際に、ロールの種類を [テナント] または [フォルダー] から選択するようにしました。
各ロールに追加できるのは、選択したコンテキストの権限のみです。つまり、テナントとフォルダーの両方の権限を含む「混合ロール」は作成できなくなりました。両方の権限が必要なユーザーには、テナント ロールとフォルダー ロールを割り当てる必要があります。
ロールを割り当てる
今回のリリースからは、ロールを割り当てる方法も、ロールの種類や使用中のフォルダー (クラシック/モダン) によって異なります。
-
[テナント] > [設定] > [全般] の [クラシック フォルダーをアクティブ化] がオフになっている場合
[ユーザー] ページ、または [ロール] ページからは、テナント ロールと混合ロールを割り当てることができます。
[フォルダー] ページ、またはフォルダーの [設定] ページからは、フォルダー ロールと混合ロールを割り当てることができます。
-
[テナント] > [設定] > [全般] の [クラシック フォルダーをアクティブ化] がオンになっている場合
[ユーザー] ページ、または [ロール] ページからは、3 種類すべてのロールを割り当てることができます。
[フォルダー] ページ、またはフォルダーの [設定] ページからは、フォルダー ロールと混合ロールを割り当てることができます。
UiPath® ファミリーの各製品の変更点について詳しくは、以下のリンクから確認できます。
- 提供オプション
- 発見
- Automation Hub
- Task Capture
- Process Mining
- Task Mining
- 開発
- Studio
- StudioX
- Document Understanding™
- 管理
- Orchestrator - Cloud
- AI Center
- Test Manager
- Data Service
- Insights
- 実行
- Robot
- 協働
- Apps (アプリ)
- Assistant
- Action Center
ハイパーリンクが設定されていない製品は、今回のパッチでは更新されていません。
公開日: 2021 年 3 月 17 日
今回のリリースでは新しいユーザー エクスペリエンスに繋がるアップデートを行いました。
サード パーティとの連携を強化し、組織管理者は Automation Cloud 内の Cloud Portal から組織に対してこの新機能を有効化できるようになりました。
Automation Cloud のサービスで OAuth 2.0 が利用可能に
今回のリリースから、資格情報を共有することなく、UiPath のリソースを他のアプリケーションと共有できるようになりました。
組織管理者は、新しく追加された [外部アプリケーション (プレビュー版)] ページで UiPath 以外のアプリケーションを登録できます。組織管理者が各アプリケーションのアクセス レベルを登録時に選択するので、RPA 開発者は面倒な登録作業を行う必要がありません。
OAuth の認証フローを使用することで、ユーザーの操作を必要とすることなく UiPath の API を使用できるようになりました。
Azure Active Directory との連携
Automation Cloud と Azure AD との連携機能を追加しました。既に組織で Microsoft Azure Active Directory (Azure AD) または Office 365 を使用している場合、この機能はスケーラブルなユーザー管理のソリューションとして最適です。
Automation Cloud と Microsoft Azure の連携により、以下が可能です。
- ユーザーは Azure AD に関連付けられた既存のアカウントを使用してログインできます。
- UiPath のクラウド プラットフォーム全体で Azure AD のユーザーやグループが表示されるため、UiPath のユーザーやユーザー グループに対して通常行うのと同様に、ディレクトリ ユーザーをグループに割り当てたり、UiPath サービスのロールを付与したりすることができます。
連携機能の設定は簡単に行えます。Azure AD に切り替える場合は、ユーザーの既存の権限も Azure AD アカウントに適用されるため、ユーザー側の操作が中断されることはありません。
UiPath ファミリーの各製品の変更点について詳しくは、以下のリンクから確認できます。
- 提供オプション
- 発見
- Automation Hub
- Task Capture
- Process Mining
- Task Mining
- 開発
- Studio
- StudioX
- Document Understanding
- 管理
- Orchestrator
- AI Center
- Test Manager
- Data Service
- Insights
- 実行
- Robot
- 協働
- Apps (アプリ)
- Assistant
- Action Center
ハイパーリンクが設定されていない製品は、今回のパッチでは更新されていません。
公開日: 2021 年 3 月 17 日
AdditionalConfiguration
フィールドの許容サイズを増やしました。また、新しい API エンドポイントを使用してお使いの Unattended ロボットのパスワードを変更できるようにしました。詳細については Orchestrator のリリースノートをご確認ください。
UiPath ファミリーの各製品の変更点について詳しくは、以下のリンクから確認できます。
- 発見
- Automation Hub
- Task Capture
- Process Mining
- Task Mining
- 開発
- Studio
- StudioX
- Document Understanding
- 管理
- Orchestrator - 2020.10.8
- AI Center
- Test Manager
- Data Service
- Insights
- 実行
- Robot
- 協働
- Apps (アプリ)
- Assistant
- Action Center
ハイパーリンクが設定されていない製品は、今回のパッチでは更新されていません。
UiPathStudio.msi
インストーラーに含まれており、ローカル フィードから確認できます。アスタリスク (*) の付いたパッケージは、Studio で新しく作成されるプロジェクトに依存関係として既定で追加されます。
アクティビティ パッケージ |
バージョン |
---|---|
UiPath.UIAutomation.Activities* | |
UiPath.System.Activities* | |
UiPath.Mail.Activities* | |
UiPath.Excel.Activities* | |
UiPath.IntelligentOCR.Activities | |
UiPath.PDF.Activities | |
UiPath.Terminal.Activities | |
UiPath.Web.Activities | |
UiPath.Word.Activities | |
UiPath.Form.Activities | |
UiPath.Persistence.Activities* | |
UiPath.Presentations.Activities | |
UiPath.MobileAutomation.Activities | |
UiPath.Testing.Activities |
公開日: 2021 年 3 月 10 日
今回のリリースでは、Automation Cloud 組織内でユーザー ライセンス機能を有効化/無効化できるオプションを追加しました。このオプションには、Automation Cloud ポータルの [管理] > [組織設定] タブからアクセスできます。
この操作を行うと、関連機能に大きな影響があります。変更を行う前に下記の「対応機能に関する考慮事項」を確認し、理解するようにしてください。
ユーザーベースのライセンスはクラシック フォルダーに対応しておらず、対話型認証を使用する組織に対してのみ推奨されます。組織でモダン フォルダー構造を使用する準備が整っており、対話型認証が適用されていることを確認してください。対話型認証を適用する方法について詳しくは、こちらをご確認ください。レガシ モデルを使用して作成したユーザー ライセンスの割り当ては、新しいモデルを使用して再作成する必要があります。
このため、クラシック フォルダーを使用している Orchestrator をオンプレミス版から Automation Cloud Orchestrator に移行する際は、この機能はオフにする必要があります。
公開日: 2021 年 3 月 2 日
このパッチではセキュリティを強化しました。今回のリリースでは Orchestrator のセキュリティを大幅に向上しました。ユーザーの機密情報を攻撃者から守るための改善を行いました。また、Robot の改良を行うと共に Studio のバグ修正を行いました。
UiPath ファミリーの各製品の変更点について詳しくは、以下のリンクから確認できます。
- 発見
- Automation Hub
- Task Capture
- Process Mining
- Task Mining
- 開発
- Studio - 2020.10.6
- StudioX
- Document Understanding
- 管理
- Orchestrator - 2020.10.7
- AI Center
- Test Manager
- Data Service
- Insights
- 実行
- 協働
- Apps (アプリ)
- Assistant
- Action Center
ハイパーリンクが設定されていない製品は、今回のパッチでは更新されていません。
以下のバージョンのアクティビティ パッケージが .msi インストーラーに含まれており、ローカル フィードで検索できます。アスタリスク (*) の付いたパッケージは、Studio で新しく作成されるプロジェクトに依存関係として既定で追加されます。
アクティビティ パッケージ |
バージョン |
---|---|
UiPath.UIAutomation.Activities* | |
UiPath.System.Activities* | |
UiPath.Mail.Activities* | |
UiPath.Excel.Activities* | |
UiPath.IntelligentOCR.Activities | |
UiPath.PDF.Activities | |
UiPath.Terminal.Activities | |
UiPath.Web.Activities | |
UiPath.Word.Activities | |
UiPath.Form.Activities | |
UiPath.Persistence.Activities* | |
UiPath.Presentations.Activities | |
UiPath.MobileAutomation.Activities | |
UiPath.Testing.Activities |
公開日: 2021 年 3 月 1 日
UiPath Automation Cloud のライセンス フレームワークが変更され、これまで以上に堅牢になりました。必要な権限があれば、ユーザーは付与されたライセンスに基づいて組織のどのサービスにでもアクセスできます。以前は管理者がテナント間でライセンスを移動させる手間が発生していましたが、現在はその必要はありません。今回の変更により、複数のテナントにまたがるユーザー ライセンスを、一か所で簡単に管理できるようになりました。
2021 年 3 月 1 日からは、新しく作成した組織でユーザー ライセンスが既定で有効化されます。なお、レガシ ライセンス管理モデルは削除していないため、今回の変更によって既存の組織が影響を受けることはありません。
ユーザーベースのライセンスはクラシック フォルダーに対応しておらず、対話型認証を使用する組織に対してのみ推奨されます。
このため、クラシック フォルダーを使用している Orchestrator をオンプレミス版から Automation Cloud Orchestrator に移行する際は、この機能はオフにする必要があります。これに該当する場合、ユーザー ライセンス機能を無効化し、クラシック フォルダーが設定された状態で Automation Cloud への移行を開始できるよう、UiPath にお問い合わせください。
[ライセンス] ページに、ユーザー ライセンスの設定と配布を行うための新しいセクションを 2 つ追加しました。


- ユーザーへのライセンス割り当て - ユーザーにライセンスを直接割り当てることができます。限られた数のライセンスを思い通りにコントロールする必要がある場合や、アクセス制御はグループを使用して簡単に管理しつつ、ライセンスについては細かく設定を行う必要がある場合に使用します。
- グループへのライセンス割り当て - グループベースのライセンス割り当てでは、1 つ以上のライセンスをユーザー グループに割り当てることができます。グループに割り当てられたライセンス プールは、そのグループのすべてのメンバーが利用できます。
ロボット/サービスのライセンス管理方法は基本的には変更されていませんが、これらのライセンスを [ライセンス] ページからも管理できるようにして、管理フローを効率化しました。以前の [ロボットとサービス] タブにはライセンスの概要情報しか表示されていませんでしたが、新しく追加されたセクションではライセンスをテナントごとに配布できます。


公開日: 2021 年 3 月 1 日
Orchestrator のクラウド版サービスで、アクションの管理機能と UI を廃止しました。この機能は Automation Cloud の Action Center サービスにおける、[Actions] タブからのみ利用できます。
Action Center の以下の機能は、引き続き Orchestrator サービスで管理されます。
- アクションの監査ログ
- アクション、アクション カタログ、アクションの割り当てに対するフォルダー レベルの権限
- アクション カタログ
詳しくは、Action Center ガイドの「アクションを管理する」をご確認ください。
UiPath ファミリーの各製品の変更点について詳しくは、以下のリンクから確認できます。
- 発見
- Automation Hub
- Task Capture
- Process Mining
- Task Mining
- 開発
- Studio
- StudioX
- Document Understanding
- 管理
- Orchestrator - Cloud
- AI Center
- Test Manager
- Data Service
- Insights
- 実行
- Robot
- 協働
- Apps (アプリ)
- Assistant
- Action Center - Cloud
ハイパーリンクが設定されていない製品は、今回のパッチでは更新されていません。
- サインインとロール管理の方法の更新
- 新着情報
- 製品別のリリース ノート
- サードパーティとの連携に関する新機能
- 新着情報
- 製品別のリリース ノート
- 2020.10.8
- 更新内容
- 製品別のリリース ノート
- バンドルの詳細
- アクティビティ パッケージのバージョン
- ユーザー ライセンスの有効化/無効化
- 対応機能に関する考慮事項
- 2020.10.7
- 更新内容
- 製品別のリリース ノート
- バンドルの詳細
- アクティビティ パッケージのバージョン
- ユーザー ライセンス管理
- 対応機能に関する考慮事項
- ライセンス管理の一元化
- ライセンスの直接割り当て/グループ メンバーシップごとの割り当て
- ロボット/サービスのライセンスを管理できる新しい場所
- UI に関するその他の変更
- Orchestrator から Actions 機能を削除
- 新着情報
- 製品別のリリース ノート