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最終更新日 2024年4月26日

トラブルシューティング

エラーと警告

エラーとは、Task Mining または Task Mining レコーダーの正常な動作に影響を与える可能性がある問題を指します。アプリケーションが正しく動作するようにするには、続行する前にエラーを解決する必要があります。警告は、Task Mining または Task Mining レコーダーの動作にすぐには影響しない潜在的な問題を意味します。将来発生する可能性のある問題を防ぐため、警告があれば解決することを強くお勧めします。

ユーザーのステータスが Error である場合のために、次のようにさまざまなエラー メッセージが定義されています。

  • RI エラーは、キャプチャしたデータを作成する最初の記録プロセスに問題があることを示します。
  • TCW エラーは、データのアップロード中に問題が発生したことを示します。

以下に、 Task Mining または Task Mining レコーダーの使用時に発生する可能性があるエラーと警告の概要を示します。 最も一般的な問題についてガイダンスを提供することを目的としています。 このページに記載されていない問題が発生した場合は、 UiPath® カスタマー サポート までお気軽にお問い合わせください。

注意:

UiPath カスタマー サポート チケットを送信する際は、記録アプリケーションのログを必ず添付してください。ログ ファイルの取得方法について詳しくは、「アプリケーション ログを記録する」をご覧ください。

エラー RI0000 - 不明なエラー

記録プロセス中に予期しないエラーが発生したことを示します。 これは、ソフトウェアの問題、ハードウェアの問題、ユーザーの入力や操作の問題など、さまざまな問題が原因である可能性があります。

考えられる解決策

Task Mining レコーダーを再起動してみてください。それでもエラーが発生する場合は、UiPath カスタマー サポートにお問い合わせください。

エラー RI0003 - 記録の開始に失敗しました

レコーダーが記録を開始できなかったことを示します。これには次の原因が考えられます。
  • レコーダーのシステム ファイルが見つかりません (削除されています)。

    考えられる解決策

    Task Mining レコーダーを再インストールしてみてください。それでもエラーが発生する場合は、UiPath カスタマー サポートにお問い合わせください。

  • ディスク容量が不足しています。

    考えられる解決策

    十分なディスク空き容量があることを確認してください。エラー RI0004 もご覧ください。
  • ユーザー権限が不十分です。

    考えられる解決策

    IT 部門に問い合わせてください。

エラー RI0004 - ディスク容量が不足しています

ユーザーのコンピューターに、記録されたアクションを保存するための十分なディスク容量がないことを示します。

考えられる解決策

十分なディスク空き容量があることを確認してください。「レコーダー クライアントのハードウェアおよびソフトウェアの要件」もご覧ください。ディスク領域を解放する方法として、次のようなオプションがあります。

  1. ごみ箱を空にします。

  2. 不要なアプリケーションをアンインストールします。

  3. 一時ファイルを削除します。

  4. ファイルを外付けハード ドライブに移動します。

  5. Windows のディスク クリーンアップなどのディスク クリーンアップ ツールを使用して、ハード ドライブ上の不要なファイルをクリーンアップします。

重要:

ディスク ドライブをクリーンアップする前に、必ず重要なデータをバックアップしてください。

エラー RI0005 - アップロードに失敗しました

キャプチャしたデータをアップロードできなかったことを示します。

考えられる解決策

  • ネットワーク接続が安定していることを確認してください。

  • サインアウトしてから、もう一度サインインしてみてください。

  • 管理者として、使用する環境へのアクセス権があることを確認してください。

  • 管理者として、テナントに対して Unassisted Task Mining が有効化されていることを確認してください。 「Unassisted Task Mining が利用できない」もご覧ください。

エラー RI0006 - レコーダーが記録されたアクションを処理できない

レコーダーが記録されたアクションを処理しようとしたときに問題が発生したことを示します。これには次の原因が考えられます。

  • ディスク容量が不足しています。

    考えられる解決策

    十分なディスク空き容量があることを確認してください。エラー RI0004 もご覧ください。
  • ユーザー権限が不十分です。

    考えられる解決策

    IT 部門に問い合わせてください。

  • キャプチャしたアクションの書き込み時にエラーが発生しました。たとえば、サードパーティ製ソフトウェアがドライブへのアクセスをブロックしていることが原因です。

    考えられる解決策

    UiPath カスタマー サポートにお問い合わせください。

エラー RI0007 - プロジェクトが見つかりません

データを記録するプロジェクトが存在しないか、なくなったことを示します。

考えられる解決策

  • プロジェクト管理者に問い合わせてください。

エラー RI0008 - プロジェクトが削除されました

データを記録するプロジェクトが削除されたことを示します。削除したプロジェクトのデータを記録することはできません。

考えられる解決策

  • プロジェクト管理者に問い合わせてください。

エラー RI0009 - プロジェクトがアーカイブされました

データを記録すべきプロジェクトがアーカイブされたことを示します。 アーカイブされたプロジェクトのデータを記録することはできません。

考えられる解決策

  • プロジェクト管理者に問い合わせてください。

エラー RI0010 - ユーザーが見つかりません

プロジェクトのデータを記録するよう招待されたユーザーがプロジェクトに割り当てられていないか、割り当てられなくなったことを示します。

考えられる解決策

  • プロジェクト管理者に問い合わせてください。

エラー TCW0010 - 同意が必要です

記録ユーザーから同意が得られなかったため、アップロードが停止されたことを示します。

考えられる解決策

  • プロジェクト管理者に問い合わせてください。

注:

データ コレクション ポリシー」をチェックして、[ユーザーに同意ダイアログを表示する] オプションが有効になっていることを確認します。

エラー TCW0023 - 記録されたアクション数が制限を超えています

記録されたアクションの数が、アップロード可能なアクションの最大数を超えたことを示します。

エラー TCW0026 - ユーザーにプロジェクトのロールがありません

記録ユーザーにはプロジェクトに対するロールが割り当てられておらず、したがってデータのアップロードが許可されていないため、データをアップロードできないことを示します。

考えられる解決策

ユーザーが適切なロールを持つプロジェクトに割り当てられているかどうか、プロジェクト管理者に確認してください。

エラー TCW0053 - ユーザーが招待されていないか、プロジェクトから削除されました

プロジェクトのデータを記録するよう招待されたユーザーがプロジェクトに割り当てられていないか、割り当てられなくなったため、データのアップロードが許可されないことを示します。

考えられる解決策

ユーザーが適切なロールを持つプロジェクトに割り当てられているかどうか、プロジェクト管理者に確認してください。

エラー TCW0056 - ユーザーが記録ステートではありません

プロジェクトのデータを記録するよう招待されたユーザーが現在記録を行っていないため、データをアップロードできないことを示します。 これは、ユーザーが記録機能を開始しなかったか、停止したことが原因である可能性があります。 レコーダーのエラーが原因である可能性もあります。

考えられる解決策

Task Mining レコーダーを再起動してみてください。それでもエラーが発生する場合は、UiPath カスタマー サポートにお問い合わせください。

エラー TCW0062 - レコーダーが停止しました

レコーダーが停止しているため、データをアップロードできないことを示します。 これは、レコーダーのエラーが原因である可能性があります。

考えられる解決策

Task Mining レコーダーを再起動してみてください。それでもエラーが発生する場合は、UiPath カスタマー サポートにお問い合わせください。

警告 ARI0001 - ディスク容量不足

ユーザーのコンピューターのディスク容量が不足しているため、記録されたアクションの保存に問題が発生する可能性があることを示します。 容量不足によるレコーダーの停止を防ぐために、ディスク容量を空けることを強くお勧めします。

警告 AUP0001 - アクションの処理速度が低下しています

アップロードされたアクションの数が予想よりも少ないことを示します。 これは、接続の問題が原因である可能性があります。

スキップされたファイル

Files skipped in analysis: このエラーは、一部のアプリケーションが破損しているか、正常にキャプチャできなかったことを通知します。もう一度実行することをお勧めします。6 つ以上のファイルでこのエラーが発生する場合は、サポート チームに問い合わせることをお勧めします。



レコーダー クライアントの競合

Unassisted Task Mining のレコーダーを他の記録ソフトウェア (AutoHotKey などのサードパーティ ソフトウェア) と並行して実行すると、ユーザー エクスペリエンスの質が低下する場合があります。

アプリケーション データ

記録アプリケーションのログ

記録アプリケーションのログ ファイルは、Web およびレコーダーに対するユーザーの操作の情報を提供し、システム仕様を含みます。

記録アプリケーションのログには、記録アプリケーションから [設定] -> [ヘルプ] セクションを介してアクセスできます。 「レコーダーの設定」も参照してください。
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[ログを保存] オプションを使用すると、すべてのログを 1 つの .zip ファイルにアーカイブできます。ダイアログ ボックスが開き、ファイルの保存場所を選択できます。
注:
調査のログを UiPath® カスタマー サポートと共有する場合は、 logs フォルダー全体をアーカイブしてサポート チケットに添付することをお勧めします。
Windows ファイル エクスプローラーからログを検索するには、%AppData%\UiPath Task Mining\logs に移動します。


Unassisted Task Mining が利用できない

アカウントに AI ユニットがあるのに Unassisted Task Mining を利用できない場合は、新しいテナントを作成して Task Mining を有効化すると問題を解決できます。

既存のテナントでの作業を継続する場合は、Unassisted Task Mining を使用する前に Document Understanding サービスを有効化する必要があります。

テナントの作成について詳しくは、「 テナントを管理する」 をご覧ください。 Automation Cloud TM でサービスを有効化する方法について詳しくは、「 サービスを管理する 」をご覧ください。

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