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- チュートリアル: ピボット テーブルを作成する
- チュートリアル: 表の行を反復処理する
- チュートリアル: 自動化されたメールからデータを抽出し、デスクトップ アプリケーションにデータを移動する
- チュートリアル: Excel データをフィルター処理する
- チュートリアル: セルの書式を設定する
- チュートリアル: フォルダー内のファイルに関する情報を Excel ファイルに追加する
- チュートリアル: プロジェクト ノートブックに独自の式を追加する
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- Google Workspace の自動化
- OneDrive と SharePoint の自動化
チュートリアル: 自動化されたメールからデータを抽出し、デスクトップ アプリケーションにデータを移動する
このチュートリアルでは、特定のデータを特定の書式設定に準拠したテキスト ブロックから容易に抽出できるようにするオートメーションを作成します。銀行勤務で、新しい入金取引に関連する多数のメール通知を受信しているとします。各メールを開き、手動で金額をコピーしてテラー アプリケーションに貼り付け、処理済みの各メールを Outlook フォルダーに移動する必要があります。メールは自動化され、すべて同じテンプレートに準拠し、同じテキストがメール本文の必要な金額の隣に常に表示されます。例:
!!!This is an automated message, please do not respond.
A new deposit transaction can be submitted:
Cash in: $10
On Us Check: $20
Not On Us Check: $15
Thank you.
!!!This is an automated message, please do not respond.
A new deposit transaction can be submitted:
Cash in: $10
On Us Check: $20
Not On Us Check: $15
Thank you.
既定のプロジェクト ノートブックには、必要な金額のみを抽出できる数式が含まれています。「手順 2: プロジェクトを設定し、必要なファイルを取得する」で説明されているように、プロジェクト ノートブックを手動で編集し、1 通のメールから値を抽出します。オートメーションを設定して類似するすべてのメールから同じ値を抽出します。
オートメーションにより、入金取引に関連する自動化された最新の未読メールを格納する Outlook 検索フォルダー内の各メールについて、次のタスクが実行されます。
- メールの本文がコピーされ、データがプロジェクト ノートブックに貼り付けられます。ここで、テキストを操作するために Excel の数式を使用して特定のデータが抽出されます。
- デスクトップ アプリケーションでデータがフィールドごとに入力され、送信されます。
- メールが既読になり、処理済みメール用の Outlook フォルダーに移されます。
プロジェクトを作成したら始めに、使用する Outlook アカウントを指定する [デスクトップ版 Outlook アプリを使用] アクティビティを追加します。次に、[繰り返し (各メール)] アクティビティを追加し、オートメーションが各メールに対して必ず実行されるよう指定するために、後続のすべてのアクティビティを [繰り返し (各メール)] 内に追加します。[セルに書き込み] アクティビティを追加して、各メールの本文をプロジェクト ノートブックの特定のセルにコピーします。次に、デスクトップ アプリケーションへのデータ入力に必要な UI 自動化アクティビティを追加し、最後に、メールを既読にし、メールを移動するアクティビティを追加します。