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Outlook のトラブルシューティング
Outlook のデータを使用するオートメーション プロジェクトを実行すると、プログラムがメール アドレス情報にアクセスしようとしている、またはユーザーに代わってメッセージを送信しようとしていることを警告するメッセージが Microsoft Outlook に頻繁に表示されることがあります。その結果、アクセス許可が毎回求められる可能性があります。
この問題は、ウイルス対策ソフトをインストールしていない場合、または、ウイルス対策ソフトが最新でない場合に発生することがあります。このようなメッセージが表示されないようにするには、次のいずれかを実行します。
- ウイルス対策ソフトウェアをインストールし、ウイルス対策保護を有効化して、ウイルス対策ソフトウェアを常に最新の状態にします。
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ウイルス対策ソフトウェアをインストールできない場合や、インストールしていてもメッセージが引き続き表示される場合は、Outlook のプログラムによるアクセスのセキュリティ設定を変更します。
- 管理者権限を持つアカウントを使用して Windows にログインします。この設定を変更できるのは管理者のみです。
- Outlook を開き、[ファイル]、[オプション] の順にクリックします。
- [Outlook のオプション] ウィンドウで、[セキュリティ センター]、[セキュリティ センターの設定] の順にクリックします。
- [セキュリティ センター] ウィンドウで [プログラムによるアクセス] をクリックし、[不審な動作に関する警告を表示しない (推奨しません)] を選択して警告メッセージを無効化します。
- [OK] を 2 回クリックします。
Outlook のデータを使用するオートメーション プロジェクトを実行する場合、メールボックス内のメールの一部がオートメーションによって処理されないことがあります。
この問題は、次のシナリオで発生します。
- Outlook 2013 以降と Exchange Server のメールボックスを使用している場合。
- メール アカウントで Exchange キャッシュ モードの機能を有効化している場合。
- Exchange キャッシュ モードでは、特定の日付より後のメールのみがダウンロードされるように設定されます。
StudioX が処理できるのは、Outlook のローカル データ ファイル内のメールだけです。例えば、過去 6 か月以内に受信したメールをダウンロードするように Outlook が設定されている場合、6 か月より前のメールはサーバー上にしかありません。
オートメーションで使用できるメールの数を増やすには、古いメールもダウンロードするように、Outlook を設定します。詳しくは、Microsoft のドキュメントをご覧ください。