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Orchestrator ユーザー ガイド

Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
最終更新日時 2024年10月17日

アラート メールを設定する

アラート メールを有効化する

10 分ごとおよび日次のアラート レポートをサブスクライブすると、通知対象として選択したコンポーネントに変更が発生するたびにメールを受信することができます。

メール アラートを受信および管理するには、以下を確認します。

  • 有効なメール アドレスを使用している。
  • アラートの [表示] 権限を持っている。
  • メールの設定が正しい。

    重要: ユーザーはアラートの権限を親グループから継承しません。ユーザーがアラートを表示できるようにするには、対応する権限を明示的に付与します。

サブスクライブするには、テナント コンテキスト > [設定] ページ > [全般] タブ > [メールの設定] セクションに移動して、[アラート メールを有効化] オプションを有効化します。

このページのオプションを組織管理者として変更すると、組織内のユーザーが選択した個々の項目が上書きされます。

メールを設定する

アラート受信用のメールを設定するには、ご使用の ID 管理ポータルの設定に移動します。

独自の SMTP サーバーがない場合は、既定の設定を使用します。

独自の SMTP サーバーを設定する場合は、カスタム設定を使用します。

注:

既定のメール設定では、SendGrid SMTP サーバーが使用されます。

カスタム設定から既定の設定に切り替えてからカスタム設定に戻ると、SMTP 設定に入力した値はすべて消去されます。

メール アラートを Gmail で受信するものとして、次の手順では Gmail SMTP サーバーの設定について説明します。

Google SMTP サーバーを使用したメール アラートの設定例

  1. https://security.google.com/settings/security/apppasswords に移動します。
  2. Orchestrator からのメール メッセージ送信に使用するメール アドレスでサインインします。
  3. [アプリを選択] ドロップダウン リストから、[メール] を選択します。
  4. [デバイスを選択] ドロップダウン リストから、[Windows パソコン] を選択します。
  5. [生成] をクリックします。アプリ パスワードを含む [生成されたアプリ パスワード] ウィンドウが表示されます。
  6. 生成されたアプリ パスワードをクリップボードにコピーします。


  7. Orchestrator でテナントの [設定] > [メール] タブに移動します。
  8. アラート メールを有効化します。
  9. [カスタム設定を使用] を選択します。必要な SMTP フィールドのリストが表示されます。
  10. [SSL を有効化] チェック ボックスを選択します。これにより、SMTP サーバーへの接続がセキュリティで保護されます。
  11. [SMTP ホスト] フィールドに、Gmail SMTP サーバーのアドレス「smtp.gmail.com」を入力します。
  12. [SMTP ドメイン] フィールドにドメインの値を入力します。SMTP サーバーで認証が必要な場合、[SMTP ユーザー名] の値と連結されます。Gmail SMTP サーバーの場合はこれに該当しないので、このフィールドは空のままにします。
  13. [SMTP ポート] フィールドに「465」と入力します。この値は、SSL を有効化する場合に使用します。SSL を有効化しない場合は、587 を使用します。
    これらの値は Gmail SMTP サーバー用であり、他の SMTP サーバーでは異なる場合があります。利用可能なポートを管理者に確認してください。
  14. [SMTP ユーザー名] フィールドに、メール アラートの送信元の Gmail アドレスを入力します (手順 2 で使用したアドレスです)。
  15. [SMTP パスワード] フィールドに、Gmail アドレスに関連付けられているパスワードを入力します。
  16. [既定の差出人メール アドレス] フィールドに、アラートの送信元として使用する Gmail アドレスを入力します。手順 5 で使用したものと同じでなければなりません。
  17. [既定の差出人メール アドレス] フィールドに、メールの設定名を入力します。この名前はアラート メールの受信時に受信トレイに表示され、必要なアラートを簡単に識別するのに役立ちます。
  18. [保存] をクリックします。メール設定をテストせずに続行するかどうか尋ねられます。

保存すると、[アクセス権を管理] ページでメール アドレスが設定されており、アラートに対する [表示] 権限を持つアカウントはすべて、Fatal または Error アラートが発生するたびにメール アラートを受信し、毎日 1 回全アラートを記載した詳細レポートを受信します。

メールの設定をテストする

[メール] タブで設定を入力した後、メールの設定のテスト機能を使用して、アラート メールが適切に機能していることを確認することができます。

  1. [メールの設定をテスト] をクリックします。[メールの設定をテスト] ウィンドウが表示されます。
  2. [送信先] フィールドに、テスト メールの送信先アドレスを入力します。このフィールドには、現在のアカウントのメール アドレスが自動的に設定されます。
  3. [送信] をクリックします。メールが正常に送信されたか、エラーが発生したかを示すウィンドウが表示されます。
  4. テスト メールの受信トレイをチェックして、メッセージが想定されるとおりに受信されたことを確認します。
    注: テストは設定を保存していないので、これらの設定を適用するためには [保存] をクリックする必要があります。

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