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ロボット
フローティング ロボットは特定のマシンに固定されていないため、複数のユーザーが複数のワークステーションで UiPath Robot を使用できます。1 つの Named User ライセンスでは、1 人のユーザーが一度に最大 3 台のマシン上で UiPath Robot を使用できます。
使用している 3 つのワークステーションのうち 1 つを変更する場合、ユーザーは前に使用していたマシンからログアウトして新しいマシンにログインする必要があります。
私の名前はジョン・スミス。20 名からなるコール センターのオペレーター チームの一員です。我々は、出勤したときに空いていたノート PC を選んで仕事をします。システム管理者は Orchestrator で、会社にある 20 台のノート PC 用に 1 つのマシン テンプレートを定義し、私のユーザー名を使用してフローティング ロボットを定義する必要があります。これにより、私は自分のユーザー名とマシン テンプレートによって生成されたキーを使用し、20 台のノート PC のうちどれでも選んで作業をすることができます。
標準ロボットはフローティング ロボットの前身モデルであり、クラシック フォルダーを操作するときにのみ目にするロボットです。標準ロボットの場合、ユーザーは 1 台のワークステーションでのみ UiPath Robot を使用できます。ロボットが特定のマシン、つまり、Orchestrator で標準ロボットを作成するときに設定したマシンに固定されるからです。標準ロボットは、常に同じマシンで作業するユーザー、または毎回同じ名前でマシンに接続するユーザーにのみ適しています。
ワークステーションを変更するには、最初の標準ロボットを削除し、新しい標準マシンの名前を使用して再作成する必要があります。
例: 私の名前はジョン・スミス。コール センターのオペレーターとして、毎日 LA4324 という名前の同じノート PC で仕事をしています。システム管理者は、Orchestrator でノート PC とまったく同じ名前の標準マシンを定義し、私のユーザー名を使用して標準ロボットを定義する必要があります。このロボットは、LA4324 という名前の標準マシンに接続するように設定します。違うノート PC を使用する場合、システム管理者はこのロボットを削除し、新しいマシン用に新しいロボットを作成する必要があります。
ロボットは自動的にプロセスをダウンロードし、カスタム設定で実行できます。ロボットの設定時に、プロセスの自動ダウンロード、ログ レベル、フォント スムージング、および解像度を設定できます。
Orchestrator にはロボットが動作するフォルダーの種類に対応する、2 種類のロボットの管理方法があります。
クラシック フォルダー内のロボットの動作の説明に進む前に、いくつかの基本的な概念について理解しておくことをお勧めします。以下の資料をご覧ください。
ロボットを手動で管理します ([フォルダー] コンテキスト > [ロボット])。つまり、ロボットとマシンのエンティティを手動で設定する必要があります。次のような作業が必要になります。
- ロボットの作成 (実行設定、ライセンスや認証のオプションの設定など)
- ロボットの削除
- ロボット グループにロボットを追加します。ロボットがそのロボット グループからプロセスを実行できるようになります。
- ロボット グループからロボットを削除します。ロボットがプロセスを実行するのを制限します。
環境内のマシン/ユーザーの 1 つの組み合わせごとに、Unattended ロボットを手動で作成する必要があります。
UiPath Robot は、一度に 1 つのフォルダー内のプロセスにしかアクセスできません。異なるクラシック フォルダー内のプロセスにアクセスする必要がある場合は、最初のフォルダーから対応するロボット エンティティを削除して、新しいフォルダー内にプロビジョニングする必要があります。
クラシック フォルダーでは、任意の種類の標準ロボットを (標準マシンとともに) 使用するか、Attended モードのみのフローティング ロボットを (マシン テンプレートとともに) 使用することができます。
ロボットは自動的にプロセスをダウンロードし、カスタム設定で実行できます。ロボットの作成または編集時に、[設定] タブからプロセスの自動ダウンロード、ログ レベル、フォント スムージング、解像度を設定できます。
作成したロボットは、フォルダーごとに [ロボットを監視] ページ ([監視] > [ロボット]) で監視できます。
クラシック フォルダーでは、Orchestrator でロボット エンティティを作成または編集するときにロボットのライセンスの種類が設定されます。ロボットの接続状態によっては、編集が一部制限される場合があります。