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Automation Suite の Integration Service ユーザー ガイド
ServiceNow の認証
コネクションを確立するには、コネクタに OAuth アクセス トークンを取得する機能を与え、アクティビティが ServiceNow API に要求を正常に送信できるようにする必要があります。
多要素認証について詳しくは、こちらをご覧ください。
- ServiceNow ドキュメントの「Set up OAuth」の手順を完了します。
-
Automation Suite で [Integration Service] を選択します。
- [ コネクタ] のリストから [ServiceNow] を選択します。 検索バーで検索して、表示されるコネクタの数を絞ることもできます。
- [コネクションを追加] ボタンを選択します。
- これで、コネクションのページにリダイレクトされます。
- ⚙ アイコンをクリックして認証の種類を変更します。
- 適切な認証機構を選択します。
- 必要な情報を入力し、[接続] をクリックします。
ServiceNow ドキュメントの「Set up OAuth」の手順を完了します。
ドキュメントに記載されている手順は ServiceNow プラットフォームのすべてのリージョンで同じであると考えられますが、違いがある場合に備えて、Madrid、New York など、特定のリージョン向けの手順に従ってください。
参考までに、今回の例で OAuth を設定する方法を次に示します。
- ServiceNow インスタンスにサインインします (例:
https://<span>dev74293.service-now.com/login</span>
)。 -
「システム定義」>「プラグイン」に移動し、OAuth プラグインの「状況」が「アクティブ」に設定されていることを確認します。
-
[System OAuth] > [Application Registry] に移動し、[New] をクリックします。
-
「What kind of OAuth application?」というメッセージが表示された場合は、[Create an OAuth API endpoint for external clients] をクリックします。
-
-
アプリケーション名 (例:
UiPathQuickstart
) を [Name] に入力して [Submit] をクリックします (正常に完了すると、[Application Registries] リストにリダイレクトされます)。 - [Application Registries] リストで新しいアプリケーションを見つけ、その名前をクリックして詳細ページを開きます。
- [Client Secret] の横の錠前アイコンをクリックすると、値が表示されます。
- [Client ID] と [Client Secret] の値をメモします。
-
対応するフィールドに、リダイレクト URL https://{yourDomain}/provisioning_/callback を入力します。
お使いの ServiceNow インスタンスへのコネクションを作成するには、次の手順を実行する必要があります。
-
Automation Suite で [Integration Service] を選択します。
- [コネクタ] のリストから [ServiceNow] を選択します。 検索バーで検索して、表示されるコネクタの数を絞ることもできます。
- [ 今すぐ ServiceNow に接続 ] ボタンを選択します。
- [コネクションを追加] ボタンを選択します。
- これで、コネクションのページにリダイレクトされます。[サイト URL]、[クライアント ID]、[クライアント シークレット] を入力し、[接続] をクリックします。
- 次に、ServiceNow のユーザー名とパスワードを入力します。アプリから、ServiceNow のアカウントに接続してレコードを操作する権限が要求されます。[Allow] をクリックします。
- コネクションが追加されました。
ServiceNow のコネクション作成に関する詳細については、ServiceNow の「製品ドキュメント」をご覧ください。
ServiceNow テーブル | 操作 | アクセス理由 |
Tables (sys_db_object )
| 読み取り |
Tables モジュール/テーブルは、ServiceNow インスタンスの各テーブルに対応する行を保持するリポジトリとして機能します。 これは、アクションを実行したり、イベントをトリガーしたりする目的でテーブルのリストをコンパイルするために使用されます。 これは、CRUD アクティビティの [オブジェクトを選択] ドロップダウンをクリックしたときにすべてのテーブルを読み込むために必要です。
|
Dictionary (sys_dictionary )
| 読み取り | このテーブルには、ServiceNow インスタンス内の特定のテーブルのそれぞれの列に関するデータが含まれます。 このテーブルは、アクションを実行するテーブルを選択するときに入力フィールドと出力フィールドを読み込むために必要です。 |
Choices (sys_choice )
| 読み取り | Choice テーブルには、選択リストに表示されるオプションの値と、UiPath の選定されたアクティビティで検索するための値が含まれます。 Choice テーブルがなければ、設計時におけるアクティビティ内の検索の読み込みに失敗します。 |
ユーザー (User)(sys_user) | 読み取り | Choice テーブルには、選択リストに表示されるオプションの翻訳されたテキストと、UiPath の選定されたアクティビティで検索するための値が含まれます。 Choice テーブルがなければ、設計時におけるアクティビティ内のユーザー関連の検索の読み込みに失敗します。 |
itil
ロールを割り当てる必要があります。
admin
などの特定のベース システム ロールには、これらのテーブルへのアクセス制御が既に含まれています。ただし、ベース システム ロールを割り当てず、ServiceNow コネクタを使用するのに必要な必須のアクセス制御のみを付与する場合は、必要なアクセス権を持つカスタム ロールを作成することを検討してください。
特定のテーブルまたは既定のベース システム ロールでカバーされないテーブルにのみアクセス権を付与するには、カスタム ロールを作成し、必要に応じて適切なアクセス制御を割り当てることをお勧めします。
上記の手順を実行した後、ServiceNow のコネクタ/アクティビティを利用するには、新しいロールに以下のアクセス制御を付与する必要があります。
表 | 入力 | 操作 |
Tables (sys_db_object )
| レコード | 読み取り |
Dictionary (sys_dictionary )
| レコード | 読み取り |
Choices (sys_choice )
| レコード | 読み取り |
User (sys_user) | レコード | 読み取り |
security_admin
ロールを持つユーザー専用の機能です。 不明な点がある場合は、ServiceNow の管理者にお問い合わせください。詳細については、「昇格された特権ロール」をご覧ください。
上記に加えて、アクティビティまたはトリガーを実行する場合は、他のアクセス制御も付与する必要があります。
たとえば、特定のシナリオで ServiceNow インシデントを含むワークフローの開始や ServiceNow インシデントの作成を行う場合は、次のアクセス制御を付与する必要があります。
表 | 入力 | 操作 |
インシデント | レコード | 読み取り |
インシデント | レコード | 書き込み |