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Integration Service ユーザー ガイド
API の使用状況を監視する
2025 年 5 月 1 日より、API の使用に関するライセンス システムを 60 日間改訂します。この間、API 呼び出しの使用状況の監視は一時停止され、Integration Service の使用によって API 呼び出しが差し引かれることはありません。Automation Cloud の [管理] の [ライセンス] > [消費状況] タブでは、この期間の API 呼び出しの消費は登録されていません。Integration Service を利用した既存のオートメーションと新しいオートメーションは、引き続き中断なしに通常どおり実行されます。
このページでは、Integration Service でライセンスと API の使用状況を監視する方法について説明します。
ライセンスの割り当て状況を確認する
組織ライセンス
組織全体でのライセンスの配布状況を確認するには、Automation CloudTM にログインして [ 管理 ] > [組織 > ライセンス] に移動します。
[ライセンス] ダッシュボードで、組織で購入した総ライセンス数を確認できます。[ 消費状況] タブに切り替えると、Integration Service の API 呼び出しなどの Integration Service のライセンス情報が確認できます。
ライセンスの種類
進行状況バーにカーソルを合わせると、組織で購入されたライセンスの総数と、それに対する割り当て済みのライセンスの数が表示されます。
- ライセンスにバンドル済み: 組織がライセンスをうけている ユーザー、ボット、Automation Express ライセンスにバンドルされている API 呼び出しを表します。 このプランで割り当てられた API 呼び出しは、毎月月末に期限切れになり、翌月の 1 日にリセットされます。
- Enterprise ライセンス: このプールには、ユーザーとボットに割り当てられた API 呼び出しに加えて、Automation Express ライセンスから割り当てられた追加の 100,000 件の API 呼び出しが含まれます。
- Pro と Pro の無料トライアル ライセンス: このプールには、ユーザーとボットに割り当てられた API 呼び出しに加えて、Automation Express ライセンスから割り当てられた追加の 25,000 件の API 呼び出しが含まれます。
- Free ライセンス: このプールには、Automation Express ライセンスから割り当てられた 0 から 25,000 件の API 呼び出しが含まれます。
- 専用バンドル: 組織がライセンスを受けた プラットフォーム SKU を表します。プランに割り当てられる API 呼び出しは、以下の プラットフォームの個別 SKU のいずれかのライセンスからのものです。
- UiPath - Flex - Integration Service API Calls Bundle - 3M
- UiPath - Flex - Integration Service API Calls Bundle - 6M
UiPath ライセンス プラットフォームには、Integration Service の API 呼び出しに関連するすべての SKU のリストが表示されます。
[詳細を確認] ボタンをクリックすると、Integration Service の API の使用状況の監視に関するドキュメントのページが表示されます。
API 使用状況の計算方法と表示方法
UiPath® Integration Service を介して外部のサードパーティ アプリケーションに対して呼び出しを実行すると、1 つの API 呼び出しが消費されたと判断されます。消費数は、呼び出しの開始方法 (手動、有人、無人) に関係なく、サードパーティ アプリケーションへの呼び出し回数に基づいて計算されます。
専用のバンドルおよびライセンスにバンドル済みの API 割り当てがある組織の場合、API 呼び出しの消費は、専用のバンドルのプールを使用する前に、まずライセンスにバンドル済みの月ごとのプールを使用します。
例: 10 個のユーザー ティア ライセンス (UiPath - Flex - Automation Developer - Named User) と 10 個のロボット ティア ライセンス (UiPath - Flex - Unattended Robot) を持つ組織では、1 か月あたり合計 (10 * 5,000 + 10 * 5,000) 100,000 件の API 呼び出しを有します。また、組織にはプラットフォームの個別の SKU (UiPath - Flex - Integration Service API Calls Bundle - 3M) もあり、年間 3,000,000 件の追加の API 呼び出しが可能です。
たとえば、2023 年 10 月に組織で消費される API 呼び出しの総数が 125,000 件だとします。これはつまり、組織がまず月ごとに割り当てられた 100,000 件の API 呼び出しをすべて使い果たした後に、3M バンドルからさらに 25,000 件を使ったことを意味します。2023 年 11 月 1 日からは、組織は 11 月分の API 呼び出しとして 100,000 件保持し、3M バンドルからの API 呼び出しは 2,975,000 件保持します。

このセクションに記載されているコネクタを使用して行われた API 呼び出しは、トリガー、認証、テスト接続の API 呼び出しの従量課金のみを含みます。この文脈に含まれない呼び出しは、エンド ユーザーには無料で提供され、機能には影響しません。影響を受けるコネクタは、Gmail、Google スプレッドシート、Google ドライブ、Microsoft OneDrive (SharePoint と Excel を含む)、Microsoft Outlook365、Microsoft Outlook 365EWS、アマゾン ウェブ サービス、Microsoft Azure、Microsoft Azure AD、Google Cloud Platform、Citrix、VMware、NetIQ です。
ライセンスの使用状況
[ 使用状況の表示 ] を選択して、毎月の使用状況を確認できます。[Integration Service の API 呼び出しのライセンス使用状況] グラフには、過去 12 か月間の使用状況が表示されます。組織が購入したライセンスの種類 (専用のバンドル と ライセンスにバンドル済み) に基づいて消費が表示されます。表示された消費量は、月の初日から最終日まで追跡されます。
消費量は、この機能がすべての組織に対して有効化された 2023 年 10 月から表示されます。一部のユーザーに対しては、2023 年 9 月のデータの一部も表示される可能性があります。これは部分的なデータであり、月全体の使用量を反映していない可能性があるため、考慮しないでください。
