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Apps User Guide for Automation Suite
条件ステートメントをサポートします。
アプリ内の挙動を「条件に応じて」変化させることはよくあります。たとえば、値が 0 未満の場合にラベルの色を赤に変える、などです。条件式と組み合わせた If-Then-Else ステートメントを使用することで、アプリ内で条件に応じた挙動を設定できます。
Apps Studio の If-Then-Else ルールで指定できる項目は次のとおりです。
- 確認する条件 ([If] ステートメントの内容)
 - 条件が true だった場合の挙動 ([Then] ステートメントの内容)
 - 
                  
条件が false だった場合の挙動 (Else ステートメントの内容)
 
「If」の内部では、次の 2 種類の条件ステートメントを使用できます。
- 比較: 2 つの値を比較するために使用します。
 - グループ: 複数の比較 (And/Or) をグループ化するために使用します。
 
比較
比較関数を使用すると、true または false を評価する条件式を記述できます。
各条件には、比較対象の 2 つの値と比較演算を指定します。
比較できる値は次のとおりです。
- コントロール プロパティへの参照
 - 静的な値 (例: 数値または文字列)
 
比較演算は次のいずれかである必要があります。
| 
                                  比較演算  | 
                                  記号  | 
                                  説明  | 
                                  例  | 
|---|---|---|---|
| 
                                  次の値より小さい  | 
                                  <  | 
                                  左の値が右の値より小さい場合に true を返します。  | 
                                  3 < 6  | 
| 
                                  次の値以下  | 
                                  ≤  | 
                                  左の値が右の値以下の場合に true を返します。  | 
                                  Cash In Value ≤ 0  | 
| 
                                  次の値より大きい  | 
                                  左の値が右の値より大きい場合に true を返します。  | 
                                  5 > 2  | |
| 
                                  次の値以上  | 
                                  ≥  | 
                                  左の値が右の値以上の場合に true を返します。  | 
                                  Cash Out Value ≥ 0  | 
| 
                                  次の値と等しい  | 
                                  =  | 
                                  左の値が右の値と等しい場合に true を返します。  | 
                                  State = WA  | 
| 
                                  次の値と等しくない  | 
                                  ≠  | 
                                  左の値が右の値と等しくない場合に true を返します。  | 
                                  Transaction Id ≠ 0  | 
グループ
グループ化の関数を使用すると、複数の条件式を結合できます。これにより、「X と Y の両方が true の場合」や「X または Y のいずれかが true の場合」などの、より複雑な条件式を記述できます。
グループを使用すると、論理を使用して複数の比較ステートメントをグループ化できます。