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Excel の自動化について
StudioX は Microsoft Excel との緊密な連携を提供し、Excel で実行するタスクを自動化する多数のアクティビティを用意しています。Excel アドインのインストールについて詳しくは『UiPath Studio ガイド』をご覧ください。
まず、自動化する Excel ファイルをリソースとしてオートメーション プロジェクトに追加し、次にそのファイルで実行するアクティビティを追加します。ファイルを使用するアクティビティを設定するときは、シート、表、名前付き範囲、名前付きセルを StudioX のプラス記号
のメニューから直接選択できます。また、StudioX から Excel にシームレスに切り替え、使用するデータをファイルから直接指定することもできます。
ファイルから直接データを選択するようにアクティビティを設定する際に、プラス メニューの プラス メニューの [Excel 内で示す] をクリックすると
スプレッドシートが Excel で開き、Excel のリボンに [UiPath] タブが表示されます。使用するデータ (セルやセルの範囲など) を選択し、[UiPath] タブで [ Confirm (確定 )] をクリックして選択を確定します。
Microsoft Excel 2010 を使用している場合は、Excel ファイルの列全体 (例: B:G) を指定せず、必ず特定の範囲 (例: B1:G100) を指定してください。Excel の旧バージョンでは、機能上の制約から、列全体を指定するとプロジェクトの実行時にエラーが発生する恐れがあります。
プラス 記号 メニューの [ カスタム入力] オプションを選択して、使用する Excel
データを手動で指定することもできます。このオプションを使用すると、セル参照と範囲参照、表の名前、またはシート名を入力できます。これは、動的な名前が付けられた Excel ファイルや、設計時に存在せずテンプレート ファイルが利用できないファイルを扱う場合に便利です。
範囲内の各行に対して同じアクティビティを繰り返す場合は、[ 繰り返し (Excel の各行 )] アクティビティを追加してから、繰り返すアクティビティをその内部に追加します。
Excel タスクを自動化する方法については、以下のチュートリアルをご覧ください。
- チュートリアル: ピボット テーブルを作成する
- チュートリアル: 表の行を反復処理する
- チュートリアル: Excel ファイルを比較し、照合エラーのメールを送信する
- チュートリアル: 自動化されたメールからデータを抽出し、デスクトップ アプリケーションにデータを移動する
- チュートリアル: Excel データをフィルター処理する
- チュートリアル: セルの書式を設定する
- チュートリアル: フォルダー内のファイルに関する情報を Excel ファイルに追加する
- チュートリアル: プロジェクト ノートブックに独自の式を追加する
- チュートリアル: Excel データを使用して Acrobat Reader の PDF フォームに入力する
StudioX では以下のアクティビティが利用可能です。
- Excel ファイルを使用
- 範囲を追加
- オートフィル
- 範囲を自動調整
- ピボット テーブルのデータ ソースを変更
- シート/範囲/テーブルをクリア
- ピボット テーブルを作成
- 範囲をコピー/貼り付け
- 行を削除
- 列を削除
- シートを削除
- シートを複製
- CSV にエクスポート
- フィルター
- 範囲をフィル
- 最初/最後のデータ行を検索
- 値を検索/置換
- テーブルとして書式設定 (Format As Table)
- 繰り返し (Excel の各行)
- 繰り返し (Excel の各シート)
- セルを書式設定
- Excel グラフを取得
- 列を挿入
- グラフを挿入
- 行を挿入
- シートを挿入
- MATCH 関数
- シートを保護
- セルの数式を読み込み
- セルの値を読み込み
- 範囲を読み込み
- ピボット テーブルを更新
- Excel のデータ接続を更新
- 重複を削除
- シート名を変更
- スプレッドシートのマクロを実行
- Excel ファイルを保存
- 名前を付けて Excel ファイルを保存
- Excel ファイルを PDF として保存
- 範囲を並べ替え
- テキストを列に分割
- シートの保護を解除
- Excel グラフを更新
- VLOOKUP
- セルに書き込み
- データ テーブルを Excel に書き込み
実行時と設計時の両方で、Excel ファイルを起動およびプレビューするための方法がいくつかあります。詳細については、「プロジェクト設定」をご覧ください。
Excel ファイルをオートメーションに追加する
Excel ファイルをリソースとしてオートメーションに追加する方法は 2 つあります。2 つの方法の主な違いは、プロジェクト内のどのアクティビティが、Excel ファイルのデータにアクセスし、変更を加えることができるかという点です。
- Add a Use Excel File resource activity. Using this option, the data in the file can only be extracted or modified by the activities added inside the resource activity. After all the activities inside Use Excel File are executed, the file is closed. This is useful when the file will be created at runtime (e.g. downloaded or saved from an email attachment) or if the file needs to sent to another location (e.g. uploaded or sent as an email attachment).
- プロジェクトを Excel ファイルに接続します。このオプションを使用すると、ファイルがグローバル リソースとして追加されます。つまり、プロジェクト内のすべてのアクティビティがこのファイルにアクセスしたり、変更を加えたりできるようになります。オートメーションの実行が完了して初めて、ファイルへの接続が解除されます。これは、ファイルの名前と場所が変更されることがなく、他の目的 (メールの添付ファイルとしてのアップロードまたは送信など) でこのファイルを使用する必要がない場合を想定しています。
プロジェクトを Excel ファイルに接続する
Excel ファイルに接続し、グローバル リソースとして追加するには、次の操作を実行します。
- Click Connect to Resource
at the top of the Data Manager panel, and then select Connect to a new Excel file. - [リソースを管理] ウィンドウで、次の情報を入力して [OK] をクリックします。
-
Select Excel file - Click Browse
next to the field, and then browse to and select the Excel file to add to the automation. -
後で使用するための名前 - オートメーション プロジェクトでファイルを参照するときに使用する名前を入力します。
-
変更を保存 - オートメーションの実行後にファイルが保存されるようにする場合は、このオプションを選択します。選択しないと、変更内容はプロジェクトの実行後に初期ステートに戻ります。既定では、このオプションは選択されています。
変更を保存するオプションが無効化されている場合、 プラス 記号 の
メニューおよび [データ マネージャー] パネルの Excel リソースのエントリの横に「(自動保存: オフ)」というメッセージが表示されます。 -
読み取り専用 - ファイルを読み取り専用モードで開くようにするには、このオプションを選択します。これにより、ファイルの編集がロックされている場合や、編集パスワードが設定されている場合でも、データの抽出操作を実行できます。このオプションは既定で選択されていません。
-
Excel リソースを管理する
Excel リソースは、オートメーションに追加された方法に関係なく、[データ マネージャー] パネルから管理できます。Excel リソースを右クリックし、コンテキスト メニューのオプションを 1 つ選択します。
- Excel ファイルを開く - ファイルを Excel で開きます。
- Excel ファイルの場所を開く - Excel ファイルを含むフォルダーを開きます。
- 編集 - リソースのプロパティを編集できる [リソースを管理] ウィンドウを開きます。
- 削除 - プロジェクトからリソースを削除します。
プロジェクト ノートブックについて
プロジェクト ノートブックは、式を保存したりデータを操作したりするメモ帳として使用できる Excel のブックです。その目的は、プロジェクトの実行時に計算や一時データの保存に使用することです。既定では、オートメーションの実行が完了しても、プロジェクト ノートブックに加えた変更は保存されません。
既定のプロジェクト ノートブックは、Project_Notebook.xlsx という名前のファイルで、プロジェクト フォルダーに StudioX によって作成されます。ファイルには、あらゆるオートメーション プロジェクトで使用できる、一連の定義済みの式が組み込まれています。式は、適用対象の分野に応じて、複数のシートに分かれています。各シートに、入力データやそのデータを操作する式を追加できるセルがあります。式は、簡単に識別できる名前付きセルに設定されており、オートメーションで使用するときには、プラス
メニューから直接選択できます。
プロジェクト ノートブックを構成する
StudioX のリボンから [ノートブック] > [ノートブックを設定] を選択します。以下を設定できます。
-
ノートブック ファイル - プロジェクト ノートブックとして使用する、別の Excel ファイルを選択します。
-
後で使用するための名前 - アクティビティで Excel ファイルを操作するときに、プロジェクトでそのファイルを参照するための名前を入力します。既定の名前は
Notesです。 -
アクセス パスワード - ファイルを開くときにパスワードが要求されるようにする場合、そのパスワードを入力します。
-
編集用パスワード - ファイルを編集するときにパスワードが要求されるようにする場合、そのパスワードを入力します。
-
ファイルを自動保存 - オートメーションの実行後にファイルが保存されるようにする場合は、このオプションを選択します。選択しないと、変更内容はプロジェクトの実行後に初期ステートに戻ります。このオプションは既定で選択されていません。
When the option to save changes is disabled, the message Save changes: off is displayed next to the Project Notebook entries in the Plus
menu and in the Data Manager panel. -
読み取り専用 - ファイルを読み取り専用モードで開くようにするには、このオプションを選択します。これにより、ファイルの編集がロックされている場合や、編集パスワードが設定されている場合でも、データの抽出操作を実行できます。このオプションは既定で選択されていません。
プロジェクト ノートブックの式
The formulas available in the Project Notebook are detailed below. To learn how you can add formulas to the Project Notebook, see Tutorial: Adding Your Own Formulas to the Project Notebook.
日付
セル B4 (日付) に基準日 (既定は今日の日付)、セル B6 (日数) に日数 (既定は 7) を入力します。この値が、後でシート内のセル B4 の日付に加算されます。次の式を使用できます。
- 日数が追加された後の日付 - セル B4 に入力した日付に、セル B6 の日数を加算して得られる日付を返します。
- 稼働日数が追加された後の日付 - セル B4 に入力した日付に、セル B6 の日数 (週末は除く) を加算して得られる日付を返します。
- 日付形式 (YYYYMMDD) - セル B4 に入力した日付を、YYYYMMDD 形式のテキストに変換して返します。
- 今日の日付 - 今日の日付を返します。
- 先週の日付 (月曜日、金曜日、日曜日) - 先週の月曜 (LastWeekMonday)、金曜 (LastWeekFriday)、日曜の日付 (LastWeekSunday) を返します。
- 先月の日付 (1 日目と最終日) - 先月の最初の日付 (LastMonthStartDate) と最後の日付 (LastMonthEndDate) を返します。
- 今月の最初の営業日/最終稼働日 - 今月の最初の営業日の日付 (ThisMonthFirstWorkingDay) と最終営業日の日付 (ThisMonthLastWorkingDay) を返します。
ロケールに依存しない方法でテキストを日付に変換する
日本語の年、月、日を表す文字を数値の後ろに挿入した日付をセル B18 (テキスト) に入力します。この日付が、MM/DD/YYYY 形式に変換され、セル B29 (再設定された日付) に返されます。
For an example of how you can use the formulas in the Date sheet, see Tutorial: Working with Files and Folders.
テキスト
セル B4 (テキスト) にテキストを入力します。セル B4 内で特定のテキストを検索するには、セル B10 (検索する文字列) に検索するテキストを入力します。検索したテキストを別のテキストに置換するには、置換するテキストをセル B11 (置換後の文字列) に入力します。次の式を使用できます。
- トリム - セル B4 のテキストから余分な空白文字を削除して返します。
- 長さ - セル B4 のテキストの文字数を返します。
- 大文字 - セル B4 のテキストを、すべて大文字に変換して返します。
- 小文字 - セル B4 のテキストを、すべて小文字に変換して返します。
- 置換結果 - セル B4 のテキストに対して、セル B10 に追加されたテキストを、セル B11 に追加されたテキストで置換した結果を返します。
- 検索結果 - セル B10 に追加されたテキストが、セル B4 のテキストに含まれるかどうかをチェックします。テキストが見つかった場合は TRUE、見つからなかった場合は FALSE を返します。
- 名 - セル B4 のテキストの最後の空白文字の前のテキストを返します。
- 姓 - セル B4 のテキストの最後の空白文字の後のテキストを返します。
テキストから値を抽出する
セル B4 に追加されたテキストから特定の値をセル F5 に抽出するには、値の左側のテキストをセル D5 に入力するか、値の右側のテキストをセル E5 に入力します (または、両方に入力)。複数の値を抽出するには、行 6 から 9 で同じ列のセルを使用します。これをオートメーションで使用すれば、同じテンプレートに従うテキストの塊の中から可変の部分を抽出できます。たとえば、同じラベルが先頭に付けられた、自動化されたメール通知から請求書の番号や金額などの値を抽出できます。
For an example of how you can use the formulas in the Text sheet, see Tutorial: Extracting Data from Automated Emails and Moving It to a Desktop Application.
Number
セル B4 (数字) に数値を入力します。この数値を操作する、次の式を使用できます。
- クリーンアップ済み - B4 に追加された数値から、改行とノーブレーク スペース (改行しない空白文字) をすべて削除して返します。
- 整数 - セル B4 の整数部分を返します。
- 小数第 2 位 - セル B4 に追加された値を小数点以下 2 桁にして返します。
ロケールに依存しない方法でテキストを数字に変換する
桁区切り文字がないか、桁区切り文字としてピリオド (.) を使用していて、かつ小数桁の区切り文字としてコンマ (,) を使用している数値をセル B11 (テキスト) に入力します。この数値が、桁区切り文字としてコンマ (,)、小数桁の区切り文字としてピリオド (.) を使用した値に変換されて、セル B15 (再設定された数字) に返されます。
ファイル
ファイルへのフル パスを拡張子まで含めてセル B6 (ファイル パス) に入力します。次の式を使用できます。
- ファイル名 - セル B6 に追加されたファイル パスから、拡張子を含むファイル名を返します。
- ファイル拡張子 - セル B6 に追加されたファイル パスからファイルの拡張子を返します。
- 拡張子なしのファイル名 - セル B6 に追加されたファイル パスから拡張子を除いたファイル名を返します。
- フォルダー - セル B6 にパスを追加されたファイルを含むフォルダーへのパスを返します。
- 再設定されたファイル名 - セル B9 と B10 の値を '.' (ピリオド) で区切って返します。結果は、拡張子付きのファイル名になります。
For an example of how you can use the formulas in the File sheet, see Tutorial: Saving, Renaming, and Moving Attachments.