- リリース ノート
- 基本情報
- UiPath Assistant
- インストールとアップグレード
- ロボットの種類
- Robot のコンポーネント
- ライセンス
- Robot を Orchestrator に接続する
- プロセスとアクティビティ
- ログ
- Robot JavaScript SDK
- 特定のシナリオ
- トラブルシューティング
2023.10.0
公開日: 2023 年 10 月 25 日
今回のリリースでは、Robot と UiPath Assistant 使用時のパフォーマンスとエクスペリエンスの向上を目的とした、いくつかの変更と複数の改良を行いました。
このリリースについて詳しくは、以下をご覧ください。
非接続の資格情報プロキシ
v2023.10 のリリースより、Cloud Orchestrator を使用している場合に、Unattended ロボットが Orchestrator を経由するのではなく、非接続のプロキシを使用して資格情報コンテナーから直接 Windows 資格情報を取得できるようになりました。
詳しくは、「Orchestrator Credentials Proxy」をご覧ください。
新しい接続メッセージ
今回のリリースでは、各エラーに特定のコードを追加して、接続エラーのトラブルシューティング エクスペリエンスを向上させました。
最も一般的な接続エラー、その原因、および解決策も一覧にまとめました。
詳しくは、こちらをご覧ください。
読み込みステートの更新
v2023.10 のリリースより、オートメーションのインストール状況をはじめとする読み込みのステートが Assistant のインターフェイスに表示されるようになりました。オートメーションでダウンロードされたアクティビティ パッケージの数などの重要な情報が Assistant に表示されるようになったため、内部で行われている処理の詳細をさらに詳しく把握できるようになりました。
Assistant からの Studio Web の起動
Assistant の検索バーの検索結果に Studio Web テンプレートも含まれるようになりました。このテンプレートは、プロセスの自動化の出発点として使用できます。一から自動化する場合は、[UiPath 製品] セクションから Studio Web を起動してオートメーションを自分で作成できます。
Robot および Assistant 用のインストーラー
新しい UiPathRobot.msi インストーラーが利用可能になり、Robot と Assistant を Studio とは別々にインストールできるようになりました。インストーラーには Studio 関連のオプションは含まれておらず、サイズも UiPathStudio.msi より大幅に小さくなっています。そのため、Robot と Assistant を簡単にインストールできます。
- 以前に UiPathStudio.msi でインストールした Robot と Assistant を、UiPathRobot.msi を使用してアップグレードすることはできません。
- 以前のリリースと同様に、UiPathStudio.msi を使用して Robot と Assistant をインストールすることもできます。
詳しくは、「Robot をインストールする」をご覧ください。
- 今回のリリースより、ピクチャ イン ピクチャ - 仮想デスクトップ機能でも、オートメーションの実行中にプレビューが表示されるようになりました。つまり、プロセスの実行を監視するために仮想デスクトップに切り替える必要がなくなりました。
- 今回のリリースでは、機能、表示、アクセシビリティに関する改良もいくつか行いました。
- Attended ロボットをユーザー モードでインストールする場合に、Azure Active Directory で SSO を使用するよう設定されている環境では、インストール時にアカウントへの自動サインインを有効化できるようになりました。
- Linux ロボットのイメージで、非特権ユーザーが使用されるようになりました。
- コマンド ライン引数 Disconnect に、次の 2 つのプロパティを追加しました。
- --wait - マシン上でジョブが実行されている場合、ロボットはジョブの完了後にのみ切断されます。
- --force - マシン上でジョブが実行されている場合、ジョブは強制終了され、その後でのみロボットが切断されます。
- ワークフローの検証が完了しない問題を修正しました。
- Orchestrator への接続時に「405 Method Not Allowed」という応答が表示される問題を修正しました。
- MacOS 版の Assistant で空白の画面が表示される問題を修正しました。
- UiPath Assistant のインターフェイスの、表示上のバグもいくつか修正しました。
- 追記 (2024 年 4 月 3 日): 以下のバグは、v2023.10.0 で部分的に修正され、v2023.10.5 で完全に修正されました。
ジョブの実行時に Assistant で「
Format string contains an unescaped latin alphabet character `n`
(書式指定文字列にエスケープされていないラテン文字「n」が含まれています。)」というエラーが発生する問題を修正しました。
- Windows 11 22H2 では、PiP の仮想デスクトップでオートメーションが実行されている場合、PiP の子セッションでオートメーションを実行できません。
- Azure Virtual Desktop マルチセッション VM (Windows 10) では PiP がサポートされていません。
- ネットワーク パスまたは Azure ファイル共有からパッケージを実行しようとすると、「
System.Xaml.XamlObjectWriterException: Cannot create unknown type [....]
(不明な型を作成できません。)」というエラーが発生して失敗します。- 詳しくは、こちらをご覧ください。
- v2024.4 の Enterprise リリースより、TightVNC は非推奨となります。
- v2024.4 のエンタープライズ リリースより、Robot JavaScript SDK と Robot API は非推奨となります。
UiPathRobot.msi インストーラーには、以下のアクティビティ パッケージとバージョンが含まれており、ローカル フィードで検索できます。
アクティビティ パッケージ |
バージョン |
---|---|
UiPath.UIAutomation.Activities | |
UiPath.System.Activities | |
UiPath.Excel.Activities | |
UiPath.Mail.Activities | |
UiPath.Word.Activities | |
UiPath.ComplexScenarios.Activities | |
UiPath.Presentations.Activities | |
UiPath.Testing.Activities | |
UiPath.WebAPI.Activities | |
UiPath.Form.Activities | v23.10.3 |
UiPath.Callout.Activities | v23.10.3 |