一般的な接続エラー

注:

このドキュメントには、管理者が UiPath Assistant と Orchestrator 間のライセンス接続の問題を解決するのに役立つ情報が記載されています。Orchestrator へのアクセス権がない場合は、管理者にお問い合わせください。

UiPath Assistant が Orchestrator に接続すると、ロボットを使用し、マシン キー、クライアント ID/クライアント シークレット、または対話型サインインのいずれかの方法で接続が確立されます。

Orchestrator での設定と接続ステータスによっては、特定のコードでエラーが発生する可能性があります。以下のリストにエラー コードが見つからない場合は、Orchestrator の応答コードのドキュメントをご確認ください。

1002

接続ステータス

• 接続済みだがライセンス取得不可

エラー メッセージ

• ロボットは存在しません。

原因

• このエラー コードは、2023.10 以降のロボットが 2023.4 以前の Orchestrator に接続されている場合に表示されることがあります。このエラーの原因は、エラー コード 1232、1247、または 1420 に関連している可能性があります。詳しくは、エラー コード 1232、1247、または 1420 の解決策をご覧ください。

1203

接続ステータス

• 接続済みだが構成の問題を識別

エラー メッセージ

• 標準マシンの名前が、ロボットがインストールされているマシンの名前と完全に一致しません。

原因

• ロボットを Orchestrator に接続するために使用されるマシン キーが、別の標準マシンで動作するように設定されています。

解決方法

• Orchestrator でのマシン設定についての詳細情報を確認してください。

1230

接続ステータス

• 接続済みだがライセンス取得不可

エラー メッセージ

• 現在のユーザーにはロボットが設定されていません。

原因

• Orchestrator に接続しようとしたユーザーに対して設定されたロボットがありません。

解決方法

• Orchestrator に接続しようとしているユーザーにロボットが設定されていて、そのアカウントにユーザーが関連付けられていることを確認します。

1232

接続ステータス

• 接続済みだがライセンス取得不可

エラー メッセージ

• ユーザー キー {0} の Unattended ロボットが見つかりませんでした。

原因

• この問題は、ユーザーが十分な数の Attended ライセンスを持っておらず、Unattended ロボットに対してフォールバックを実行した場合に発生します。

解決方法

• 新しい Unattended ロボットを作成するか、既存のロボットが無効化されている場合は再び有効化します。

1247

接続ステータス

• 接続済みだがライセンス取得不可

エラー メッセージ

• キー {0} でロボットが見つかりませんでした。

原因

• ロボット ユーザーが Orchestrator で無効化されており、クライアント資格情報がもう有効ではありません。

解決方法

• 新しいロボットを作成するか、既存のロボットを再び有効化してから (無効化されている場合)、マシンでロボット インスタンスを再起動します。

注: このエラーは、Error 191x が表示される直前に発生する可能性があります。

1415

接続ステータス

• Unattended として接続済み

エラー メッセージ

• 利用できるランタイム ライセンスはありません。

原因

• ユーザーは Orchestrator に接続されていますが、Unattended ランタイムを持っていません。

解決方法

• ロボット端末の無人ライセンスを [テナント] → [マシン] → [ランタイムの詳細] → [Production (Unattended)] から割り当てます。

1420

接続ステータス

• 接続済みだが構成の問題を識別

エラー メッセージ

• Orchestrator で設定したドメイン/ユーザー名が、マシン上のどのユーザーとも一致しません。

原因

1. マシン キーまたはクライアント ID/クライアント シークレットが接続に使用されていますが、Orchestrator の Unattended ロボットの資格情報がマシン上のどのユーザーとも一致しません。
2. ユーザーが特定の Windows ユーザー アカウントを使用していません。

解決方法

• [テナント] → [アクセス権を管理] → [ユーザーを編集] → [無人オートメーションの設定] → [ドメイン/ユーザー名] でユーザーの詳細情報を確認します。

1431

接続ステータス

• 接続済みだがライセンス取得不可

エラー メッセージ

• 認証トークンが無効です。

原因

• Orchestrator への接続を維持するために使用される認証トークンの有効期限が切れているか、無効になっています。

解決方法

1. Orchestrator でのロボットの設定が正しいこと、および Attended ライセンスが利用可能であることを確認します。
2. Orchestrator への接続を切断し、マシン キーまたは対話型サインインを使用して再接続します。

1900

接続ステータス

• 接続済みだがライセンス取得不可

エラー メッセージ

• LicenseName ロボットは使用できません。ライセンスを更新してください。

原因

• ロボットが接続されている Orchestrator テナントに、要求された種類に対して利用可能なライセンスがありません。この問題は、複数のロボットが 1 つのライセンスを共有している場合に発生する可能性があります。

解決方法

• Automation Cloud の [管理] パネルでライセンスの割り当てを確認します。

1912

このエラー コードは、Automation Suite に適用されます。

接続ステータス

• 接続済みだがライセンス取得不可

エラー メッセージ

• アクションを実行できません。有効なライセンスが必要です。

原因

• ロボットが接続されている Orchestrator テナントに利用可能なライセンスがありません。

1913

このエラー コードは、サービス URL 接続に適用されます。

接続ステータス

• 接続済みだがライセンス取得不可

エラー メッセージ

• サーバー上に利用可能なライセンスがありません。

原因

1. ロボットが接続されている Orchestrator テナントに利用可能なライセンスがありません。
2. ユーザーには Unattended ライセンスのみが割り当てられていますが、Attended ライセンスを必要とする対話型サインインを使用して Orchestrator に接続しています。
3. ユーザーにはライセンスが 1 つだけしか割り当てられていないにもかかわらず、2 つの異なるマシンを使用しています。

解決方法

1. テナントに十分なライセンスがあることを確認します。ライセンスを割り当てるには、[管理] → [テナント] → [ライセンスの割り当てを編集] アイコンにアクセスします。
2. • 代わりにマシン キーを使用し、すべての要件が Orchestrator で正しく定義されていることを確認してください。
   • ユーザーに Attended ライセンスが割り当てられている場合は、[個人オートメーションの設定] の [ユーザーによるオートメーションの実行を有効化] が有効化されていることを確認します。
3. 1 つのライセンスを 2 台のマシンで使用するには、1 台目のマシンを切断してから 2 台目のマシンに接続する必要があります。

1914

このエラー コードは、マシン キー接続に適用されます。

接続ステータス

• 接続済みだがライセンス取得不可

エラー メッセージ

• サーバー上に利用可能なライセンスがありません。

原因

1. ロボットが接続されている Orchestrator テナントに利用可能なライセンスがありません。
2. ユーザーにはライセンスが 1 つだけしか割り当てられていないにもかかわらず、2 つの異なるマシンを使用しています。

解決方法

1. テナントに十分なライセンスがあることを確認します。ライセンスを割り当てるには、[管理] → [テナント] → [ライセンスの割り当てを編集] アイコンにアクセスします。
2. 1 つのライセンスを 2 台のマシンで使用するには、1 台目のマシンを切断してから 2 台目のマシンに接続する必要があります。

1921

このエラー コードは Assistant に表示されます。

接続ステータス

• 接続済み、ライセンスなし

エラー メッセージ

• マシン ライセンスがオフになっているため、ライセンスが取得できません。

原因

• ロボットを Orchestrator に接続するために使用したマシンが無効化されています。

解決方法

• 「マシンを有効化/無効化する」の説明を参照し、Orchestrator へのロボットの認証に使用するマシンを有効化します。