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Orchestrator インストール ガイド
Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
Last updated 2024年10月7日

サーバーの役割と機能

次のサーバーの役割と機能は、InstallRolesAndFeatures.ps1 PowerShell スクリプトによりインストールされます。
  1. [Web サーバー (IIS)] > [Web サーバー] > [HTTP 共通機能] の順序で展開します。リストには、次の項目が含まれています。

    • 既定のドキュメント
    • HTTP エラー
    • 静的なコンテンツ
  2. [Web サーバー (IIS)] > [Web サーバー] > [セキュリティ] の順序で展開します。リストには、次の項目が含まれます。

    • 要求フィルター
    • URL 認可
    • Windows 認証
  3. [Web サーバー (IIS)] > [Web サーバー] > [アプリケーション開発] の順序で展開します。リストには、次の項目が含まれています。

    • ASP.NET45
    • .NET 拡張機能 4.5
    • Application Initialization
    • ISAPI 拡張
    • ISAPI フィルター
    • WebSocket

      注: Windows Server 2019 には既定で ASP.NET47 が組み込まれています。.NET 拡張機能 4.7 も既定で選択されています。
  4. [Web サーバー (IIS)] > [Web サーバー] > [管理ツール] の順序で展開します。リストに次の項目が表示されます。

    • IIS 管理コンソール
  5. 役割と機能の追加ウィザード > [機能] にアクセスして、以下の項目を有効化します。

    • NFS のクライアント
インストールの完了後、ブラウザーを開いて http://computername/ にアクセスします。コンピューター名が不明な場合は、コマンド プロンプトを開いて「hostname」と入力するか、コントロール パネルのシステムを開いてコンピューター名を検索します。


http://computername/ アドレスを開いた結果が、IISの既定ページとなります。



上の画像のようなページが表示されない場合、IIS サーバーが稼働しポート 80 が開かれていることを確認する必要があります。既定では、サーバーにバインドする IP に対し、IIS はポート 80 の接続をリッスンします。

指定の IP にホスト ヘッダーやバインド セットがない場合でも発生します。これにより、ポート 80 で複数の Web サーバーが稼働することを防ぐことができます。

指定された IP をリッスンするように IIS を設定するには、以下の手順に従います。

注: Windows サーバーで必要となる最低バージョン: 2012/IIS 8。
  1. 管理者権限でコマンド プロンプトを開き、netsh と入力します。
  2. http を入力します。
  3. リッスンする現在の IP リストを表示するため、show iplisten コマンドを入力します。IP が表示されない場合は、IIS は既定として全 IP をリッスンします。


  4. 指定の IP をリッスンするよう IIS を設定するため、add iplisten ipaddress=0.0.0.0 コマンドを設定します。0.0.0.0が適切な IP と置き換えられていることを確認してください。その他のアドレスに対し、再度コマンドを実行します。


  5. 終了する場合は、exit を入力してください。
  6. (任意) リストから IP を削除する必要がある場合は、delete iplisten ipaddress=0.0.0.0 というコマンドを使用します。
  7. 変更を適用するため、iisreset コマンドを用いて IIS を再起動します。

ファイル拡張子

Orchestrator では、次のファイル拡張子へのアクセスが必要です。

ファイルの種類

説明

.nupkg

オートメーションのパッケージとライブラリに使用します。

.json

キューのスキーマのアップロードに使用します。

.csv

キュー アイテムとカレンダーのアップロード、ならびにログと監査記録のダウンロードに使用します。

.png / .svg

Orchestrator インスタンスにユーザー設定のロゴを追加するために使用します。

.txt

Orchestrator のライセンス ファイルをアップロードするために使用します (オフライン アクティベーションに限る)。

.ttf/.eot/.otf/.woff/.woff2

フォント ファイルにアクセスするために使用します。

.html

Orchestrator のページとそのコンテンツの表示に使用します。

.js

アプリケーション ロジックの実装に使用します。

.css

外観、レイアウト、プレゼンテーションに使用します。

重要: ストレージ バケットの種類に Orchestrator を使用する場合、上記のリスト以外のファイル拡張子も使用できます。
  • ファイル拡張子

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