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Orchestrator インストール ガイド

Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
最終更新日時 2024年10月7日

Orchestrator インストールのトラブルシューティング

パッケージの移行が完了しました。一部のパッケージの移行に失敗しました。

いくつかのパッケージで移行に失敗するとスローされます。以下の項目を確認してください。

  • 空きディスク容量が十分にあること - 移行済みのパッケージを同じマシンに保存する場合は、パッケージ サイズの 2 倍以上の容量が確保されていることを確認します。たとえば、パッケージが 1GB のストレージを占有する場合、少なくと 2 GB の空き容量が必要です。
  • 適切な権限が与えられていること - パッケージに対する読み取り書き込みの権限が必要です。

回避策: 自動的に移行されなかったパッケージは、Orchestrator のパッケージ アップロード機能を使用してアップロードできます。手動で Orchestrator にパッケージをアップロードする方法は、こちらをご覧ください。

リモート証明書が無効です。

これは、証明書の公開鍵がインポートされていない場合、またはローカル マシンの信頼されたルート証明書機関に証明書の公開鍵がインポートされていない場合に発生します。詳細については、「Web 証明書」をご覧ください。

無効な ID アクセス トークン認証オプションです。Web.config を確認してください。

このエラーは、Azure App Service のインストール スクリプトの使用時に Orchestrator と一緒に Identity Server をインストールしていない場合に発生する可能性があります。Orchestrator は Identity Server でのみ動作するため、どちらもインストールする必要があります。

この問題を解決または回避するには、こちらに記載されているすべての手順に従って Orchestrator と一緒に Identity Server をインストールしてください。

リダイレクトが多すぎます。

このエラーが発生する可能性のある状況は以下のとおりです。

証明書 URL の不一致

Identity Server の SSL 証明書が Orchestrator および Identity Server で使用されている URL と一致しない場合、Too Many Redirects のエラーが発生する可能性があります。
この問題が当てはまるかどうかを確認するには、Orchestrator の web.config ファイル内の ExternalAuth.System.OpenIdConnect.Authority キーと IdentityServer.Integration.Authority キーの値を取得し、それらを Chrome ブラウザーで開きます。証明書に問題があるかどうかがブラウザーに表示されます。

ASP.NET Core Web ホスティング バンドルのインストールの問題

ASP.NET Core Web ホスティング バンドルが適切にインストールされていないと、Too Many Redirects のエラーが発生する可能性があります。
この問題が当てはまるかどうかを確認するにはブラウザーで https://localhost/identity を開きます。500.19 Error Code: 0x8007000d のエラーが表示される場合は web.config ファイルが存在しないか、形式が正しくありません。

この問題に確実に対処するには、ASP.NET Core Web ホスティング バンドルを再インストールします。

Orchestrator と Identity Server 間の URL の不一致

Too Many Redirects のエラーは、UiPath Orchestrator セットアップ ウィザード[ホスト名][Orchestrator パブリック URL] のフィールドの値が異なる場合に発生する可能性があります。インストール時には、ウィザードの「Orchestrator IIS 設定」手順の [ホスト名]、および「Identity Server の設定」手順の [Orchestrator パブリック URL] に同一の URL を入力するようにしてください。
重要: [Orchestrator パブリック URL] フィールドには特に注意してください。このフィールドにはローカル サーバーの URL が自動入力されるため、Orchestrator のホスト名と一致していない可能性があります。

上記のような Identity Server の設定ミスに対する回避策として、Orchestrator の UiPath.Orchstrator.dll.config ファイル および Identity Server の [identity].[ClientRedirectUris] データベース テーブル内で、誤った値 (ローカル サーバーの URL である可能性が高い) を Orchestrator のホスト名に変更してください。

この回避策で必要な変更が完了したら、コマンドライン ユーティリティ IISReset を使用して IIS を再起動し、ブラウザーを再起動します。これで Orchestrator にログインできるようになります。

UiPath.Orchestrator.dll.config で必要な変更

Orchestrator の UiPath.Orchestrator.dll.config ファイル内の以下のキーを、Orchestrator のホスト名に使用されている値に更新します。
  • IdentityServer.Integration.Authority
  • ExternalAuth.System.OpenIdConnect.Authority
  • ExternalAuth.System.OpenIdConnect.RedirectUri
  • ExternalAuth.System.OpenIdConnect.PostLogoutRedirectUri

    <add key="IdentityServer.Integration.Authority" value="https://Orchestrator/Identity" />
    <add key="ExternalAuth.System.OpenIdConnect.Authority" value="https://Orchestrator/Identity" />
    <add key="ExternalAuth.System.OpenIdConnect.RedirectUri" value="https://Orchestrator/signinsystemopenidconnect" />
    <add key="ExternalAuth.System.OpenIdConnect.PostLogoutRedirectUri" value="https://Orchestrator" /><add key="IdentityServer.Integration.Authority" value="https://Orchestrator/Identity" />
    <add key="ExternalAuth.System.OpenIdConnect.Authority" value="https://Orchestrator/Identity" />
    <add key="ExternalAuth.System.OpenIdConnect.RedirectUri" value="https://Orchestrator/signinsystemopenidconnect" />
    <add key="ExternalAuth.System.OpenIdConnect.PostLogoutRedirectUri" value="https://Orchestrator" />
    注: 上記の https://Orchestrator の出現箇所は、すべてお使いの Orchestrator のホスト名に置き換えて理解してください。

[identity].[ClientRedirectUris] で必要な変更

Identity Server の [identity].[ClientRedirectUris] データベース テーブル内の不適切なエントリを、UiPath.Orchestrator.dll.configExternalAuth.System.OpenIdConnect.RedirectUri キーで見つかる値に更新します。
たとえば、RedirectUri がローカル サーバーの URL を誤って示していた場合は https://Orchestrator/signinsystemopenidconnect を示すように変更します。
注: 上記の https://Orchestrator の箇所は、すべてお使いの Orchestrator のホスト名の値に置き換えて理解してください。

リソース カタログのインストールに関する問題

Orchestrator v2022.4 にアップグレードする際、タグを使用してリソースを整理できるようにするサービスであるリソース カタログが、Orchestrator で使用されるメイン アプリケーション プールと同じ設定で新しいアプリケーション プールをインストールします。

この自動操作が万が一正常に実行されない場合は、リソース カタログは、コマンド ラインからインストーラーを再実行しアプリケーション プール パラメーターの APPPOOL_USER_NAMEAPPPOOL_PASSWORD を設定するようユーザーに求めます。

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