- 基本情報
- 要件
- ベスト プラクティス
- インストール
- インストールに関する考慮事項
- インストールについて
- Azure Marketplace のデプロイ
- プラットフォーム構成ツール
- Webhook の AppSettings.json
- Orchestrator インストールのトラブルシューティング
- テレメトリをオプトアウトする
- 更新
- Identity Server
- 起動エラーのトラブルシューティング

Orchestrator インストール ガイド
いくつかのパッケージで移行に失敗するとスローされます。以下の項目を確認してください。
- 空きディスク容量が十分にあること - 移行済みのパッケージを同じマシンに保存する場合は、パッケージ サイズの 2 倍以上の容量が確保されていることを確認します。たとえば、パッケージが 1GB のストレージを占有する場合、少なくと 2 GB の空き容量が必要です。
- 適切な権限が与えられていること - パッケージに対する読み取りと書き込みの権限が必要です。
回避策: 自動的に移行されなかったパッケージは、Orchestrator のパッケージ アップロード機能を使用してアップロードできます。手動で Orchestrator にパッケージをアップロードする方法は、こちらをご覧ください。
これは、証明書の公開鍵がインポートされていない場合、またはローカル マシンの信頼されたルート証明書機関に証明書の公開鍵がインポートされていない場合に発生します。詳細については、「Web 証明書」をご覧ください。
このエラーは、Azure App Service のインストール スクリプトの使用時に Orchestrator と一緒に Identity Server をインストールしていない場合に発生する可能性があります。Orchestrator は Identity Server でのみ動作するため、どちらもインストールする必要があります。
この問題を解決または回避するには、こちらに記載されているすべての手順に従って Orchestrator と一緒に Identity Server をインストールしてください。
このエラーが発生する可能性のある状況は以下のとおりです。
証明書 URL の不一致
Too Many Redirects
のエラーが発生する可能性があります。
web.config
ファイル内の IdentityServer.Integration.Authority
キーの値を取得し、それを Chrome ブラウザーで開きます。証明書に問題があるかどうかがブラウザーに表示されます。
ASP.NET Core Web ホスティング バンドルのインストールの問題
Too Many Redirects
のエラーが発生する可能性があります。
500.19 Error Code: 0x8007000d
のエラーが表示される場合は web.config
ファイルが存在しないか、形式が正しくありません。
この問題に確実に対処するには、ASP.NET Core Web ホスティング バンドルを再インストールします。
Orchestrator と Identity Server 間の URL の不一致
Too Many Redirects
のエラーは、UiPath Orchestrator セットアップ ウィザードの [ホスト名] と [Orchestrator パブリック URL] のフィールドの値が異なる場合に発生する可能性があります。インストール時には、ウィザードの「Orchestrator IIS 設定」手順の [ホスト名]、および「Identity Server の設定」手順の [Orchestrator パブリック URL] に同一の URL を入力するようにしてください。
上記のような Identity Server の設定ミスに対する回避策として、Orchestrator の UiPath.Orchstrator.dll.config ファイル および Identity Server の [identity].[ClientRedirectUris] データベース テーブル内で、誤った値 (ローカル サーバーの URL である可能性が高い) を Orchestrator のホスト名に変更してください。
IISReset
を使用して IIS を再起動し、ブラウザーを再起動します。これで Orchestrator にログインできるようになります。
UiPath.Orchestrator.dll.config
で必要な変更
UiPath.Orchestrator.dll.config
ファイル内の以下のキーを、Orchestrator のホスト名に使用されている値に更新します。
-
IdentityServer.Integration.Authority
<add key="IdentityServer.Integration.Authority" value="https://Orchestrator/Identity" />
<add key="IdentityServer.Integration.Authority" value="https://Orchestrator/Identity" />注: 上記のhttps://Orchestrator
の出現箇所は、すべてお使いの Orchestrator のホスト名に置き換えて理解してください。