action-center
2020.10
false
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UiPath logo, featuring letters U and I in white
サポート対象外
Action Center
Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
Last updated 2024年5月21日

インストールの手順

  1. Windows インストーラーを実行します。
  2. [ライセンス契約の条件に同意します。] チェックボックスをオンにして契約条項に同意し、[次へ] をクリックします。[Action Center IIS Settings] 選択ウィンドウが表示されます。


  3. IIS 設定に必要な変更を行います:
    • インストール パス - 既定のパスを任意のパスに変更します。ユーザープロファイルのパス (C:\Users) は使用しないでください。IIS AppPool<Apppoolname> はこのパスに対する適切な権限がないからです。インストール ディレクトリに対する読み取りおよび書き込み権限が必要です。
    • ホスト名 - ホスト名が自動入力されます。ネットワーク ドメイン下のサーバーの場合、検出可能なマシン名が HKM レジストリ キーから読み取られます。インストーラーがレジストリ値を見つけられない場合、ローカルのホスト名が表示されます。
    • ポート - サーバー上の未使用のポートです。Orchestrator と同じサーバーにインストールする場合は、Orchestrator とは異なるポートを使用します。
    • SSL 証明書 - 接続のセキュリティ保護に使用する SSL 証明書のサブジェクトまたは拇印です。既定では、フル コンピューター名が入力されています。使用できる SSL 証明書について詳しくは、Action Center の「インストールの前提条件」をご覧ください。
  4. [次へ] をクリックします。[Action Center Application Pool Settings] ウィンドウが表示されます。


  5. 必要に応じて編集可能なオプションを設定します。
    • ID - UiPath Action Center の Web サイトを実行する ID を選択できます。利用可能なオプションは次のとおりです。

      • アプリケーション プール ID - アプリケーション プールの既定の ID で Action Center の Web サイトを実行します。
      • 特定のユーザー - 既存の Windows またはドメインの ID で Action Center の Web サイトを実行します。このオプションを選択すると、[ユーザー名] フィールドと [パスワード] フィールドが表示され、実行する ID を指定できます。

        アプリケーション プール ID の詳細については、 Microsoft の公式ドキュメントをご覧ください。

    • [次へ] をクリックします。[Action Center UiPath Identity Server] ウィンドウが表示されます。



  6. 必要に応じて編集可能なオプションを設定します。
    • Orchestrator URL - 既定のポート (443 または 80) ではない場合にのみ、URL にポート情報を指定します。
    • ID URL - Identity Server の URL を指定します。Orchestrator URL とサフィックス /identity が自動的に入力されます。
    • Action Center URL - 入力したホスト名とポート情報に基づいて自動的に入力されます。Action Center アプリケーションがリバース プロキシまたはロード バランサーの背後で構成されている場合は、ユーザーに表示される URL を指定します。
    • ID インストール トークン - ID 管理ポータルから取得するアクセス トークンです。ID 管理ポータルへのアクセス方法について詳しくは、「ID 管理ポータルにアクセスする」をご覧ください。
  7. [次へ] をクリックします。インストール プロセスが開始します。これで、Action Center を使用できます。

Action Center へのアクセス

ビジネス ユーザーは、URL (https://<actioncenterhost>:<port>/) を使用して Action Center にアクセスできます。資格情報を使用することで、UiPath Identity Server を介して特定のテナントにログインできます。
ログインすると、[アクション] ページ (https://<actioncenterhost>:<port>/actions/) にリダイレクトされます。[プロセス] ページ (https://<actioncenterhost>:<port>/processes/) には画面左側のメニューから移動できます。[プロセス] ページには、URL (https://<actioncenterhost>:<port>/processes) を使用して直接アクセスすることもできます。

Action Center からのストレージ バケットの要求を受け入れるよう Orchestrator を設定する

Action Center 内の機能のうち、Orchestrator のストレージ バケットに依存する機能 (フォーム アクション、ドキュメント分類アクション、ドキュメント検証アクションにおける画像と PDF のレンダリング) が期待どおりに動作するためには、Orchestrator で次の設定を変更する必要があります。

  1. Action Center から Orchestrator への要求を受け入れる
  2. Orchestrator インストール フォルダーに移動します。
  3. 管理者権限で UiPath.Orchestrator.dll.config ファイルを開きます。
  4. AcceptedRootUrls パラメーターを使用して、認可セクションに Action Center の URL を追加します。
    例: <add key="AcceptedRootUrls" value="http://localhost:6234,https://ACTION_CENTER_ROOT_URL:PORT" />
    重要:
    • AcceptedRootUrls キーの値に空白文字が含まれていないことを確認してください。
    • ポートの値が 80 または 443 (既定のポート) 以外の場合にのみ、ポートの値を追加します。
  5. Orchestrator Web サイトに対し、IIS で OPTIONS 動詞を許可する
  6. IIS に移動します。
  7. [サイト] のリストから [UiPath Orchestrator] を選択します。
  8. [要求フィルター] をクリックします。[要求フィルター] ウィンドウが表示されます。
  9. ウィンドウを右クリックして [動詞の許可] を選択します。


  10. OPTIONS」と入力し、[OK] をクリックします。


  11. IIS をリセットし、変更を反映させます。

Amazon S3 や Azure などのその他のストレージ バケットに対する CORS および CSP の設定方法について詳しくは、「CORS/CSP の設定」をご覧ください。

コマンド ライン パラメーター

UiPath Action Center Windows インストーラー (UiPathActionCenter.msi) がある場合は、コマンド ラインを使用して UiPath スイート全体のインストールや更新を行えます。以下の表は Orchestrator で使用できるパラメーターのリストです。また、いくつかの例も紹介しています。

パラメーター

説明

/q

特定の UiPath 機能のサイレント モードでのインストールに対応していますが、ユーザー インターフェイスは表示されません。

/L*V <LogFile>

インストーラーのログ ファイルを指定したパスに生成します。インストール プロセスの間に問題が発生した場合は、理由を問わず、UiPath サポート チームにファイルを送信できます。

HOST_NAME

Action Center がインストールされているデバイスのホスト名です。

WEBSITE_PORT

サーバー上の未使用のポートです。Orchestrator と同じサーバーにインストールする場合は、Orchestrator と異なるポートを使用します。指定しない場合、HTTPS の有効化には既定値 (443) が使用されます。

CERTIFICATE_SUBJECT

Action Center との接続のセキュリティ保護に使用する SSL 証明書の名前です。指定しない場合、既定では完全なコンピューター名が使用されます。同じサブジェクトを持つ証明書が複数ある場合は、拇印を指定してください。

INSTALLDIR

Action Center をユーザーが設定した場所にインストールできます。既定では C:\Program Files (x86)\UiPath\ActionCenter にインストールされます。

:fa-warning: インストール ディレクトリに対する読み取りおよび書き込み権限が必要です。

PORT_FIREWALL

このポートにファイアウォール ルールを自動的に追加するかどうかを選択できます。使用できるオプションは次のとおりです。

  • 0 - ファイアウォール ルールは追加されません。
  • 1 - ファイアウォール ルールが追加されます。

PORT_DO_VALIDATE

Web サイトのポートに対して可用性の検証を実行するかどうかを選択できます。利用可能なオプションは次のとおりです。

  • 0 - 検証が実行されます。
  • 1 - 検証が実行されます。

既定値は 1 です。

APPPOOL_IDENTITY_TYPE

Action Center に使用しているアプリケーション プールの種類です。利用可能なオプションは次のとおりです。

  • SpecificUserApplicationPoolIdentity

APPPOOL_USER_NAME

アプリケーション プールを実行しているユーザー名です。APPPOOL_IDENTITY_TYPEUSER に設定した場合にのみ、このパラメータを含める必要があります。

APPPOOL_USER_PASSWORD

アプリケーション プールを実行しているユーザーのパスワードです。APPPOOL_IDENTITY_TYPEUSER に設定した場合にのみ、このパラメータを含める必要があります。

ORCHESTRATOR_URL

Orchestrator インスタンスの URL です。Action Center による Orchestrator とのすべての通信に使用されます。

IDENTITY_URL

Identity Server インスタンスの URL です。

ACTION_CENTER_URL

Action Center のベース URL です。

IDENTITY_INSTALLATION_TOKEN

ID 管理ポータルから取得するアクセス トークンです。詳細については、ID 管理ポータルへのアクセスに関するこちらのページをご覧ください。

以下の例では、UiPathActionCenter.msi インストーラーが置かれているディレクトリにいることを前提としています。たとえば、cd D:\UiPathActionCenter.msi などのコマンドでこれを行うことができます。

Action Center のクリーン インストール

msiexec /i UiPathActionCenter.msi^
HOST_NAME="ACTION_CENTER_HOSTNAME"^
WEBSITE_PORT="444"^
CERTIFICATE_SUBJECT="ACTION_CENTER_HOSTNAME"^
INSTALLDIR="C:\Program Files (x86)\UiPath\ActionCenter"^
APPPOOL_IDENTITY_TYPE="ApplicationPoolIdentity"^
PORT_FIREWALL="1"^
ORCHESTRATOR_URL="https://ORCHESTRATOR_URL"^
IDENTITY_URL="https://ORCHESTRATOR_URL/identity"^
ACTION_CENTER_URL="https://ACTION_CENTER_HOSTNAME:444/"^
IDENTITY_INSTALLATION_TOKEN="eyJhbGciOiJSUzI1NiIsImtpZCI6IkUyNjk3MDQzQjE1Q0QwRDlBMjBCQkZGODVGQjkyMTk2NkI4N0VFQTQiLCJ0eXAiOiJKV1QiLCJ4NXQiOiI0bWx3UTdGYzBObWlDN180WDdraGxtdUg3cVEifQ.eyJuYmYiOjE1OTkwNjk0NTQsImV4cCI6MTU5OTA3MzA1NCwiaXNzIjoiaHR0cHM6Ly9ndXJwcmVldHVpcGF0aC9pZGVudGl0eSIsImNsaWVudF9pZCI6ImdlbmVyYXRlZENsaWVudCIsImF1ZCI6IklkZW50aXR5U2VydmVyQXBpIiwic2NvcGUiOlsiSWRlbnRpdHlTZXJ2ZXJDbGllbnRNYW5hZ2VtZW50Il19.MV9ehC8D5uBcg8PFRb8FPHv05oeFRwZgJURv2GUcmUxvQo3hzdjsxomMXoCHJiNQlqLxqsIzYrgfjwKcpVEchfyWl6HcqKvT_1s8eC3DP9qdrQJtuCrBJqgUcC99v3NaJ6UbdKYVtFDiPlIEetmqsl5ET2Dp0lNxxWle5Zp_p91U-I7SqRHz8lOm0oG0pyKeft53S7jM5Jj2Utr7bLb46ci2cmLgrwsH3Mu7rKOUCtfGHgaNvXoW5XZh9s2OYitZ-XRkCuncjXKoo9pSz7jq8MqVaLnxVRcFrpH2kDRfUew4CMeMJ-lx75maxWyElp9RnxDPykD6wXJAIPFsnuTqQA"^
/L*V "C:\InstallationLogs.log"^
/qmsiexec /i UiPathActionCenter.msi^
HOST_NAME="ACTION_CENTER_HOSTNAME"^
WEBSITE_PORT="444"^
CERTIFICATE_SUBJECT="ACTION_CENTER_HOSTNAME"^
INSTALLDIR="C:\Program Files (x86)\UiPath\ActionCenter"^
APPPOOL_IDENTITY_TYPE="ApplicationPoolIdentity"^
PORT_FIREWALL="1"^
ORCHESTRATOR_URL="https://ORCHESTRATOR_URL"^
IDENTITY_URL="https://ORCHESTRATOR_URL/identity"^
ACTION_CENTER_URL="https://ACTION_CENTER_HOSTNAME:444/"^
IDENTITY_INSTALLATION_TOKEN="eyJhbGciOiJSUzI1NiIsImtpZCI6IkUyNjk3MDQzQjE1Q0QwRDlBMjBCQkZGODVGQjkyMTk2NkI4N0VFQTQiLCJ0eXAiOiJKV1QiLCJ4NXQiOiI0bWx3UTdGYzBObWlDN180WDdraGxtdUg3cVEifQ.eyJuYmYiOjE1OTkwNjk0NTQsImV4cCI6MTU5OTA3MzA1NCwiaXNzIjoiaHR0cHM6Ly9ndXJwcmVldHVpcGF0aC9pZGVudGl0eSIsImNsaWVudF9pZCI6ImdlbmVyYXRlZENsaWVudCIsImF1ZCI6IklkZW50aXR5U2VydmVyQXBpIiwic2NvcGUiOlsiSWRlbnRpdHlTZXJ2ZXJDbGllbnRNYW5hZ2VtZW50Il19.MV9ehC8D5uBcg8PFRb8FPHv05oeFRwZgJURv2GUcmUxvQo3hzdjsxomMXoCHJiNQlqLxqsIzYrgfjwKcpVEchfyWl6HcqKvT_1s8eC3DP9qdrQJtuCrBJqgUcC99v3NaJ6UbdKYVtFDiPlIEetmqsl5ET2Dp0lNxxWle5Zp_p91U-I7SqRHz8lOm0oG0pyKeft53S7jM5Jj2Utr7bLb46ci2cmLgrwsH3Mu7rKOUCtfGHgaNvXoW5XZh9s2OYitZ-XRkCuncjXKoo9pSz7jq8MqVaLnxVRcFrpH2kDRfUew4CMeMJ-lx75maxWyElp9RnxDPykD6wXJAIPFsnuTqQA"^
/L*V "C:\InstallationLogs.log"^
/q

Action Center のアンインストール

msiexec /uninstall UiPathActionCenter.msimsiexec /uninstall UiPathActionCenter.msi

テレメトリをオプトアウトする

UiPath は、問題の診断および Action Center の改善を目的として、使用状況とパフォーマンスに関するデータを収集しています。UiPath が収集する情報には、UiPath 製品情報、オペレーティング システム、ブラウザーのバージョンが含まれることがあります。UiPath プライバシー ポリシーのプラクティスについては、プライバシー ポリシーをご覧ください。

Action Center のデータ収集は、DisableTelemetry という名前の appsettings.json パラメーターで制御されています。これは、インストール プロセス中は既定で false に設定されています。Action Center の使用状況やパフォーマンスに関するデータ収集の送信を拒否するには、この値を true に設定します。
注: Action Center の appsettings.json ファイルは <installation_directory>/ActionCenterService/ にあります。既定のインストール ディレクトリは C:/Program Files (x86)/UiPath/ActionCenter/ です。

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