- リリース ノート
2024 年 7 月
[トランザクション] ウィンドウから [処理中] のキュー アイテムを手動で削除できるようになりました。これは非常に要望が多かったオプションであり、これによって自動化作業が楽になるものと確信しています。このために必要な操作は、他のステータスのアイテムの場合と同じように、目的のキュー アイテムを選択して [削除] をクリックするだけです。
[監視] の [API 監査] タブが強化され、過去 7 日分の監査データを .csv レポートとしてダウンロードできるようになりました。これは、新しい [レポートをエクスポート] ボタンを使用して実行できます。このボタンには、[キュー アイテム] と [ジョブ] の 2 つのオプションがあります。生成されたレポートはバックグラウンドで自動的にダウンロードされます。また、[マイ レポート] ページでも利用できます。
このオプションは発表時には有効化されていませんでしたが、まもなくすべてのユーザーが利用できるようになる予定です。最新のお知らせをお待ちください。
テナント内のリソースを検索する際に、[種類] 列に次のようなリソース カテゴリが表示されるようになりました。
- トリガー (時刻)
- トリガー (キュー)
- トリガー (イベント)
- マシン (テンプレート)
- マシン (ACR 仮想マシン)
- マシン (ACR サーバーレス)
GetAll - Jobs
エンドポイントは InputArguments
および OutputArguments
を返さなくなります。カナリア以外のテナントで予期しない変更が発生した場合は、製品サポート チームにお問い合わせください。
GET/odata/Jobs/?<filters>
と GET/odata/QueueItems/?<filters>
のエンドポイントに以下のレート制限が適用されるようになりました。
- オートメーション以外の使用では 100 要求/分/テナント。これは、PowerShell スクリプトやサードパーティの監視ツールなど、プロセス外部の API 連携から発生する API 呼び出しを指します。
- オートメーションの使用では 1,000 要求/分/テナント。これは、[キュー アイテムを取得]、[ジョブを取得]、および [Orchestrator への HTTP 要求] のアクティビティから発生する API 呼び出しを指します。
コンテキストの「レート制限」をご覧ください。
ユーザーからのフィードバックを踏まえ、Orchestrator の監視エクスペリエンスを刷新、改良しました。
テナントレベルおよびフォルダーレベルの [監視] ウィンドウの [マシン]、[プロセス]、[キュー] の各タブに、新たに強化されたリアルタイムの監視ビューを追加しました。このビューには、前述のタブの [強化された監視] オプションを使用して切り替えることができます。
このビューには、Insights のダッシュボードに基づくリアルタイムの詳細な情報が含まれるため、オートメーションのあらゆる動作を注意深く監視し、必要に応じて必要なアクションを実行できます。
このビューは、Community プランの組織では既定で、Enterprise プランの組織ではオプトインが必要です。
このビューはまもなく全ユーザーに対して既定になり、今後利用できるビューはこのビューだけになることに注意してください。
追記 (2024 年 7 月 11 日)
GET/odata/Jobs
エンドポイントからの InputArguments
および OutputArguments
のデータ フィールドの削除を、予定よりも若干前倒しして開始することを決定しました。こちらのリリース ノートに記載されているように、一部のリージョンでは、Enterprise テナントへのロールアウトが 7 月 9 日に開始されました。
レート制限のロールアウトは、当初の発表どおりに続行されます。
オートメーションを中断や問題なしに実行し続けることができるようにするため、新しいレート制限レイヤーを追加しました。オートメーションの使用、具体的には [キュー アイテムを取得] アクティビティと [ジョブを取得] アクティビティから発生する使用の上限が、100 API 要求/分/テナントに代わって 1,000 API 要求/分/テナントになります。
タイムライン
実装の観点から 7 月に期待できる点は次のとおりです。
エンドポイント |
操作 |
Community テナントおよびカナリア テナントへのロールアウト |
Enterprise テナントへのロールアウト |
---|---|---|---|
GET/odata/Jobs/?<filters> | このエンドポイントに対する呼び出しの上限は、オートメーション以外の使用では 100 要求/分/テナント、オートメーションの使用では 1,000 要求/分/テナントです。 | 7 月 15 日 | 7 月 22 日からローリングベースで月末まで |
GET/odata/QueueItems/?<filters> | このエンドポイントに対する呼び出しの上限は、オートメーション以外の使用では 100 要求/分/テナント、オートメーションの使用では 1,000 要求/分/テナントです。 | 7 月 15 日 | 7 月 22 日からローリングベースで月末まで |
GET/odata/Jobs | InputArguments および OutputArguments のデータ フィールドは、このエンドポイントから省略されます。
| N/A | 7 月 22 日からローリングベースで月末まで |
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